2025年1月7日
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パナソニックグループは、2025年1月7日から10日まで米国ネバダ州 ラスベガスで開催される「CES 2025」において、“Well into the future”をテーマに出展します(※1)。
※1 パナソニックグループは、1967年の第1回のCESより出展を続け、ビジョンや社会課題の解決に貢献するイノベーションを発信し続けています。
“Well into the future”には、パナソニックグループが使命とする「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向け、各分野で挑戦を続けるパートナーの皆様と、よりよい未来に向けた新たな変革のうねりを起こしていくという思いを込めています。
パナソニックグループの展示ブースでは、パナソニック ホールディングス株式会社 グループCEO 楠見 雄規などによるオープニングキーノート(※2)での発信を受け、AIを活用したビジネスへの変革を推進するグローバルな企業成長イニシアティブ(先駆的な取り組み)「Panasonic Go」の考え方などを紹介するほか、人々の健康・快適・安全なくらしや社会の持続可能性を高めるための革新的なテクノロジーに焦点を当てた、最新の取り組みを紹介します。
※2 CES 2025開幕初日の2025年1月7日に開催。
なお、本展示の一部は、今春、パナソニック東京汐留ビル(所在地:東京都港区東新橋1丁目5番1号)1階にオープンするグループショウルームに移設する予定です。
オープニングキーノートや展示に関する各種写真などは、下記のURLから閲覧、ダウンロードください。
URL:https://news.panasonic.com/global/presskits/ces2025
オープニングキーノートリリースURL:https://news.panasonic.com/jp/press/jn250108-6
Panasonic GoリリースURL:https://news.panasonic.com/jp/press/jn250108-5
ブースでは、前半に全体面積の約45%を利用し、AIを活用したビジネスへの変革を推進するグローバルな企業成長イニシアティブ「Panasonic Go」の考え方や事業の事例を紹介します。展示後半には、地球環境問題の解決に向けたカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに貢献するテクノロジーを紹介するほか、北米で発売する住宅向け全館空調システム「OASYS」や家電製品を展示します。
パナソニックグループは、「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向け、人間中心・人権を尊重したAI活用の考え方のもと、「Panasonic Go」を推進します。ここでは、その考え方や具体的な事業の事例を紹介します。
パナソニックグループは、1918年の創業以来、豊かなくらしの実現に貢献をするため、数多くの家電製品(ハードウェア)を生み出してきました。ここでは、創業当時の製品である「二灯用クラスター(二股ソケット)」、大量生産で高い販売実績を誇った1927年製の「スーパーアイロン」、最初のPanasonicブランドの製品である1955年製の「スピーカー」、2004年に世界で初めて片面2層50 GB記録を実現した(※3)「ブルーレイディスクレコーダー」などを展示し、パナソニックグループの歴史を紹介します。
※3 2004年の発売当時
パナソニックグループは、創業者 松下幸之助が1932年に制定をした250年計画に基づき、「物と心が共に豊かな理想の社会」を実現することを使命として事業活動に取り組んでいます。250年計画の第5節(2032年から2056年)に向けて、AIを活用したビジネスへの変革を推進するグローバルな企業成長イニシアティブが「Panasonic Go」です。ここでは、25年間(建設時代10年、活動時代10年、社会への貢献時代5年)を1節とし、これを10節繰り返すという250年計画の考え方や、これまで培ってきた知見や技術、ハードウェアを最大限にいかしながら、AI活用を広げることで、競争力の高いビジネスへと変革し、さまざまな領域でパナソニックグループならではのお役立ちを果たしていくという、「Panasonic Go」に込めた決意を映像で紹介します。
Blue Yonderは、エンドツーエンドのサプライチェーンマネジメントソリューションを提供するプラットフォームを構築しています。このプラットフォームでは、AIを活用し、毎日200億件以上の需要予測と提案を行っています。予測AIや生成AI、AIエージェント(特定の目標を達成するために必要なタスクを自律的に実行)により、サプライチェーンのあらゆる段階で、小売業者・製造業者・物流サービスプロバイダーが、計画からフルフィルメント(ECや通販業界で、顧客が商品を注文してから手元に届くまでの一連の業務)、輸配送、返品に至るまでのサプライチェーンを最適化することを支援しています。ここでは、Blue Yonderのソリューションが、現代のサプライチェーンの複雑さを乗り越えて、お客様の体験価値向上と企業のサステナビリティに貢献していることを、映像を通して紹介します。
パナソニックグループ発のベンチャーおよびビジネスインキュベーターであるPanasonic Wellは、すべての人々のウェルビーイングを向上させる新しいサービスとテクノロジーを構築することに取り組んでいます。2025年には、米国で、アプリを通して家族をサポートする包括的なデジタルファミリーウェルネスサービス「Umi」を発売予定です。
「Umi」は、AIと専門家のコミュニティを統合したデジタルウェルネスサービスであり、パーソナライズされた家族向けウェルネスコーチでもあります。人々が健康的な習慣を身につけ、一人ひとりに適したウェルネスのルーチンを通じて家族も繋がることを支援します。ここでは、サービスの概要やAIを活用してバーチャルなコーチと対話ができる体験コーナーを設けています。
