2024年11月15日
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2024年11月7日
製品・サービス / プレスリリース
~WELL認証の考え方に基づいたアンケートとセンシングで、オフィス環境を可視化・分析、3Dレイアウトで提案~
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社(以下、パナソニック)は、Well-Beingなオフィスづくりを継続的に支援する「オフィス診断レポートサービス」を2024年11月より強化します。
近年、企業は人的資本経営やWell-Beingの向上が求められています。また、「オフィス回帰」が進み、従業員の働く環境の重要性が高まっています。しかし、オフィス改修や移転において各企業は、「従業員の不満や会議室の利用実態に対する定量的な根拠がなく、どう改善すれば良いかわからない」「図面を読める人が少なく、社内での意思決定に時間がかかる」「Well-Beingなオフィスの指標や実現方法が分からない」「一度作ったオフィスが思うように使われていない」といった課題に直面しています。
パナソニックは2020年、パナソニック東京汐留ビルに「『働く』を実験する」をテーマにしたライブオフィス「worXlab(ワークスラボ)」を開設し、お客様の声や従業員のアンケート結果をもとに改修を重ね、オフィスの課題に対する提案を行ってきました。また2022年からは業界に先駆けてWELL認証取得を支援するコンサルティング事業を開始し、国内唯一のIWBI(※1)公認の居住者アンケートの認定調査機関としてオフィスの傾向や課題に関するデータを取得し、Well-Beingな空間づくりの知見を蓄積してきました。
今回強化するサービスは、Well-Beingに関するアンケート(主観データ)と環境センシング(客観データ)を通じてオフィスの現状を可視化・分析します。その結果をもとに課題を抽出し、WELL認証の考え方を取り入れた改善アイディアと実現手段を、BIM(※2)を活用した3Dレイアウトイメージに反映させ、
約2か月で提供します。データに基づいた分析と、直感的に理解できる3Dレイアウトにより、オフィス改修における意思決定を迅速かつ円滑に進めることが可能です。さらにWell-Beingな空間を実現するためのアイテムとして、2024年3月にオフィスの音問題を緩和する「環境音ソリューション」、6月に温熱環境を向上させる「スポット気流」を発売開始するなど、ソリューションも併せて拡充しています。
2025年には、BIM活用を促進し、Well-Beingな環境をアンケート項目に基づきスコア化することで、オフィス改修前後の効果の可視化や蓄積データの平均値との比較が可能になります。
伴走型コンサルティングとしてよりよいオフィスづくりのための運用改善を長期的にサポートすることで、オフィスコンサルティング関連事業で2027年度30億円の売り上げを目指します。
これらサービスは、すでに社内外での実証実験を行い、今後もこの取り組みを加速させていきます。
※1 IWBI(International WELL Building Institute)は、WELL Building Standard(WELL認証)を策定・運営する国際的な非営利団体です。
2024年10月現在、パナソニックは日本国内唯一のIWBI公認の居住者アンケートの認定調査機関です。
※2 BIM(Building Information Modeling):建物の形状を3Dモデル化し、情報をデータベースとして管理することが可能です。
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社 ソリューションエンジニアリング本部
ソリューション事業統括部 アーキテクチャ Well-Beingカテゴリー
電話:06-6908-1131(代表受付 9:00~17:30)
◆空間ソリューション ホームページURL:https://www2.panasonic.biz/jp/solution/office/
Well-Beingに関するアンケート(オフィス環境や働き方)と環境センシング(稼働率、利用傾向、空間情報)による分析を行い、短期間(3Dオフィスレイアウトを含めて2か月程度)でオフィスの改善ポイントについてレポートを提供できます。オフィスにおける課題が明確になり、要因の仮説立てにより解決に向けた具体的なアクションが可能になります。
概念的なWell-Beingを定量化し、その根拠に基づいてオフィスの改善提案を実施します。
Well-Beingな環境をIWBI(※1)公認のアンケート項目に基づきスコア化することで、オフィス改修前後での効果の可視化や蓄積データの平均値との比較等が可能になります。
これらの蓄積データを活用して、継続的な調査分析と改善でより良いワークプレイスへ向けた支援をしていきます。
記事の内容は発表時のものです。
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