2025年11月25日

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業界初「周期始動方式」のバッテリー自動点検に対応した「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯を発売

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック)は、2025年10月の「消防用設備等の点検要領の一部改正」にて新たに認可された「周期始動方式」のバッテリー自動点検を業界で初めて(※1)搭載した新製品「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯を12月1日に発売します。

火災や地震などによる停電の際、バッテリーで点灯し、煙や暗闇の中で避難経路を示すのが誘導灯です。万が一の事態に本来の性能を発揮するため、6か月ごとの点検および報告が消防法によって定められています。一方で、消防設備の管理現場における点検実施者の人手不足や高齢化が課題となっています。こうした中、誘導灯のバッテリーを定期的に自動点検し点検時間を短縮できる「周期始動方式」を新たな点検方式として認可する点検要領改正が2025年10月に実施されました。

今回発売する誘導灯は、この「周期始動方式」の自動点検機能を「みるだけバッテリーチェック」機能として業界で初めて(※1)搭載した誘導灯です。従来のバッテリーの点検では、本体のボタンやリモコン操作により点検を開始し、バッテリーにより20分間(※2)点灯できるかを確認するため、点検完了までの待機時間が発生します。「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯は3か月ごとに自動で点検を行い、新たに搭載した青色のインジケーターで自動点検の実施を表示するため、点検実施者は目視確認のみでバッテリー性能の点検を完了できます。また、定期的な自動点検で充放電を行うことで、バッテリーの性能維持にもつながります。

パナソニックは今後も「みるだけバッテリーチェック」機能を搭載した製品ラインアップを順次拡充し、消防設備の点検業務の効率化と安全性向上に貢献していきます。

<特長>
1. バッテリー容量の自動チェックで点検作業の効率化
従来のバッテリー点検では、ボタンやリモコン操作により点検を開始し、バッテリーによって20分間(※2)点灯できるかを確認するため、点検完了まで待機時間が発生していました。「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯は、定期的に自動で点検を行うため、待機時間がなく、短時間で点検を完了できます。
2. 3か月ごとの定期的な放電でバッテリーを活性化
誘導灯に採用されているニッケル水素電池は、性能を最大限に発揮するために定期的な充放電が必要です。誘導灯のバッテリー点検では、バッテリーの電力を用いて実際に必要な時間点灯できるかを確認します。これにより、定期的な点検がバッテリーの性能維持に寄与します。通常、法令点検は6か月に一度ですが、「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯は3か月ごとに自動点検を実施し、バッテリーを活性化します。
※1 日本国内の誘導灯市場において、令和7年10月3日付消防予第410号における「周期始動方式」に対応するものとして。2025年11月25日現在、パナソニック調べ
※2 大規模商業施設、高層ビル、地下駅などでは60分間の点灯が定められています。

<関連情報>
・「みるだけバッテリーチェック」機能付き誘導灯
https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/facilities/exit-sign/battery-check/

記事の内容は発表時のものです。
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