【お知らせ】

Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。

画像:全館空調熱交換機システム「with air® DELIGHT(ウイズエアー ディライト)」

2025年4月4日

製品・サービス / プレスリリース

熱交換気ユニットとルームエアコンによるシンプルな構成

普及価格帯※1の全館空調システム「with air® DELIGHT(ウイズエアー ディライト)」を発売

空調ユニットのコンパクト化で設置の自由度と施工性が向上

品名

全館空調熱交換気システム「ウイズエアー ディライト」

適用床面積の目安

1システム 約75 m2

発売日

2025年10月1日

スクロールできます

パナソニック株式会社 空質空調社は、2025年10月1日、熱交換気ユニットとルームエアコンを組み合わせた普及価格帯の全館空調熱交換気システム「with air® DELIGHT(ウイズエアー ディライト)」(以下、「ウイズエアー ディライト」)を発売します。本システムはシンプルな構成と空調ユニットのコンパクト化により、既存品との比較で約20%の価格低減(※2)を実現。「夏の暑さ、冬の寒さから開放され、家じゅうの温度差が少なく、快適な温度に保たれた『くらしが変わる歓び』をすべての住まいに届けたい」をコンセプトに製品ラインアップの拡充を図ることで、全館空調システムのさらなる普及、拡大を目指します。

昨今、高気密高断熱住宅の普及に伴い、住戸内をほぼ均一の快適な温度に保つことができる全館空調システムの採用数は増加傾向にあり、今後も市場の拡大が見込まれています。また、同システムは機能や性能に応じたラインアップがあり、普及価格帯に分類されるシステムが市場の70%以上(※3)を占めています。

当社は、2019年、全館空調熱交換気システム「with air®(ウイズエアー)」(以下、「ウイズエアー」)の展開を開始し、これまで、高級・中級価格帯(※1)のシステムを通じて、細やかな空質空調制御による心地よい住環境の提供に貢献してきました。この度発売する「ウイズエアー ディライト」は、熱交換気ユニットとルームエアコンの組み合わせで、快適な温度と新鮮な空気を届けることに特化したシステムです。「ウイズエアー」と比較し、システム構成・機能をシンプル化することに加えて、これまでは家中の空調を1台で担っていたことから、サイズが大きく、機械室に収容する必要があった空調ユニットを、各フロアに1台ずつ設置することで大幅なコンパクト化を実現。これにより価格を約20%低減(※2)し、消費者ニーズの高い普及価格帯でのシステム展開を開始します。また、空調ユニットのコンパクト化により、クローゼット内の空間を活用した取り付けなど設置の自由を高めるとともに、以前は2人必要だった同ユニットの施工が1人で対応可能になるなど、施工性を向上します。さらに、サーモオフ抑制機能を備えた「ウイズエアー ディライト」専用ルームエアコンと、熱ロスをおさえた高効率な給排気を行う熱交換気ユニットにより、快適な空気環境と省エネ運転の両立を可能にします。

当社は今後も、これまで培ってきた技術力やモノづくり力を生かして、快適と環境負荷低減を両立した空間の提供に努めていきます。

<特長>

1. システム構成・機能のシンプル化および空調ユニットのコンパクト化を図ることで約20%の価格低減(※2)を実現

2. クローゼットなどの空間を有効活用し、専用の機械室が不要な取り付けで設置の自由度が向上

3. 専用ルームエアコンと熱交換気ユニットにより快適な空気環境と省エネ運転を両立

※1 それぞれ、上代価格200万円未満(普及価格帯)、上代価格200~250万円(中級価格帯)、上代価格250万円以上(高級価格帯)の全館空調システム。出典:富士経済『住宅設備・建材市場トレンドデータ便覧 2024』

※2 既存品「ウイズエアーFREE」、新製品「ウイズエアー ディライト」について、同一住宅プラン(2階建、床面積計125 m2(容積308 m3))において、システム全体の希望小売価格(税抜)の見積例を算出して比較

※3 出典:富士経済『住宅設備・建材市場トレンドデータ便覧 2024』

【特長】

1. システム構成・機能のシンプル化および空調ユニットのコンパクト化を図ることで約20%の価格低減(※2)を実現

これまで展開してきた高級・中級価格帯の「ウイズエアー」は、熱交換気ユニット・ルームエアコン・HEPAフィルターによる構成で、空調・換気・調湿・空気清浄に対応してきましたが、この度発売する「ウイズエアー ディライト」は、熱交換気ユニットとルームエアコンによるシンプルな構成で、空調と換気に特化したシステムです。「ウイズエアー」は、住まい全体に対して1システムのため、空調ユニットのサイズが大きく、機械室が必要です。一方で、「ウイズエアー ディライト」は、1フロアに対して1システムを設置することで空調ユニットの大幅なコンパクト化を実現。システム構成・機能のシンプル化と空調ユニットのコンパクト化により、既存品との比較で約20%価格を低減(※2)します。

画像:「ウイズエアー」システム構成図
画像:「ウイズエアー ディライト」システム構成図

2. クローゼットなどの空間を有効活用し、専用の機械室が不要な取り付けで設置の自由度が向上

画像:一般的な全館空調システムの設置例、「ウイズエアー ディライト」の設置例

全館空調システムの導入には、天井埋込形エアコンを使用する場合は下がり天井、ルームエアコンを使用する場合は機械室が必要になることが一般的ですが、「ウイズエアー ディライト」は、空調ユニットのコンパクト化により、下がり天井、機械室ともに原則不要。クローゼットの上部などデッドスペースへの設置が可能なため、設置の自由度が高まり、インテリア・居住空間への影響を最小限に留めます。また、これまで空調ユニットの施工には主に重量の問題から2人要していましたが、コンパクト化・軽量化に伴い、1人で対応可能になるなど施工性を向上します。

3. 専用ルームエアコンと熱交換気ユニットにより快適な空気環境と省エネ運転を両立

画像:サーモオフが起きた場合の消費電力イメージ

「ウイズエアー ディライト」は、サーモオフ抑制機能を備えた専用ルームエアコンを採用。サーモオフが起きると、冷暖房運転のオン・オフを繰り返すことから消費電力が高くなりますが、「ウイズエアー ディライト」は、IAQコントローラー(専用リモコン)がフロアの温度とエアコンの吸入温度を把握・比較し、エアコンに最適な動きを指示することで、サーモオフを抑制し、消費電力の削減に貢献します。加えて、熱交換気ユニットが熱ロスをおさえた高効率な給排気を行うため、快適な空気環境と省エネ運転の両立を可能にします。

画像:サーモオフを抑制した場合の消費電力イメージ

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。

配信元:
パナソニック株式会社
カテゴリ:

画像ダウンロード

注目ニュース