新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は大きく変化し、生き方、くらし方を見直す人々が増えています。人生100年時代とも謳われるなか、「リタイア後も、いかにして心も身体も健康に自分らしく生きるか」という考え方が求められるようになってきました。こうした時代の変化を見据え、パナソニックは、末永く心豊かにくらせるライフスタイルとして、これからの生活様式に欠かせない要素である「清潔」や、将来を見据えたバリアフリーなどの要素を組み合せて提案しています。
パナソニックは創業以来100年以上にわたり、人々の住まいやくらし方の変遷に伴って、その時々のニーズにお応えしてきました。日本の高齢化や介護といった社会課題に対しては、介護サービス、介護用品・設備等をご提案するエイジフリー事業を立ち上げ、すでに25年の実績を重ねています。また、持続可能な「未来のくらし」の実現に向けて、スマートシティ開発の取り組みを展開。まちづくりを通じて、世界中でユニバーサルデザインやバリアフリーの視点をふまえた先進のくらし提案を続けてきました。
日本国内のショウルームにおいては、多様化、変化し続ける生活ニーズに合わせた様々なくらしを多彩な住空間展示でご提案し、お客様一人ひとりのくらしを実現するサービスを展開しています。
パナソニックが考える、今の時代にこそ必要とされるくらしと住まいの在り方とは――。
社会とゆるやかにつながり続ける
心と身体を末永く健康に保つには、年齢に関わらず趣味や仕事などを続け、地域や社会とバランスよくつながり続けることが大切です。自宅にワークスペースやアトリエを持ち、生涯現役の意識でくらすことで、いきいきとした毎日が送れます。
また、家族や地域の子ども達など、若い世代と積極的にコミュニケーションする機会を持つ、あえて最新の家電やIoT機器をくらしに取り入れ使いこなす等、世の中の「今の流れ」に触れることも忘れずに。わからないことは素直に質問し、いくつになっても柔軟に楽しむことが心の健康をもたらします。
「真の豊かさ」を知り、自分らしく生きる
「持続可能な開発目標(SDGs)」を意識して、自分なりに、資源やエネルギー、モノとのつきあい方を見直してみる。そして自分らしく居心地よく過ごせるのはどのような空間なのかを改めて考えてみましょう。
本当に持ちたいものは?
単にモノを捨てて減らすことではなく、自分にとって何が必要で何が不要かを自問自答し、選び抜いたものを、シンプルに際立たせて見せる――日本の伝統的なデザインと禅の哲学に影響を受けた「ミニマル禅」というインテリアスタイルがあります。モノがあふれる時代を経て、モノとのつきあい方を見直し、自分にとっての本当の豊かさ、持続可能なポイントを見いだす。これからの時代に必要となるのはそんな生き方なのかもしれません。
緑と照明を効果的に取り込む
自宅で過ごす時間が増えた昨今。心の健康を支えてくれるもののひとつが「グリーン」の存在です。自然とのつながりを感じさせるバイオフィリックデザインを意識した植栽計画で、視界に入る緑の数を増やし、住まいに癒しの要素を盛り込みましょう。また「良質な睡眠」のために、自然の光と人工のあかりをバランスよく活用しましょう。
「清潔」を重視したくらし
これからの住まいに欠かせない要素、それは感染対策をふまえた「清潔」の実現です。まずは、家の中にウイルスを持ち込まないための動線づくりや、これまで家族みんなが触れていたものを「触れない仕様」に変える対策、空気質を高める工夫から始めてみてはいかがでしょうか。
玄関での新しい「清潔」
外界との境界にあたる玄関では、ウイルスを持ち込ませない水際対策が肝心となります。従来のものとは別に玄関先にも洗面台を設置することで、帰宅したらまず手洗いをしてから居室に入る動線づくりが可能となります。水栓は、手をかざすだけで吐水・止水できるタッチレスのものなら一層安心です。
着衣についたウイルスや花粉を居室内に持ち込まずにすむよう、コート掛けも玄関に設置。ナノイー搭載の靴脱臭機や脱臭ハンガーもフル活用して清潔さを保ちます。さらに天井埋込型のナノイー発生機を併用することで、コートや靴に付着してきたウイルスや花粉を徹底して抑制できます。
宅配便も非対面で受け取り
世界中で人々の外出機会が減り、その分、ネットショッピングの利用頻度が急増しています。玄関に専用の宅配ボックスを設置することで、度重なる荷物の受け取りにわずらわされることなく、非対面での受け取りが可能になります。
家族が触れるものを非接触化
室内においても、家族が触れる箇所を少しでも減らす工夫を。キッチンと従来の洗面台も、タッチレス水栓とすることで、非接触化を実現。トイレの便座も自動開閉、自動洗浄のものだと安心です。
