2024年11月15日
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パナソニックグループの姿・取り組みを「数字」でお伝えする「Panasonic in Numbers」。今回のテーマは、ペロブスカイト太陽電池です。
パナソニック ホールディングスのペロブスカイト太陽電池(※1)は、インクジェット方式で製造されることからサイズや設計の自由度が高く、従来のシリコン系太陽電池では難しかった建物の窓や壁面にも設置でき、設置場所を大幅に拡大することが可能です。ペロブスカイト太陽電池はまた、高温の熱処理を必要とせず、シリコン系の太陽電池より製造時のエネルギー消費が少ないと見込まれています。2023年には、804cm2のペロブスカイト太陽電池モジュールにおいて18.1%のエネルギー変換効率を達成し、実用サイズ(※2)において世界最高レベルの発電効率を実現しています。
※1 パナソニックのペロブスカイト太陽電池は、現在開発段階の技術で、発電性能や耐久性を確認する屋外実証試験を行っている。数年以内に実用化を見込んでいる。
※2 実用サイズ:発電有効面積800cm2以上を指す
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