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2022年1月24日
製品・サービス / プレスリリース
より簡単に動画ストリーミングなどを実現
パナソニック株式会社は、AIを搭載したVieurekaカメラVRK-C301でアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)のAmazon Kinesis Video Streams(以下、KVS)を新機能としてサポートします。このKVS対応機能により、カメラ映像をAWSへ簡単かつ安全にストリーミングし、保存できるようになります。保存された映像データはAWSの他のサービスからの利用ができるようになり、特にディープラーニングに効果的な学習環境の構築が可能になります。
今後も、より簡単かつ安全な画像解析の環境をご提供できるようVieurekaプラットフォームのアップデートを行ってまいります。
一般的に、ディープラーニングの学習用映像データの収集作業は手間がかかります。カメラ内のSDカードや、現地に設置された映像レコーダーなどに記録した上で、それを持ち帰る必要があります。加えて、その映像データを用いてクラウド上で学習を行う際には、クラウドにアップロードする手間も必要となります。
今回、Vieurekaに新しく搭載したKVS対応機能により、カメラから直接クラウドに映像データがストリーミング・保存*されるため、これまで学習用映像データの収集にかかっていた手間が一気に省け、利用者はディープラーニングを用いた機械学習モデルの構築・精度向上に集中できるようになります。
また、複数台のカメラの映像も簡単に取得できるため、多様な映像を利用した学習も容易になり、モデルの精度向上にかかる時間短縮も見込めます。
さらに、KVSに保存された映像は、AWSの他のサービスからも簡単に利用できます。様々な用途にも活用が可能になります。
小林正人 技術統括本部 技術推進本部本部長
AI/機械学習の領域においては、学習用データの収集に手間がかかることが一般的な課題のひとつとなっています。今回の新機能により、Vieurekaカメラの映像データをAmazon Web Services(AWS)環境に少ない手順で転送可能になり、AWSが提供するAI/機械学習をはじめとする各種サービスを活用したビジネス価値の創出が容易になると確信しています。Vieurekaプラットフォームにより、より多くのお客様にAI/機械学習のテクノロジーを活用頂けるようになることを期待しています。
水野廉郎 代表取締役
ビーコア株式会社も多くのAWSサービスを利用していますが、VieurekaがAWSのKVSに対応することで既存のサービスに幅を持たせることができると期待しています。新サービスを上手に使い、世にない新たなソリューションを生み出していけたらと、今から胸躍らせています。
榎並利晃 CPO/取締役
ブレインズテクノロジーは、AI/機械学習を利用した異常検知ソリューション「Impulse」を展開しております。製造業や建設業では、様々な異常検知課題があり、取り扱うデータも時系列データから動画まで多様化しております。昨今、動画を使った異常検知のニーズが高まり、設備だけでなく人の作業も分析対象になるなかで、Vieurekaを利用させていただいておりました。今回の新機能は、より簡単に動画を収集することができ、より早くAI分析ができるものになるため、すぐに始めたいお客様向けのソリューションとして非常に期待しております。
info_vieureka@ml.jp.panasonic.com
AI処理可能なVieurekaカメラと、カメラ上で実行されるAIベースのアプリケーションを遠隔から個別アップデート・管理可能なクラウドベースのマネージメントソフト、アプリケーションを開発するためのソフトウェア開発環境で構成されます。
接続デバイスから、AWSへ動画を簡単かつ安全にストリーミングすることを可能とするサービスです。動画のストリーミングデータの取り込みに必要なインフラストラクチャを自動的にプロビジョニングし、ストリーム内のメディアを耐久性に優れた形で保存、暗号化、インデックス化し、使い勝手のよいAPIを介したデータへのアクセスも可能にします。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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