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2019年2月22日
製品・サービス / トピックス
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)は、2019年2月22日(金)、「帳票認識ライブラリー」(※1)のオプション製品として、手書き文字の認識精度を改善した「帳票認識ライブラリー AI手書き文字認識オプション」の提供を開始しました。労働生産性向上の機運が高まる中、紙文書のデジタル保存業務などの効率化を図るため、当社OCR製品にAI技術を付加し手書き文字の認識精度を向上しています。
▼「帳票認識ライブラリー AI手書き文字認識オプション」製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/formocr_option.html
手書き文字は文字サイズのばらつきや書き癖など機械による読み取りが困難な文字が多く、正確なデータ化に課題がありました。「働き方改革関連法」が成立し、2019年4月1日(月)より長時間労働の是正など関連法が施行されることにより、手書きによる各種書類を扱う現場では働き方の見直しが求められています。すでにOCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)を活用した紙文書の電子化は進みつつありますが、現場では業務効率化の手段としてより高精度なOCR技術が求められてきました。
今回、パナソニックはAI技術「ディープラーニング」を活用した「帳票認識ライブラリー AI手書き文字認識オプション」を開発し、申込書や請求書、アンケート用紙などの「住所」「氏名」「会社名」「電話番号」の手書き文字の認識精度を高めました。手書き文字の誤読率を75%(※2)改善し、紙帳票のデータ入力やチェックを省力化することで、データエントリー業務の効率化など働き方改革への取り組みをサポートします。
今後もパナソニックでは、お客様の業務自動化、労働生産性向上に貢献するため、AI、ICT技術を生かしたOCR技術の開発、サービスの改良に取り組んでいきます。
【機能概要】
・隣接文字同士が接触している手書き文字の認識に対応
・「村」など、部首が左右に分かれている漢字の認識に対応
・「パナソニック」の「ッ」など、カタカナの小さい文字の認識に対応
※1:累計出荷台数1,000万台以上の実績を持ち、かすれた文字など低品質文字にも強い高精度OCRエンジンを搭載し、スキャンした注文書・勤怠管理表・アンケートなどの帳票画像から、活字、手書き文字、チェックマーク、バーコード、QRコードなどを認識し、編集可能な電子データに変換する、帳票向けOCRソフトウェア開発キットです。
※2:当社評価文書による、従来製品との比較です。
▼「帳票認識ライブラリー AI手書き文字認識オプション」製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/formocr_option.html
【お問い合わせ先】
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https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/sec/contact/agree.html
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