2024年12月17日
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パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下「パナソニック コネクト」)は、2024年1月15日~3月15日に中部国際空港島及び周辺地域(以下「当該エリア」)の商業・観光施設等で顔認証システムを活用した決済や施設入場、スタンプラリーの実証実験を実施します。本実証実験は愛知県が推進する「あいちデジタルアイランドプロジェクト」(※1)の一環として行います。
愛知県では、当該エリアを、デジタル技術を活用したオープンイノベーションフィールドに位置付け、2030年に世の中での普及が見込まれる近未来の事業・サービスを先行して実用化することを目指す「あいちデジタルアイランドプロジェクト」を推進しています。
顔認証技術は、買い物や飲食の決済、施設への入退場、モビリティへの乗車など様々な場面で、圧倒的な快適性や利便性を実現する可能性があります。
当該エリアの課題の一つとして、来訪者が特定の目的施設にのみ立ち寄って帰る傾向があり、消費増やリピート来訪につながりにくいという点が挙げられます。そこで本実証実験では、手ぶらで周遊できる顔認証システムを活用して、来訪者の利便性と快適性を高めることで、満足度の向上やより多くの施設や名所等の認知向上につなげ、集客や周遊性向上の実現を目指します。将来的に、当該エリアにおける顔認証技術の普及を目指します。
パナソニック コネクトは本実証実験において、世界最高水準(※2)の技術を応用した顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」を活用し、事前に登録した顔情報による、複数の商業・観光施設における決済や、愛知県国際展示場(常滑市)で開催される産業展示会「SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE(以下「SMS」)」への入場などを検証します。加えて、住民や旅行者に向けた顔認証システムを使ったスタンプラリーを開催し、利用者の顔認証技術に対する理解や、施設・店舗の将来的な導入に向けた理解の促進を図ります(※3)。
・期間:2024年1月15日(月)~3月15日(金)
・場所:中部国際空港島及び周辺地域
・対象施設と提供サービス(約30ヶ所):
(対象施設・店舗は追加・変更になる可能性があります。詳細については専用Webページよりご確認ください。)
・提供サービスの内容:
・参加方法
利用者は、事前に専用Webページ(https://stamprally.digital/aichi-digitalisland)よりスマートフォンを用いて参加登録を行い、顔画像と、クレジットカード情報などの本人情報を登録します。この登録により、対象施設における会計時の顔認証決済(※4)や、スタンプラリーにおける顔認証によるスタンプ取得が可能です。また、2024年3月13日(水)~15日(金)に愛知県国際展示場で開催予定の展示会(SMS)の参加者のうち、本スタンプラリーへの登録者は展示会への顔認証入場が可能になります(※5)。
・顔認証システムおよび使用機器:顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」
パナソニック コネクトは今後、当該エリアで共用利用できるスマートな顔認証インフラの提供を通じて、快適性や利便性の向上を通じた、満足度と周遊性の向上実現に向けて貢献してまいります。
※1 愛知県「あいちデジタルアイランドプロジェクト」
https://www.pref.aichi.jp/site/aichi-digital-island-pj/
※2 2022年11月6日に公開されたNIST(米国国立標準技術研究所)の「FRVT 1:1」評価レポートにおいて、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ、他人受入率:10万分の1)で世界1位を獲得しました。同時にBorder(顔向き・照明変動を含むデータ、他人受入率:10万分の1)で世界4位、KIOSK(下向き・見切れデータ、他人受入率:10万分の1)でも世界5位にランクインするなど世界最高水準の評価結果を得ております。
※3 対象施設毎に、利用可能なサービスが異なります。詳細は概要表をご参照ください。
※4 顔認証決済への対応は、一部参加施設のみとなります。詳細は概要表をご参照ください。
※5 SMSへの参加登録は別途必要であり、SMSへの参加登録情報と顔情報との紐づけを、本実証実験の専用Webページ上で行う必要があります。
パナソニック コネクトの顔認証は、40年以上に渡るカメラの画像処理で培った画像を鮮明にする技術と、顔の特徴を学習するディープラーニング技術の応用により、NIST(米国国立標準技術研究所)の顔認証ベンチマークテスト(NIST FRVT 1:1)において、世界1位(※2)の評価を獲得しました。
顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。これまでにも空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで、顔認証技術を応用したシステムを展開してきており、1日30万回超の固有の顔認証を達成してきました(パナソニック コネクト調べ)。今後も、世界最高水準の顔認証技術と、現場での使いやすさを追求し、お客様との実証実験を重ねて実現したUXデザインとの融合により、さまざまな現場を安心・安全かつ効率化することに貢献してまいります。
▼パナソニック コネクトの顔認証ソリューションについて
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition
▼顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_facial-recognition-cloud-service
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,500名の従業員を擁し、売上高は1兆1,257億円(2022年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
パナソニック コネクトは、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつと位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高いカルチャーを目指しています。
「少数であること」やその他の理由で権利が守られていない状況に対しては、妥協できない「人権」の問題として取り組みます。
例えば、2016年、国内の人事制度運用上の配偶者に「(同性婚も含む)事実婚を結婚したものと同様に取り扱う」ことを発信するなど、家族の在り方の多様化に対応しています。
▼その他の取り組みについてはこちら
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei/lgbtq
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
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(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
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