
2026年3月19日
- 技術・研究開発
- Stories
- 企業・経営
- テクノロジー
- 共創
- モノづくり
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。

2026年3月27日
技術・研究開発 / プレスリリース
-入居者のQOL向上と介護現場の業務効率化を支援-
パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)とVieureka株式会社(以下、Vieureka)は、介護施設向け介護業務支援サービス「ライフレンズ」の新機能として、居室内のトイレ入退室状況をリアルタイムに可視化する「トイレ入退室検知」を開発しました。2026年4月より提供を開始します。
本機能は、ライフレンズの基本システムとして採用しているVieureka製AIセンシングカメラに「トイレ入退室検知アプリ(AI行動解析アプリ)」を追加することで利用できます。株式会社HITOWAでの実証・先行運用を通じて、トイレ入退室の検知率90%以上を達成しました。本機能の活用により、夜間巡視の効率化や質の高いケアの提供につながることが期待されます。
パナソニックHDとVieurekaは、両社の技術・サービスを組み合わせ、人が担ってきた巡視・確認業務をテクノロジーで補完・代替することで、介護スタッフが本来注力すべきケアに集中できる環境づくりを目指します。
パナソニックHDが提供する「ライフレンズ」は、パナソニックグループが保有するセンシング技術を活かし、高齢者施設の居室内での入所者の状態把握や生活リズムの可視化をリアルタイムで実現するデータ統合プラットフォームです。他社製品を含む多様な機器との連携が簡単に行え、特に夜間巡視の負担軽減など、介護現場の業務効率化に活用されてきました。
今回開発した「トイレ入退室検知」により、トイレを含む居室内の見守りを一つの画面で実現できるようになります。介助の最適なタイミングを判断したり、不要な訪室の抑制をよりシンプルな運用で可能にします。すでにライフレンズとAIセンシングカメラを導入済みの施設では、新たに機器を設置することなくアプリの追加のみで機能を拡張でき、居室からトイレに至る居室内での様子を把握できるようになります。
AIセンシングカメラがトイレの出入りを判別し、スタッフルームの閲覧画面上に専用アイコンとして表示します。スタッフは訪室前に状況を把握でき、必要なタイミングのみ訪室できるようになります。
AI処理をオンデバイス(AIセンシングカメラ内)で完結させるため、映像などのプライバシー性の高いデータをクラウドに送信せずに運用可能です。スタッフには必要な情報のみをアイコンで提示するため、入居者のプライバシーを守ることができます。また、プライバシー性の高いトイレ空間にセンサーを置きたくない施設にも適しています。
一般的に用いられている人感センサー方式とは異なり、本機能はカメラ映像からトイレ入退室のタイミングを直接判別するため誤検知が起きにくく、判別に掛かる時間は最大30秒早い点が特長です。また、着座などの静止状態を誤って「不在」と判定しにくく、現場運用時にも不要な確認作業を削減できます。
トイレ入退室の検知率:90%以上
対象歩行パターン:自立・杖・歩行器・車いす
前提条件:画角・居室環境が一定条件内での評価
実証環境:介護付き有料老人ホーム大手2社で実施
Vieureka株式会社は、パナソニック ホールディングス株式会社、株式会社JVCケンウッド、WiL, LLCの3社の出資により、2022年7月にパナソニック ホールディングス株式会社からカーブアウトして設立されました。「世界の今をデータ化する新たな社会インフラを創造」をミッションに掲げ、開発・導入・運用のハードルを下げるプラットフォームを通じて、エッジAIの社会実装を先導しています。
<ライフレンズに関するお問い合わせ>
パナソニック ホールディングス株式会社
メール:sac_info@gg.jp.panasonic.com
ウェブサイト:https://tech.panasonic.com/jp/lifelens/
<AIセンシングカメラに関するお問い合わせ>
Vieureka株式会社
https://www.vieureka.com/contact/
ウェブサイト:https://www.vieureka.com/
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。