パナソニック独自のナノイー技術を用いて大学生が考案した、避難生活の「におい問題」解決を目指す「みんなの快適 シューズ・ボックス」と「みんなの快適 なんでもバッグ」のクラウドファンディングがスタートしました。集まった支援金は、2つのプロダクトを被災時の指定避難所などに提供するために使用されます。
災害発生時の避難生活では、見知らぬ人と慣れない場所での生活を強いられることによるストレスのほか、汗や汚泥、カビなどによる「におい」もストレスの要因になります。全国各地の被災地へ足を運び、避難者の声に耳を傾けた結果、避難生活では見過ごされることも多い「におい問題」に注目。この問題を解決したいという大学生の想いとアイデアから、2つのプロダクトは生まれました。
今回、クラウドファンディングを通じて指定避難所などに提供する「みんなの快適 シューズ・ボックス」と「みんなの快適 なんでもバッグ」は、災害時だけでなく日常生活でも慣れ親しみ、いざという時には問題なく使えるように工夫を凝らしています。コンパクトで持ち運びやすく、ナノイーの脱臭効果を最大化できるプロダクトに仕上げました。
パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社(以下、パナソニック くらしアプライアンス社)は、技術支援やプロダクトに用いられているコンパクト脱臭機とナノイー発生機の提供を通じて、本活動をサポートしています。
<プロジェクト概要>
プロジェクト名:いつもともしもの みんなの快適 共創プロジェクト
UCI Lab.合同会社、国立大学法人京都工芸繊維大学 デザイン・建築学系 畔柳(櫛)研究室、パナソニック くらしアプライアンス社による産学連携で推進してきた本プロジェクトはデザインとクリーンテクノロジーで被災地の課題解決を目的に掲げ、2021年7月に発足。多くの避難生活経験者が口を揃える、「においを我慢できなくても、言い出せない」「全員がくさいから仕方ない」という声に着目し、大学生が発案した100以上のアイデアの中から、避難生活の「におい問題」解決に方向性を定めて活動を展開してきました。
避難生活の「におい問題」解決を目指す「みんなの快適 シューズ・ボックス」にはパナソニックのナノイー発生機(F-GMU01)、「みんなの快適 なんでもバッグ」にはパナソニックのコンパクト脱臭機(MS-DM10)が使用されています。パナソニックは、プロダクトの素材選定や空気の流れなどナノイーによる脱臭効果の最大化を図る技術的なアドバイスを通じて、大学生のアイデアの具現化をサポートしてきました。
■ナノイー発生機
F-GMU01:
https://panasonic.jp/nanoe_h/products/F-GMU01.html
■コンパクト脱臭機
MS-DM10:
https://panasonic.jp/deodorizer/products/MS-DM10.html
<クラウドファンディングの概要>
■商品:
【みんなの快適 シューズ・ボックス】
中に入れた靴をナノイーにより脱臭
【みんなの快適 なんでもバッグ】
中に入れた衣類などをナノイーにより脱臭
■実施期間:2025年1月15日(予定)~2月末
■目標金額:150万円(プロダクト10セット分)
■募集方式:All-in方式
■寄贈先:
・認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ
・広川町社会福祉協議会
※クラウドファンディングの詳細は、以下のページを参照ください。
被災地の声をヒントに「災害時のにおい」を解決して「避難生活」に快適さを - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
https://x.gd/2at17