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2019年1月31日
サステナビリティ / トピックス
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)と世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区/以下WVJ)は、両者が協働してケニアで実施する「無電化地域ソリューションプロジェクト」を発足します。本プロジェクトのスタートに合わせて、2019年1月29日(火)、ナロク県エンクトト地区において寄贈式が行われました。
寄贈式には、ケニア政府、在ケニア日本大使館、JICAケニア事務所などからの来賓や関係者など200名を超える多くの方が出席し、パナソニックの太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムやソーラーストレージ、ソーラーランタンなどをケニア共和国ナロク県エンクトト地区イルキマティ村に寄贈しました。
【寄贈概要】
太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステム 2台 (イルキマティ小学校、エンクトト診療所 各1台設置)
ソーラーストレージ 7台 (教会で実施の識字教室に活用予定)
ソーラーランタン 150台 (イルキマティ小学校に子どもが通う150世帯へ寄贈)
その他電設資材など
WVJ事務局長 木内真理子氏は、本プロジェクトへの期待を以下のように述べました。
「日本が世界に誇る技術を持ったパナソニック様とパートナーシップを組ませていただき感謝します。互いの強みを活かして実施する本事業を通して、これまでワールド・ビジョンが展開してきた活動を基盤に、より幅広い課題に取り組み、より大きなインパクトをもたらすことができると期待しています。電気がここイルキマティ村にもたらす可能性は、計り知れません。これから2年間、多くの方々の協力を得ながら、電気を活用して教育、保健、栄養、生計向上など多岐にわたる活動を実施してまいります。地域の課題解決と発展に貢献し、イルキマティ村の子どもたちが夢を追いかけられるよう、全力を尽くします」
当社ブランドコミュニケーション本部 CSR・社会文化部 部長 福田里香のコメント:
本日、ワールド・ビジョン・ジャパン様との協働により、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムやソーラーストレージ、ソーラーランタンなどをアフリカで初めて、このケニアのイルキマティ村に届けることができましたことを大変嬉しく思います。あかりや電気により、識字教室などの学習支援や農業・養鶏等の経済向上の支援、安心・安全な暮らし環境の実現に向けて、"くらしアップデート"をコミュニティの皆様と共に実現していきたいと思います。そして将来イルキマティ村の子どもたちがこの村、ケニア、そして世界を担っていく姿を思うと今から楽しみです。
パナソニックとWVJは、2020年9月30日(水)までの2年間、エンクトト地区において本プロジェクトを実施し、同地区の電気を活用した収入創出活動や夜間識字教育の実施により、人々の生活改善およびコミュニティの自立に貢献します。
▼新興国・途上国の社会課題解決 | パナソニック 企業市民活動
https://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/citizenship/solution.html
▼パナソニック 無電化地域ソリューション活動 公式サイト「POWER!」
http://panasonic.net/sustainability/jp/power/
<関連情報>
・[プレスリリース] 創業100周年を機に社会貢献活動として「無電化ソリューションプロジェクト」を開始(2018年4月23日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2018/04/jn180423-1/jn180423-1.html
記事の内容は発表時のものです。
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