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画像:KAIROS イメージ

2024年4月8日

製品・サービス / プレスリリース

Panasonic IT/IPプラットフォーム KAIROS

SDIに標準対応の新メインフレーム AT-KC200TL1の発売とスマートルーティング機能に対応したソフトウェアバージョン1.7提供

KAIROSの扱う入力数を仮想的に増大

<AT-KC200TL1背面端子>

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明、以下パナソニック)は、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS」の新しいメインフレーム「Kairos Core 200 AT-KC200TL1」を2024年6月に発売開始し、ソフトウェア「バージョン1.7」の提供を2024年度第1四半期中に提供開始いたします。SDIの入出力に標準対応しているAT-KC200TL1と、バージョンアップによる新たな機能「スマートルーティング機能」により、KAIROSを中心としたシステムの特長である自在な映像制作と高いシステム拡張性はそのままに、放送局やイベント、スポーツだけでなく企業や教育市場など、より幅広い撮影・制作環境のお客様にKAIROSを用いたより自由な映像制作を提供いたします。

新メインフレームAT-KC200TL1は、24入力/12出力(FHD時)に標準対応しています※1。これにより、SDIを中心とした映像制作システムをご使用のお客様にも、KAIROSの持つ3つの特長、(1)GPUが許す限り無制限のシーン・レイヤー数とCANVAS機能による解像度や画角にとらわれない自在な映像演出、(2)マクロ機能やIP接続のコントロールパネルを駆使した直感的で効率的な操作性、そして(3)ソフトウェアベースであるがゆえの高いシステム拡張性、による自由な映像制作を提供いたします。加えて2024年2月より発売開始しているオプション商品「SDI入出力ボード AT-KC20M1G」を装着することで、最大32入力/16出力(FHD時)まで対応いたします。

また、ソフトウェアを「バージョン1.7」にアップデートすることでで、新機能「スマートルーティング機能」をご使用いただけます。本機能は、ネットワークスイッチ※2上に配信されている任意の映像を必要に応じて自動的にKAIROSに取り込む機能で、より多くの入力ソース数を仮想的にKAIROSで扱えるようにする機能です。これにより、KAIROSが同時に受けられる映像の帯域の制限を考慮する必要がなくなり、KAIROSで多数の入力を用いて映像制作を行う際の利便性が向上します。

当社はIT/IPプラットフォームKAIROSを通じ、映像制作の現場を再発明することで、様々な場所で繰り広げられる感動や興奮の一瞬を「伝えたい人」と、それを視聴する「参加する人」をより多くの価値ある映像でつなぎ、多様な人々が幸せに暮らせるウェルビーイングとサステナブルな社会の実現を目指します。

なお、AT-KC200TL1は、2024年4月14日から4月17日(現地時間)に米国ラスベガスで開催される国際放送機器展「2024 NAB(National Associations of Broadcasters)Show」のPanasonic Connectブース(#C3310)に出展します。

※1: IPでの入出力は将来対応予定。

※2: KAIROSアライアンスパートナーの動作確認済み機器は、KAIROSアライアンスパートナーのウェブページをご確認ください。

■新商品概要

画像:AT-KC200TL1 フロント

品名

メインフレームKairos Core 200

品番

AT-KC200TL1

発売予定時期

2024年6月

本体希望小売価格

7,300,000円(税抜)

■KAIROSバージョン1.7詳細

【対応商品】

-メインフレーム:Kairos Core 2000(AT-KC2000T/2000TS1)、Kairos Core 200(AT-KC200T/200TL1)、Kairos Core 1000(AT-KC1000T)、Kairos Core 100(AT-KC100T)

-ソフトウェア:Kairos Creator(AT-SFC10G)、タッチコントロールパネルソフトウェア(AT-SFTC10G)、Kairos Core Manager(AT-SFCM10G)

-コントロールパネル:Kairos Control Panel(AT-KC10C1、AT-KC10C2)

【提供開始予定】

2024年度第1四半期

【主な機能】

・スマートルーティング機能

【IT/IPプラットフォーム「KAIROS」について】

KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IPプラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム“KAIROS”により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。

▼詳細についてはパナソニックのIT/IPプラットフォーム「KAIROS」のウェブサイトをご覧ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_it-ip-platform

【お問い合わせ先】

<製品に関するお問い合わせ>

放送・業務用映像システムサポートセンター
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/supportcenter

[放送・業務用映像システム ホームページURL]
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社
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AT-KC200TL1 背面端子
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