室内空気を見直す
在宅勤務やオンライン授業の増加により、限られた空間で家族が共に過ごす時間が増えており、換気をはじめとしたIAQ(Indoor Air Quality 室内空気質)の重要性が高まっています。24時間換気で常に新鮮な状態をキープすることで、一人ひとりが快適に過ごせる空間づくりを。次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」は、空気中に浮遊する菌やウイルス、ニオイを抑制し、空気質をさらに向上します。
将来に備えたバリアフリー
末永く健康に過ごせるよう、日常の移動負担を極力減らす間取りや、部屋間の温度差をなくす工夫等で住空間を見直してみてはいかがでしょうか。
最短移動の動線を考える
トイレは寝室の近くに設置し、洗面エリア、お風呂などの水回りにも最短距離で移動できる動線設計を。また、ドアは引き戸仕様とすることで、移動を妨げにくくなり、空間にもゆとりが生まれます。
脱衣所の温度差をなくす
浴室の脱衣所や洗面室は、他の部屋との温度差が大きくなりやすい場所。急激な温度差はヒートショックの引き金になりやすく、特に高齢者は心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが高まるので注意が必要です。脱衣所に暖房衣類乾燥機を設置することで、より安心・安全な環境でバスタイムが楽しめるようになります。
また浴室には手すりを設置し、入浴時の転倒防止に。浴槽はまたぎやすいデザイン、床材は滑りにくい素材を選ぶなどの対策を。
くらし方の変化により、住まいのことや、自分と家族の健康のことに、これまで以上に思いを巡らせている方も多いのではないでしょうか。パナソニックは今後も新しい住まいの在り方を追求し、誰もが居心地よく、末永く健康にくらし続けられるライフスタイルのご提案を進めていきます。
パナソニックセンター大阪に「健康にくらし続けられる家」展示エリアが2021年2月26日(金)オープン!
心も体も健やかに、豊かに年齢を重ねていきたい。そのための住空間はどうあるべきかをご提案するコーナーが、コーポレートショウルーム、パナソニックセンター大阪の1Fにオープン。実際にご体感いただけます。
- ▼【パナソニックセンター大阪】住空間展示「健康にくらし続けられる家」オープン。ずっと自分らしさを大切に、人生を豊かに過ごす住空間を提案。
https://news.panasonic.com/jp/topics/204114.html - ▼Re-Life 空間 健康にくらし続けられる家 | パナソニックセンター大阪
https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-osaka/floor/floor_1f/re-life_story/09.html
パナソニックセンター大阪では、「健康にくらし続けられる家」のほかにも様々なタイプの住空間を展示し、趣味や住まいづくりのセミナーを開催。また、リフォームや不動産、ファイナンシャル、インテリア、介護など専門コンシェルジュがご相談を承ります。
同センターでは、施設の衛生管理やソーシャルディスタンスの確保など、様々な感染防止策を実施し、お客様に安全・安心にご利用いただけるよう取り組んでいます。
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止に関する取り組みの詳細は同センターのホームページをご確認ください。
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- パナソニックセンター大阪
http://panasonic.com/jp/center-osaka/
住所:〒530-0011 大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪 南館2階~地下1階
TEL:0800-170-3860(受付時間 11時00分~20時00分)
アクセス:https://www.panasonic.com/jp/corporate/center-osaka/access.html
開館時間:11時00分~20時00分(最新の開館時間は公式ホームページにてご確認ください)
休館日:不定休 但し、地下1階リビングフロアは、夏季・年末年始休館 - パナソニックセンター大阪
- パナソニックのショウルーム・見学施設のご案内
http://www.panasonic.com/jp/corporate/ad/experience.html