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画像:「Cameleo」使用イメージ

2025年1月21日

製品・サービス / プレスリリース

現場映像活用サービス「Cameleo」、スマートフォンで簡単に映像の記録・共有ができる新プランをリリース

~製造・設備メンテナンスなどの現場の作業記録や情報伝達を効率化~

画像:スマホ向けプラン概要、利用シーン例

パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)は、現場映像活用サービス「Cameleo(カメレオ)」の新プランとして、いつ・どこでも簡単にスマートフォンで撮影した映像を記録・共有ができる「Cameleoモバイル」を2025年1月30日から提供開始します。

「Cameleo」は、カメラで撮影した映像をクラウドに保存し、リアルタイムでどこからでも確認ができるビジネス向けのクラウドカメラサービスです。さまざまなシステムやSaaSと簡単に連携できるAPIも備えており、撮影した映像データの効果的な活用をサポートします。
今回の新プラン「Cameleoモバイル」では、新たにスマートフォン(※1)での撮影に対応し、現場の状況をいつでも・どこでも簡単に記録し、関係者へ迅速に伝達できるようになります。これにより、例えば製造業・インフラ設備のメンテナンス業などにおける、作業記録や情報伝達に関わる現場業務の効率化と品質向上を支援します。

■新プランリリースの背景

製造業やインフラ設備のメンテナンス業(道路・水道・電力・鉄道など)では、現場状況の記録と共有における業務効率化が課題となっています。例えば、紙ベースで運用している現場では、文書の作成や関係部署への伝達に時間を要し、生産性低下に繋がるほか、膨大な紙文書の管理コストが発生しています。作業後にシステムへ入力して電子化する場合でも、二重入力は作業員の負担になり、転記ミスを誘発し情報の信頼性を損なう要因になります。また、ウェアラブルカメラ等の専用端末を使う現場では、複数端末の管理や携帯が作業員の負担となるほか、共用端末の場合は撮影できるタイミングが限定され、円滑な記録や共有を妨げる要因にもなっています。
更に、国内のインフラや設備の老朽化は深刻な問題となっています。高度経済成長期以降に整備された道路橋・トンネル・河川・下水道・港湾などは、今後20年で建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなり、例えば道路橋(約73万橋)は2040年には約75%が建設後50年以上となる見通しです(※2)。そのため、現場では一斉に老朽化するインフラを効率的に維持管理・更新することがますます重要になります。
これらの背景から、現場で高まる作業記録や情報伝達の効率化・高度化のニーズに対応する新プランを提供開始します。

■新プラン「Cameleoモバイル」について

画像:新プラン「Cameleoモバイル」について

スマートフォン向けの新プラン「Cameleoモバイル」は、お手持ちのスマートフォンに専用アプリをインストールすれば、アプリで撮影した映像がクラウド上のサーバーに直接記録され、動画のリンクをチャットやメールへ添えるだけで、手軽に情報共有が完了するソリューションです。映像に対してテキストコメントを追加し、補足することも可能です。文章や画像だけでは伝えきれない現場の状況や作業の様子を映像で残して共有すれば、業務負荷の軽減や作業品質の向上だけでなく、技術継承への活用にも繋がります。そして、デジタルカメラやウェアラブルカメラなどの専用端末が不要なため、社用スマートフォンなどの既存の資産を活用すれば、導入コストや端末管理の手間も軽減できます。

<ポイント>

1. 専用端末は不要、お手持ちの端末(※1)ですぐに利用可能

2. 撮影データは端末本体に残さず、クラウドへ直接保存で安心運用

3. 映像へのコメント追加で、より正確で効率的な情報伝達を実現

【ポイント】

1. 専用端末は不要、お手持ちの端末ですぐに利用可能

スマートフォンに専用アプリをインストールするだけですぐに利用ができます。情報共有や記録用の専用機器(例:デジタルカメラやウェアラブルカメラなど)が不要になり、導入コストを抑制できます。社用携帯・業務用端末を活用すれば、一人ひとりが自身の端末でフレキシブルに利用することが可能です。また、現場に持ち込む機器が最低限になることで、端末管理など作業者の負担を低減します。

2. 撮影データは端末本体に残さず、クラウドへ直接保存で安心運用

アプリで撮影した映像データは、端末本体ではなく直接クラウド上のサーバーに記録します。端末本体にデータを残さないため、万が一端末の盗難・紛失があった場合も、情報漏洩を防ぐことができます。

3. 映像へのコメント追加で、より正確で効率的な情報伝達を実現

画像:映像へのコメント追加で、より正確で効率的な情報伝達を実現

映像内の特定の場面に対してコメントを残すことが可能です。共有された相手は、コメントをタップするだけでその場面から再生を開始できるため、映像を最初から最後まで確認する手間を省けます。必要な情報に素早くアクセスできるため、見逃しも防ぎ、より正確で効率的な情報伝達を実現します。

現場映像活用サービス「Cameleo」は、現場に寄り添う業務ツールとして、ユーザーの声を迅速に反映させながら、今後も進化を続けてまいります。

※1 2025年1月時点ではiOSのみ対応。順次対応機種拡充予定。

※2 引用:国土交通省「社会資本の老朽化の現状と将来」
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/maintenance/02research/02_01.html

【現場映像活用サービス「Cameleo」について】

画像:「Cameleo」ロゴ

「Cameleo(カメレオ)」は、カメラで撮影した映像をクラウド上に録画し、PCやスマートフォン・タブレットを使った遠隔監視が可能な、ビジネス向けのクラウドカメラサービスです。様々なシステムやSaaSと連携できるAPIを提供し、蓄積したデータの活用を加速させるプラットフォームとしても活用できます。サービス名には、「カメラにうつる映像・画像データがまるでカメレオンのように姿を変えて、現場の様々な課題を解決する」という想いを込めており、Cameleoを通じた柔軟な映像・画像の活用を実現します。
▼現場映像活用サービス「Cameleo」
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/cameleo/top

【パナソニック コネクト株式会社について】

パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。

▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei

【お問い合わせ先】

パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410
受付:9時~17時30分(土・日・祝日は受付のみ)

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック コネクト株式会社

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