【お知らせ】

Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。

画像:JR東日本 上越新幹線 長岡駅において顔認証改札機の実証実験が開始

2025年11月5日

製品・サービス / プレスリリース

JR東日本 上越新幹線 長岡駅において顔認証改札機の実証実験が開始

~映像と音響が連動する革新的な未来型改札機で、スムーズでワクワクする改札体験を実現~

パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)、JR東日本メカトロニクス株式会社と共同で実施する、上越新幹線における顔認証改札機の実証実験を、2025年11月6日から開始することをお知らせします。
長岡駅に設置される当社の改札機は、通行時に映像と音響による演出を行う未来型改札機であり、スムーズでワクワクする通行体験を実現します。

■背景

JR東日本では、Suicaをより高度なサービスプラットフォームへと進化させる改革「Suica Renaissance」を推進しています。「改札はタッチをするという当たり前を超える」ため「ウォークスルー改札」の検討を進めており、その一環として顔認証改札機の実用性検討に向けた実証実験を実施します。

当社は、世界最高水準(※)の顔認証技術を有する企業として、国内における複数の顔認証改札機の実証実験・実導入事例にお役立ちしてきました。この度、その実績を活かしながら、厳格でストレスフリー、かつ旅のワクワク感を演出する未来型改札機を開発しました。

<本改札機の特長>

1. 立ち止まったりカメラに顔をかざしにいくことなく、自然な歩行で認証可能、子供連れや荷物の多い方でもストレスフリーな通行を実現

2. 通過に伴い筐体内の映像、音響が連動し、利用者をワクワクさせる演出

3. 新幹線を意識した、未来への期待感を与える革新的なデザイン

4. 画像解析技術を活用したなりすまし対策による厳格な本人確認

<通過すると、側面のLEDディスプレイに新幹線が走る>

<改札機外観>

■実証実験概要

  1. 期間:2025年11月6日(木)~2026年3月31日(火)
    (除外期間:2025年12月25日(木)~2026年1月7日(水))
  2. 設置駅:上越新幹線 長岡駅
  3. 顔認証改札機設置箇所(長岡駅)
画像:長岡駅 改札機設置場所

当社は本実証実験を通して、精度や演出など様々な面で検証を進め、利用者の利便性向上に貢献できるよう取り組みを進めていきます。

当社は、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパスにかかげ、現場にイノベーションをもたらすことで多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指していきます。

(参考プレスリリース)
[プレスリリース]JR東日本が実施する「ウォークスルー改札」実現に向けた顔認証改札機の実証実験に参画(2025年4月8日)
https://news.panasonic.com/jp/press/jn250408-3
2025年9月18日 上越新幹線 顔認証改札機の実証実験に向けて「お客さまモニター」を募集します
https://www.jreast.co.jp/press/2025/niigata/20250918_ni02.pdf

■パナソニック コネクトの顔認証技術について

パナソニック コネクトの顔認証は、40年以上にわたるカメラの画像処理で培った画像を鮮明にする技術と、顔の特徴を学習するディープラーニング技術の応用により、米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証ベンチマークテスト(NIST FRVT 1:1)において、世界1位の評価を獲得しました。顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適に利用できます。これまで、空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで顔認証技術を応用したシステムを展開しており、1日220万回を超える固有の顔認証を行ってきました(パナソニック コネクト調べ)。今後も、世界最高水準(※)の顔認証技術と、認証の現場での使いやすさを追求するとともに、顧客企業などとの実証実験を重ねて実現したUX(ユーザー体験)デザインとの融合によって、さまざまな認証の現場を安全・安心に、かつ効率化することに貢献していきます。

▼パナソニック コネクトの顔認証ソリューションについて
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/facial-recognition/top

※2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリで世界1位を獲得。

【パナソニック コネクト株式会社について】

パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,700名の従業員を擁し、売上高は1兆3,332億円(2024年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業競争力の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。

▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei

【お問い合わせ先】

パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410
受付:9時~17時30分(土・日・祝日は受付のみ)

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。

配信元:
パナソニック コネクト株式会社

画像ダウンロード

顔認証改札機設置イメージ
側面ディスプレイ
改札機外観
長岡駅 改札機設置場所

注目ニュース