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2018年7月17日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック株式会社は、夏の屋外における暑熱対策として、極微細ミストと送風の組み合わせにより、公園や駅施設、商業施設など屋外のオープンスペースにクールスポットを形成するミスト式冷却機「グリーンエアコン」を、来春製品化します。
近年、夏季の猛暑日の増加などにより屋外における暑さ対策が重要になっていますが、これまでの屋外用ミスト噴霧機は、「ぬれやすく、人の近くで噴霧できない」「自然風に流されやすく、涼しさが実感できない」などの課題がありました。当社は、これらの課題解決に向け、極微細ミストを使用した暑熱対策システムの開発を進め、2016年8月に新橋駅前広場で、2017年8月に藤沢サスティナブルスマートタウン内で実証実験を実施し、空間冷却効果や快適性を検証してきました。
来春製品化するグリーンエアコンは、独自開発したノズルの搭載により、ぬれ感が少ない平均粒径10μmの極微細ミスト「シルキーファインミスト」を生成します。さらに屋外でも横風の影響を受けにくいドーム空間を作るトルネード型「エアカーテン送風」方式を採用し、周囲の気温よりも約4℃低い空間を実現します(※1)。今後は、気象データと連動した自動制御に加え、異常発生をお客様とメンテナンス会社にメールで伝える遠隔監視制御システムも搭載する予定です。
当社はグリーンエアコンを通じて、熱中症被害など温暖化が進行している都市の課題解決と、日本における快適な屋外活動、観光客へのおもてなしに貢献していきます。
なお、当社は、7月18~20日に東京ビッグサイトで開催される「第四回 猛暑対策展」に、極微細「シルキーファインミスト」とトルネード型「エアカーテン送風」の生成デバイスを出品します。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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