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2024年4月9日
製品・サービス / プレスリリース
Panasonic IT/IPプラットフォームKAIROS
KAIROSアライアンスパートナーは約50社まで拡大
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明、以下パナソニック)は、KAIROSアライアンスパートナーとの協業により、放送局に不可欠なブロードキャストコントローラー(以下BCC)に対応したIT/IPプラットフォームKAIROSを、世界中で全7件のお客様に納入決定したことを発表いたします。
IT/IPプラットフォームKAIROSは、CPU/GPUベースのオープンアーキテクチャの商品であり、外部機器や他社システムとの連携が容易に行えることを特長としています。その為商品提供開始以来一貫して、IT及び映像関係のメーカー・サプライヤーの各社様と協業し、放送・映像業界のお客様の映像制作を支えるための、KAIROSのシステムの拡張と統合、そして最新のテクノロジーへの対応を進めてまいりました。今回、放送局全体を統括するBCCに対し、KAIROSの特長である、システム自体の拡張性の高さとST 2110にもベースバンドにも対応している柔軟な入出力などを活かして対応することで、操作のオートメーション化を促進し、BCCのシステム全体の、ひいては放送業務の効率化に貢献しております。
KAIROSは、アライアンスパートナーであるEvertz社のMAGNUM-OS、EVS社のCerebrum、そしてLAWO社のVSM Broadcast Control Systemとの協業により、全世界で合わせて7件名(日本:放送局1件、欧州:放送局3件、米国:スポーツ運営会社1件、イベント会社1件、金融会社1件)への納入が決定しております。
また、KAIROSの提供開始から4年を迎える2024年までに、KAIROSアライアンスパートナーに参画してくださる企業は、50社を数え、様々な面での協業が行われております。2024年に新たに参画してくださった各社様からは、次のようなコメントをいただいております。
「Drastic TechnologiesはKAIROSの提供するエコシステムに最適です。我々は、KAIROSのワールドクラスのライブスイッチング機能をより良いものにするために、ISOレコーディング、編集からトリミング、そしてライブリプレイをST 2110で行なえる環境を提供いたします。」
チーフマーケティングオフィサーのAndreas Hilmer氏「KAIROSアライアンスパートナーになれたことを嬉しく思います。我々と同様、パナソニックもSMPTE ST 2110のようなオープン・テクノロジーに基づく、高い信頼性、品質、柔軟性を、放送局やプロフェッショナルAV関係のお客様に提供することをお約束します。KAIROSとLAWOの音声・映像入出力や映像処理、機器監視と管理、VSM制御ソリューション間のシームレスな相互運用性は、我々に共通するお客様に運用と便益を提供する素晴らしい一例です。」
シニア・ブロードキャストBDMのTod Musgrave氏「KAIROSプラットフォームは、SMPTE ST 2110を含む様々なAV over IPソースをミックスできる素晴らしいコンテンツ・クリエーター・エコシステムです。そのため、相互の顧客がより簡単に統合できるように、ST 2110を搭載したM4350モデルの相互接続テストの準備が整ってすぐにパナソニックと契約を結びました。」
「コラボレーションはSingular.liveのDNAであり、業界がクラウドとウェブテクノロジーの幅広い採用に向けて加速する中で不可欠なものです。私たちのグラフィックは、ライブプロダクションのワークフローの一部であり、パートナーとの協力は基本です。KAIROSのITエコシステムは、パートナー同士がお互いの強みを顧客の利益のために活用できる完璧な例であり、私たちはKAIROSのITエコシステムの他のパートナーに加わることを嬉しく思っています。」
「KAIROSのアライアンスパートナーとの協業を通じて、BCCとKAIROSの連携という形で映像制作業界に貢献できたこと、また新たな4社をパートナーとしてアライアンスに迎えられたことをとても嬉しく思っております」と、当社のKAIROSアライアンスパートナーの課長である藤本 景之氏は述べています。「これからもKAIROSアライアンスパートナー各社との協業を通じ、様々な場所で繰り広げられる感動や興奮の一瞬を「伝えたい人」と、それを視聴する「参加する人」をより多くの価値ある映像でつなぎ、映像制作現場の革新に貢献していきます。」
なお、KAIROSの最新商品であるメインフレームKairos Core 200 AT-KC200TL1は、2024年4月14日から4月17日(現地時間)に米国ラスベガスで開催される国際放送機器展「2024 NAB(National Associations of Broadcasters)Show」のPanasonic Connectブース(#C3310)に出展します。
KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IPプラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム“KAIROS”により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。
▼詳細についてはパナソニックのIT/IPプラットフォーム「KAIROS」のウェブサイトをご覧ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_it-ip-platform
●KAIROSアライアンスパートナーについての詳細、及び各社の検証確認済製品についてはウェブサイトをご確認ください。
URL:https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_switcher/lineup/av-hsw10
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 イメージング ソリューション事業部 プロAV商品企画部 マーケティング コミュニケーション二課
E-mail:pro-av.ad@gg.jp.panasonic.com
[放送・業務用映像システム ホームページURL]
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav
記事の内容は発表時のものです。
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