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2014年12月24日
製品・サービス / トピックス
パナソニック ヘルスケア株式会社(本社:東京都港区、社長:山根 健司、以下、パナソニック ヘルスケア)は、保険者および健診事業者(以下、保険者)向けに加入者の継続的な健康づくりを支援するシステム「ウェルスポートナビ(WellsPort Navi)」を2014年12月24日より発売します。
医療費の高騰により、保険者は加入者の健康状態に即したより効果的・効率的な運営が求められています。「日本再興戦略」(2013年6月14日閣僚決定)等をふまえ、全ての健康保険組合が2014年度中に「データヘルス計画」(※1)を作成し、2015年度よりPDCAサイクルで実施することを義務付けられています。
その中、パナソニック ヘルスケアはDo(実施)フェーズへの支援ツールとして、保健事業向けクラウド型ポピュレーションアプローチシステム(※2)を開発しました。健診データの経年変化や血圧、血糖値など検査値の組織内における相対的な位置づけをグラフで見える化し、さらにウォークラリー、歯磨きラリーなどイベントによる健康意識を向上させる仕掛けを設け、加入者が継続的に取り組むための各種案内通知やポイント付与といったインセンティブの仕組みも用意しました。これまで同社が提供してきた生活習慣改善情報提供ツール「ウェルスポートマガジン(WellsPort Magazine)」、保健指導支援システム「ウェルスポートステップ(WellsPort Step)」と組み合わせて、保険者のニーズに応じた保健事業支援システムの構築が可能です。
パナソニック ヘルスケアはこれまでポピュレーションアプローチシステム(※2)をパナソニック健康保険組合に提供し、健保組合の効率的な運営や2年間で7万人の加入者の健康づくりを支えてきました。また、レセコン(※3)で培った長年の経験を活かし、今後さらなる事業展開を図っていきます。
【主な特長】
1.分かりやすいグラフィックで健康状態の変化や組織内での自身の健康位置づけを表示
2.処方された薬の履歴(※4)を、ジェネリック医薬品情報とともに提供
3.各種イベントやインセンティブの仕組みにより、加入者は継続的に健康増進に取り組める
【さらに詳しく】
1.分かりやすいグラフィックで健康状態の変化や組織内での自身の健康位置づけを表示
血圧の変化を頭部の色で表現、BMIの変化は体部の幅で表現するなど、健康状態の経年変化を一目で分かるように工夫しました。また、組織内での自身の健康位置づけをグラフで表示し、健康意識を高める効果もあります。
2.処方された薬の履歴を、ジェネリック医薬品情報とともに提供
薬の情報がレセプトからのデータ連動で確認でき、それに対応するジェネリック医薬品との比較だけでなく、薬の写真情報など、レセコンも手掛けるパナソニック ヘルスケアだからこそできる情報提供を実現しています。
3.各種イベントやインセンティブの仕組みにより、加入者は継続的に健康増進に取り組める
ウォークラリー、禁煙ラリーなどゲーム感覚で楽しく参加できるコンテンツを用意しました。さらに、利用状況に応じてポイントを付与する仕組みも設けており、加入者のやる気と継続性をサポートします。
4.その他
・アクセス集計や統計機能
・イベント後のアンケート実施と集計機能
※1:「データヘルス計画」とは、人々の健康レベルの改善と医療費の適正化を図るため、レセプト・健診情報等のデータ分析に基づき、保健事業を効果的・効率的に実施するために国より提唱されたものです。PDCA(計画・実施・評価・改善)サイクルで実施することが求められています。
※2:ポピュレーションアプローチとは、生活習慣病の危険度を下げる働きかけを集団全体に対して行うアプローチ法です。危険度がより高い者に対して働きかけるハイリスクアプローチと合わせて、保健事業の実施方法として位置づけられています。
※3:レセコンとは、レセプトコンピュータの略称で、レセプト(診療報酬明細書)を作成するコンピュータのことを指します。
※4:医療機関や薬局から健康保険組合に提出された電子レセプト情報に基づいた薬情報のみ。
【報道関係者様お問い合わせ先】
パナソニック ヘルスケア株式会社
経営企画グループ 広報チーム TEL: 03-5408-7293
【お客様お問い合わせ先】
メディコムビジネスユニット ヘルスケアシステムグループ TEL: 03-5408-7754
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。