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2014年10月2日
製品・サービス / トピックス
パナソニックはBtoBの基幹市場におけるポートフォリオと売上拡大のため事業を統合
2014年10月1日、パナソニック ヨーロッパは、オートモーティブ&インダストリアルシステムズの新会社設立を発表しました。ウィルヘルム・スティーガーが社長を務めるパナソニック・オートモーティブ&インダストリアル システムズ カンパニー ヨーロッパ(PAISEU)は、欧州におけるパナソニックのB2B戦略を統合・集中管理し、車載関連と産業分野の売上拡大を目的に設立されました。また、100周年を迎える2018年度までに2013年度比で売上を倍増する目標を掲げています。
PAISEUは、独立法人パナソニック オートモーティブシステムズ ヨーロッパ、三洋コンポーネンツ ヨーロッパ、そしてパナソニック インダストリアルデバイスセールス ヨーロッパの統合により設立。また、子会社として、独立法人パナソニック エレクトリックワークス(PEW)ヨーロッパが存続します。
欧州における大手顧客やOEM先との密接な関係は、産業と車載分野向けの研究開発プロジェクトに今後反映されて行くことが期待されます。PAISEUは、パナソニック株式会社の革新的な技術力と業界でのリーダーシップの下で、4社統合による相乗効果と、各社の従業員の有効活用を図ります。新たに提供されるソリューションで、パナソニックAISの欧州での取引や新規顧客に対して、より広範で顧客重視の提案やサービスを提供いたします。
PAISEUと子会社PEWは、ドイツで1,250名 、ヨーロッパ全土で数千人の社員規模です。これは2013年4月にパナソニックが発表した4カンパニー(オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社、エコソリューションズ社、アプライアンス社、AVCネットワークス社)制導入に起因しています。
パナソニックヨーロッパの会長兼CEO、ローラン・アバディーは次のようにコメントしました。「パナソニック欧州にとって車載と産業分野は 主要な成長市場です。B2Bの新領域への進出と既存領域での事業拡大は、パナソニックヨーロッパにとって大きな一歩です。PAISEUの設立で、B2B市場に革新的なソリューションを開発し、提供することができます。弊社のバッテリー技術は法人顧客、自動車メーカー及び家庭向けに優位性が示されてきました。また、パナソニックの重要な小型部品やデバイスは、世界有数のメーカーにモジュールやシステムを提供し、そして大型製造機械は世界企業の生産に貢献しています。また、弊社のオートモーティブ事業は、特に車載エンターテインメント、そしてエネルギー関連と走行支援ソリューションで強みを発揮しています。弊社の高いブランド認知度と家電事業の経験は、PAISEUのお客様に対する事業活動に大きな効果をもたらすでしょう。また、今後、PAISEUがパナソニックの欧州事業にとって重要な役割を果たしていくと確信しています」。
また、PAISEUの社長、ウィルヘルム・スティーガーは「PAISEUを本日設立したことにより、4社の高度な技術と従業員の専門知識を組み合わせ、活用することができます。その結果、個々の部品からモジュールやシステムにいたるまで、幅広い新技術やソリューションを開発し、提供することができます。PAISEUの設立は、B2B分野に対する私たちの長期的なコミットメントであり、私たちはお客様にとって最適なビジネスパートナーになれるよう引き続き努力してまいります」と述べました。
2014年10月1日に設立されたパナソニック オートモーティブ&インダストリアル システムズ ヨーロッパは、パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(AIS)の関連会社であり、連結売上の対象会社です。
▼パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
http://panasonic.co.jp/ais/
Source: Panasonic Forms New Automotive & Industrial Systems Company in Europe
http://news.panasonic.net/archives/2014/1002_29376.html
記事の内容は発表時のものです。
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