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2016年10月28日
製品・サービス / プレスリリース
スタジアム統合演出システム連携による映像演出をプロデュース
国内最多248枚のディスプレイによるサイネージシステム
パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長 津賀一宏、以下:パナソニック)は、大阪府吹田市の市立吹田サッカースタジアムに国内のスタジアムでは最多となる248枚のサイネージ用ディスプレイを用いてライブ映像や試合進行と連動するスポーツ演出サイネージシステムを導入し、一体感のあるスタジアム観戦を目指したエンターテイメント演出の企画・運営の実証実験を、10月29日のガンバ大阪vsアルビレックス新潟戦から開始します。
2020年に向けて、スポーツへの関心や投資意欲、スポーツを通じた地域・経済活性化への高まりが考えられ、スポーツ産業が日本経済をリードする成長産業として現状の5.5兆円から2020年には10.9兆円(※)へと拡大・発展することが期待されています。スポーツ市場規模の拡大には、欧米に比べて遅れているスポーツ観戦、スポンサー広告、周辺産業等の需要をそれぞれ拡大させるスタジアム・アリーナへの投資が必要であることから、当社は、スポーツ市場拡大に貢献するスタジアムソリューションの提供を目指しています。
今回の実証実験での映像演出は、株式会社ガンバ大阪(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長 山内 隆司)の協力を得て、試合のライブ映像や選手情報などのスポーツ・コンテンツを活用し、スタジアム空間での一体感や、観客の琴線に触れるライブ演出コンテンツを提供します。また、デジタルサイネージでは、オペレーターのリアルタイム操作によるエンターテイメント空間演出をコンコース、VIPエリア、飲食・グッズの店舗など市立吹田サッカースタジアム内の各所に設置したマルチディスプレイやディスプレイに提供することで、観客により楽しく、よりエキサイテイングなスタジアム観戦を体験いただきます。
また、株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:金澤大輔)との共同開発により提供するデジタル広告プラットフォームと本映像演出によりスタジアムならではの高付加価値広告の配信を10月29日から開始し実施し、スポーツ市場拡大に貢献できる広告収益モデルを実証してまいります。
【出典※】http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/shingi/003_index/toushin/1372342.htm
スポーツ未来開拓会議中間報告~スポーツ産業ビジョンの策定に向けて(平成28年6月/スポーツ庁・経済産業省)
本映像演出は、市立吹田サッカースタジアムの3階コンコース周辺の柱と壁面、4階のVIPエリア、2階のメガストアに設置した248枚ディスプレイを用いたサイネージ(図1参照)にライブ映像、選手情報などのガンバ大阪の高付加価値コンテンツを活用した映像を表示します。例えばゴールなどイベント発生時には、ディスプレイ全画面と既設大型LEDディスプレイを連動しスタジアム全体を盛り上げる演出を実現します。また、ライブ映像に広告を重畳させるなどスタジアムならではの高付加価値広告を配信することが可能です。
図1:市立吹田サッカースタジアムに設置したデジタルサイネージ
以上
記事の内容は発表時のものです。
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