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2020年3月18日
製品・サービス / プレスリリース
ネットワークカメラ内で画像分析することでシステムの負荷分散を実現
ネットワークカメラ1台に最大3つのアプリケーションを追加可能
品名 | ネットワークカメラ | ||
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タイプ | 屋外バンダルドーム | 屋内ドーム(耐衝撃) | 屋外ボックス |
品番 | WV-X2533LNJ | WV-X2232LJ | WV-X1534LNJ |
本体希望価格 | オープン価格 | ||
発売時期 | 2020年7月 |
品名 | 機能拡張ソフトウェア | |
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タイプ | AI動体検知アプリケーション | AIプライバシーガード アプリケーション |
品番 | WV-XAE200W | WV-XAE201W |
本体希望価格 | オープン価格 | |
発売時期 | 2020年7月 |
パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:尾崎 祥平)は、セキュリティシステム i-PRO EXTREMEシリーズの新製品でAIプロセッサーを搭載したネットワークカメラ「Xシリーズ」3機種と、AIプロセッサーに対応した機能拡張ソフトウェア2種を2020年7月より発売します。
ディープラーニングを始めとした人工知能(AI)を活用したシステムの普及がさまざまな分野で進む中、セキュリティ業界においてもAIの活用で多くの課題を解決することが可能になってきています。AIによる高精度な解析によって、従来は人手にたよっていた監視防犯業務をより効率的に運営することが可能になり、多種多様な現場における働き方改革にも貢献します。
今回発売するネットワークカメラ3機種には、ネットワークカメラ本体にシリーズ初となる、専用のAIプロセッサーを搭載しています。このAIプロセッサーによって、従来のネットワークカメラでは難しかった映像の分析・解析等の高負荷のAI処理をカメラ内で行うことで、サーバー側で行っていたAI処理の負荷が分散され、監視システム全体を効率よく構築、運用することが可能です。また、分析・解析した結果をさまざまな外部機器と連携させることで、幅広いニーズに合わせたソリューションの提供が可能です。
ネットワークカメラ3機種に搭載しているAIプロセッサーは最大3つのアプリケーションを追加できる構造です。このAIプロセッサーに対応した機能拡張ソフトウェアとして、『AI動体検知アプリケーション』と『AIプライバシーガードアプリケーション』の2種を同時発売します。また、サードパーティでAIネットワークカメラにインストールするアプリケーションの開発を可能にするソフトウェア開発キット(i-PRO Camera SDK)※1の提供も行います。
今回発表したネットワークカメラとソフトウェアは、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片倉 達夫)を通じて販売します。
今後もラインアップをさらに強化し、ますます多様化・高度化するお客様のニーズに対応したさまざまな製品、ソリューションを提供してまいります。
ネットワークカメラ本体にAIプロセッサーを搭載しました。さまざまなアプリケーションを追加することで、カメラが捉えた映像を自ら解析し、解析結果など必要となる情報を映像と合わせて上位システムに受け渡すことが可能です。人が介在することなく、AIが自動識別、判定を行い、高い精度での認識結果を通知し、大幅な省力化を可能にします。カメラ側で複雑な処理を行う「エッジ処理」という考え方で、上位のシステムやサーバー側の負荷を軽減し、効率的なシステムの構築や運用を実現します。
カメラ内で実行されるAI処理により、これまで以上に高精度な検知、識別、判定を行うことが可能です。時間や天候、季節などで変化する周辺環境へ自動的に対応し、従来のカメラでは困難だった環境下での認識性を向上させました。カメラの周辺状況をAI処理により解析し、最も適した設定を自動選択することにより、露光やシャッタースピードを最適化する従来のインテリジェントオート(iA)機能にもさらに磨きがかかり、結果として監視防犯業務にいっそう適した映像が捉えられます。
ネットワークカメラ3機種に搭載しているAIプロセッサーは最大3つのアプリケーションを追加できる構造です。ネットワークカメラ本体に搭載されたAIプロセッサーを活用して、さまざまな分野、市場に適したアプリケーションを追加することで、お客様のニーズにお応えします。
今回AIネットワークカメラに対応したアプリケーションとして、『AI動体検知アプリケーション』、『AIプライバシーガードアプリケーション』の2種を同時発売します。
任意に指定されたエリアへの進入を自動で判別し、警告の通知などを行います。進入したものが自動車(4輪車)、バイク、自転車(2輪車)、人なのか自動で判別可能です。車両禁止エリアへの車両の侵入、車両専用エリアへの人の侵入などを自動で検知します。
カメラに映った人の顔や姿全体に、自動でモザイクをかけることが可能です。映り込んだ人のプライバシーや肖像権保護のため、映像上で個人を特定できないようにします。例えば、工場の生産ラインの状態監視を行うような場合、そこで作業する従業員のプライバシーへの配慮や、スーパーなどで売り場の映像を店内に流すような場合でも買い物客の個人が特定できないようにするといった対応が可能です。
今回の製品発売に併せて、サードパーティ向けにソフトウェア開発キット(i-PRO Camera SDK)の提供も開始します。AIプロセッサーを搭載したネットワークカメラの機能を最大限に引き出し、お客様のさまざまなご要望にお応えするアプリケーションの開発をサードパーティで行うことができるオープンプラットフォームに対応します。さまざまな分野、市場にノウハウを持ったサードパーティと連携が可能になることで、ネットワークカメラの活用範囲が最大限に拡がります。
IoTの時代において、セキュリティシステムの役割も、映像を含むさまざまなデータを取得し、解析した情報を活用する形に大きく変わってきております。i-PRO EXTREMEシリーズでは、必要な情報を得るセンシングデバイスと、情報を統合解析し活用につなげるアナリティクスを、トータル提供することを目指しています。また、自動シーン認識技術による識別しやすい映像取得やデータの高圧縮を実現し、さらに、脅威を増すサイバー攻撃などのセキュリティリスクへの対策として、エンドトゥエンド(入口から出口まで)でのデータセキュリティに本格対応しています。
パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社は、セキュリティ監視、パブリックセーフティ、そして医療用イメージングの各分野に欠かせない、センシングソリューションの世界的なリーディングカンパニーです。パナソニックにおける60年以上にわたる数々のセンシング技術とイノベーションを継承し、2019年に設立されました。
私たちは、一瞬も見逃さない高度なセンシング技術とあらゆる環境に対応する信頼性の高いソリューションで、人々の命を守り救うプロフェッショナルをサポートし、より安心安全な社会の実現に貢献します。
■監視・防犯システム ホームページ https://sol.panasonic.biz/security/
代表者 | 代表取締役社長 尾崎 祥平 |
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本社所在地 | 福岡市博多区美野島4丁目1番62号 |
設立 | 2019年10月1日 |
事業内容 | セキュリティ・医療・産業分野向け機器・モジュールの開発、製造、販売 システムインテグレーション、施工、保守、メンテナンス及び これらに関するサービスを含む各種ソリューションの提供 |
URL | https://ipro.panasonic.com/jp/ |
代表者 | 代表取締役社長 片倉 達夫 |
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本社所在地 | 東京都中央区銀座8丁目21番1号 |
設立 | 2017年4月1日 |
事業内容 | システムインテグレーション等 |
URL | https://www.panasonic.com/jp/company/pssj/company.html |
パナソニック システムお客様ご相談センター
電話:0120-878-410(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
以上
記事の内容は発表時のものです。
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