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2016年2月19日
製品・サービス / プレスリリース
約25m³(約6畳)の空間で付着ウイルスへの効果を確認
パナソニック エコシステムズ株式会社は、食塩水を電気分解して得られる「次亜塩素酸水溶液」から揮発した有効塩素成分が、約25m³(約6畳)の空間で、付着の新型インフルエンザウイルス(インフルエンザ(H1N1)2009ウイルス)を抑制する効果があることを検証しました。
食品業界や医療・介護施設、その他の室内環境において、次亜塩素酸を用いた洗浄、除菌、脱臭などの 作業が日常的に行われています。今回、有効塩素成分が試験空間(約25m³(約6畳))で、付着のイン フルエンザ(H1N1)2009ウイルスに対して60分で99%以上抑制する効果があり、テーブルや手すりなどに 付着したウイルスを短時間で抑制する効果があることを検証しました。
回転式除菌フィルターに約10mg/Lの次亜塩素酸水溶液を含浸し、一定の風(3m³/min)を回転式除菌フィルターに当てて有効塩素成分を揮発させて、付着のインフルエンザ(H1N1)2009ウイルスに暴露した場合と、付着のウイルスに有効塩素成分を暴露させない場合(自然減衰)で検証試験を行いました。
インフルエンザ(H1N1)2009ウイルスに対し、60分で99%以上の抑制効果を確認しました(図1)。
付着のインフルエンザ(H1N1)2009ウイルス(ATCC VR-1736)に対し、次亜塩素酸の揮発した有効塩素成分を暴露することで、99%以上の抑制効果を確認。
対象 | 効果検証内容 | 検証機関 | 検証年 |
---|---|---|---|
大腸菌ファージ | 浮遊・付着 | (財)北里環境科学センター | 2015 |
黄色ブドウ球菌 | 浮遊・付着 | (財)北里環境科学センター | 2015 |
A型インフルエンザ | 浮遊・付着 | (財)北里環境科学センター | 2015 |
ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替) | 浮遊・付着 | (財)北里環境科学センター | 2015 |
以上
記事の内容は発表時のものです。
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