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2021年6月29日
製品・サービス / プレスリリース
~直感的で使いやすいGUIで創造性と操作性を高め、さらなる魅力的な番組制作へ~
パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社(本社:東京都中央区、社長:樋口 泰行)およびパナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片倉 達夫、以下パナソニック)は、このたび株式会社サイバーエージェント様の番組制作拠点である「Chateau Ameba(シャトーアメーバ)」の8つのスタジオにて使用する、『IT/IPプラットフォーム"KAIROS(ケイロス)"』を8式受注しました。2021年度内の運用開始に向けて、順次納入予定です。なお8つのスタジオでの運用は、業界最大規模※1の事例です。
昨今、放送業界では、映像コンテンツの多様化、映像表現技術の高度化による制作機材のコスト増や人材不足による多忙、かつ現場主体の労働環境が放送局や映像制作会社の課題となっており、より魅力的なコンテンツの制作と運用効率化、及びリモートオペレーション等の両立など、映像制作におけるプロセス改革が急務となっています。
「Chateau Ameba(シャトーアメーバ)」は、「ABEMA」の番組制作拠点でもあります。多彩なジャンルの約20チャンネルを24時間365日放送している「ABEMA」では、効率よく、かつクオリティの高い番組を制作する必要があります。
そこでこの度、非常に高いシステムの柔軟性をもち、多種多彩なコンテンツの制作・運用を可能にする、KAIROSが採用されました。特に、GPU映像処理によるME数・KEY数に制約されないマルチレイヤー構成や、直感的で使いやすいGUI、またITベースのオープンアーキテクチャーによる機能拡張性を高く評価いただいております。これらの機能により、あらゆるジャンルの番組を持つABEMAの演出においても、表現力豊かに効率よく制作・運用することが可能となります。
また、今回の受注に関して、株式会社サイバーエージェント スタジオ運営センター 近藤 信輝様より以下のコメントをいただいています。
ABEMAはテレビの再発明を標榜しています。技術的にも、これまでにないチャレンジが必要である状況において、KAIROSの開発コンセプトは、私達の目指す方向と同じなのではないかと考えています。KAIROSの性能もとても魅力です。今回は同時に8台を導入することで、様々なジャンルの番組を制作する方々に広く利用して頂き、視聴者の方にも番組の面白さが伝わる表現をするチャレンジをして頂けると思います。今後は、リモートプロダクションやIPを利用したワークフローの改革、4Kや縦長動画など多彩なフォーマットに対応できるように、継続的にパナソニック様にフィードバックをさせて頂き、製品のアップデートに貢献したいと考えています。株式会社サイバーエージェント スタジオ運営センター 近藤 信輝様
パナソニックは今後も、映像とITを結ぶプラットフォームをご提案することで、ライブ映像制作現場の課題を解決し、業界に新たな価値を提供してまいります。
8スタジオに同一システムで納入いたします。
パナソニックが独自開発した、CPUおよびGPUの能力で映像処理を行う、新しいコンセプトとアーキテクチャーによるライブ映像制作プラットフォームです。プロスポーツ、コンサートなどの各種イベントおよび放送局の映像制作・会場演出・映像配信の用途に向けて、ライブ映像制作のクオリティと生産性を飛躍的に向上させます。
※1)2021年6月29日時点、パナソニック調べ。
*パナソニックグループの持株会社制への移行にともないパナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社は2022年4月より、「パナソニック コネクト株式会社」に変わります。
パナソニック システムお客様ご相談センター
電話:0120-878-410(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
以上
記事の内容は発表時のものです。
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