また、健康やウェルネスに関する企業や団体、研究機関などと連携し、Panasonic WellのデータとAIプラットフォームの強みを活用する取り組み「Panasonic Well Partner Collective」も紹介します。「Panasonic Well Partner Collective」には、Aaptiv、Precision Nutrition、SleepScore Labs、Addition Wealth、BlueApron、Calmなどさまざまな分野を牽引する企業や団体などが集まっています。これらのパートナーとの連携により、「Umi」をはじめとし、個人や家族が健康で豊かな生活を実現するための革新的なソリューションを提供していく考えです。
さらに、健康とウェルネス分野での次なるブレークスルーを見つけ出すことを目的に、AARP(50歳以上の人々を対象とした米国の非営利団体で、約3,800万人の会員を持つ)のAge Tech Collaborativeとの協力により実施されたグローバルスタートアップコンテスト「Family Wellness Innovation Challenge」の受賞者も紹介します。
パナソニックグループが目指す「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向けて、喫緊の課題は地球環境問題の解決です。パナソニックグループでは、2022年に長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げ、より良いくらしと持続可能な地球環境を両立するために、カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーの実現に向けて様々なインパクトを広げる活動を行っています。ここでは、豊かなくらしに貢献するソリューションや家電製品、地球環境問題の解決に貢献するテクノロジーなどを紹介します。
米国で展開予定の“快適・健康なくらしと経済的でサステナブル・安心なくらし”を両立させる次世代の住宅向けソリューションをご紹介します。米国初(※4)、ルームエアコン、熱交換気ユニット(※5)、搬送ファン(DCモーター換気扇)という既存製品の組み合わせで家中の空調、換気を行う全館空調システムを発売。米国の従来空調方式との比較において、50%以上の省エネ(※6)に貢献するとともに、大風量小温度差空調、空気の浄化、静音性により、健康で快適な空間を実現します。将来的には高効率給湯器、くらし情報を踏まえた家のエネルギーマネジメントシステムをかけ合わせることで再生可能エネルギー100%の家を実現します。これらの概要を映像で紹介します。
※4 ルームエアコン、熱交換気ユニット、搬送ファンを用いた全館空調システムについて。2025年1月8日現在、パナソニック株式会社調べ。
※5 給気と排気の熱を交換しながら、熱ロスを抑制した換気を行う機器。
※6 従来空調方式:住宅性能IECC2015相当、空調…ヒートポンプ式冷房(SEER2 14.2)+ガス式暖房機器(80%AFUE)。
OASYS:住宅性能OASYS要求仕様相当、空調…冷暖房ともにパナソニック株式会社製ルームエアコン+搬送ファン。
(ガスによるエネルギー使用量を電気エネルギーに変換して試算。)
■参考:パナソニック株式会社空質空調社 リリースURL https://news.panasonic.com/jp/press/jn250108-4
家から街・社会全体へとカーボンニュートラルのインパクトを拡大させる、CO2排出量の削減に貢献するソリューションやテクノロジーとして、以下などを展示します。
Updating(置き換える) |
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Electrifying(電化する) |
※7 2025年1月8日現在、パナソニック エナジー株式会社調べ |
Harnessing(自然の力で生み出す) |
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パナソニックグループは、3つの原則「Maximize」「Minimize」「Partner」を掲げ、サーキュラーエコノミー(CE)に取り組んでいます。ここでは、資源の効率的な活用と地球上の限られた天然資源の消費削減を行う取り組みなどを紹介します。
Maximizing |
パナソニックグループでは、製品の使用期間をできるだけ延ばして、資源の持つ価値を維持・向上させる取り組みや、そのために製品設計やデザイン、ビジネスモデルをサーキュラー型に変革、サービスを拡充すると同時に、リサイクル活動にも力を注いでいます。 今回、リペア・リユース・リサイクルするための新しいモノづくりの考え方・設計思想「Design for CE」の概要をコンセプトモデルのモックと映像を中心に展示。また本コンセプトのベースとなる易分解設計の技術も紹介します。 |
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Minimizing |
パナソニックグループでは、材料の使用を最小化するとともに、リサイクル材料や再生可能材料の使用割合の拡大などを推進しています。ここでは、再生・バイオプラスチック採用商品として以下などを紹介します。
また、基本的には植物繊維で出来ていながら、従来の石油由来樹脂のような成型性をもつサステナブルな素材「kinari」をランプシェードに活用した照明なども参考展示します。 |
Partnering |
パナソニックグループは、顧客やパートナーと協力し、循環志向の経営、情報共有、製品使用の新しいあり方をともに作る取り組みを進めており、ここではその考え方などを紹介します。 ここでは、製品のリサイクルや再生資源のプロセスについて、ブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティのアイデア「Tracephere」を紹介します。 |
くらしを豊かにする家電製品として、2025年度に発売する最新の有機EL/Mini LEDテレビ(米国・欧州市場向け)、テクニクス完全ワイヤレスイヤホンを展示します。また欧米で発売しているワンボックススピーカー、ゲーミングスピーカーや、デジタルカメラLUMIX、テクニクスのターンテーブルやスピーカーも紹介します。白物家電では、IoT対応マルチオーブンなどの調理家電(米国市場向け)、ヘアドライヤーやシェーバーなどの理美容家電(米国・欧州市場向け)を紹介。更に参考出展としてAIカメラ搭載冷凍冷蔵庫(日本市場向け)を展示します。
記事の内容は発表時のものです。
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