2024年9月26日
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品名 | caos(カオス) |
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品番 | [1]アイドリングストップ車用: 8品番 [2]標準車(充電制御車)用:10品番 [3]ハイブリッド車(補機)用:10品番 |
メーカー希望小売価格 | オープン価格 |
発売日 | 2018年11月中旬 |
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、アイドリングストップ車用バッテリーの大容量化を実現した「caos(カオス)」シリーズを2018年11月中旬より発売いたします。
車の電子化や省燃費技術の進化により、カーバッテリーの負担は増加傾向にあります。特に普及が進むアイドリングストップシステム搭載車は、停車時にエンジンの始動を繰り返すことから、車本来の省燃費性能に貢献する高性能なカーバッテリーが求められています。
新「caos」アイドリングストップ車用は、電池材料・構造・工法までを見直すことで、業界最高水準の大容量化※1を実現し、また、充電不足による燃費低下抑制のため、素早く充電できるクイックチャージ性能※2を強化しました。さらに耐久性を高めることで、従来品比約1.77倍※3の長寿命化も実現しています。
新「caos」シリーズは「[1]アイドリングストップ車用」「[2]標準車(充電制御車)用」「[3]ハイブリッド車(補機)用」の3タイプで、用途に適した特性を持つ高性能バッテリーをラインアップしています。
アイドリングストップ車では、エンジン停止時にもエアコンのファンやカーナビなどの電力を全てカーバッテリーから供給する必要があり、カーバッテリーの電圧が下がるとアイドリングストップシステムが停止し、車両本来の燃費性能を維持できなくなります。
新「caos」は、従来より使用していた「三次元高密度ペースト」の配合をさらに進化させ、ペーストの電気反応面積を増やすことで、業界最高水準の大容量化※1を実現しました。
アイドリングストップ車では、カーバッテリーが放電気味で使用されるため、充電が不足しがちです。新「caos」は、ペーストにアイドリングストップシステムに適した新たな添加剤を採用することで、充電不足状態から素早く回復させるクイックチャージ性能※2を向上。大容量化と合わせて、アイドリングストップを安定作動させ、車両本来の省燃費性能を維持します。
アイドリングストップ車は、エンジン停止、再始動時に頻繁な充放電を繰り返すため、バッテリーが劣化しやすくなります。劣化が進むと、バッテリーの電圧が下がり、アイドリングストップシステムが機能しなくなることがあります。
新「caos」は、極板同士をつなぐストラップ部に新規工法を採用し、電気が集約されるストラップ部の低抵抗化を図り、また新たな添加剤を採用することで、寿命末期まで高い電圧を維持します。これにより、アイドリングストップ可能期間が延長、従来品に比べて電池寿命が約1.77倍※3に向上しました。
カーバッテリーは使用に伴い温度変化による蒸発や電気分解により必ずバッテリー液が減少していきます。「ハイドロコントロールシステム」はカーバッテリー内部で発生した水蒸気やガスの流出を抑制することで、優れた減液抑制効果を発揮し、アイドリングストップ車用バッテリーにおいて、バッテリー液の減少を従来の約半分※4にまで抑制。補水メンテナンスの手間を軽減、さらに、減液が原因となり発生するバッテリー破損事故の発生リスクを軽減し、安全性にも配慮しています。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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