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画像:Kairos Core 200(AT-KC200T)、Kairos Core 2000(AT-KC2000T)

2023年2月2日

製品・サービス / プレスリリース

Kairos Core(メインフレーム)第二世代2機種を開発

~機能とパフォーマンスの向上により、従来以上の大規模なライブ映像制作に対応~

■新メインフレーム(Kairos Core 200/2000)製品一覧

品名

メインフレーム(Kairos Core 200)

メインフレーム(Kairos Core 2000)

品番

AT-KC200T

AT-KC2000T

発売時期

2023年6月

2023年度第2四半期

パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 社長・CEO:樋口 泰行)は、1月31日より欧州バルセロナで開催中のISE(Integrated Systems Europe)にて、業務用ライブ映像制作・配信システム「IT/IPプラットフォームKAIROS(ケイロス)」の第二世代となるメインフレームKairos Core 200(AT-KC200T)、Kairos Core 2000(AT-KC2000T)の2機種を公表しました。
新しいミドルレンジクラスとなるKairos Core200は2023年6月に発売予定、かつてないパフォーマンスを備えたハイエンド機Kairos Core 2000は2023年度第2四半期に発売予定です。

2020年9月に発売したKAIROS第一世代は、IT(ソフトウェア)による自在の映像表現力と、IP接続によるリモートの運用性が評価され、国内・外の放送局や映像配信事業者に採用されてきました。
近年、インターネットやスマートデバイスの普及による映像視聴スタイルの多様化が進み、ライブ配信を含む映像制作需要が拡大しています。今回、このような更なる需要にお応えすべく、より大規模なライブで複雑な制作が可能かつ、将来のIT/IPインフラの進化にも対応できる、新しいKAIROS第二世代を開発しました。

KAIROS第二世代となるKairos Core 200、Kairos Core 2000は、入出力数の増加、映像処理パフォーマンスの向上、各種ファイルストレージ容量の増加など機能とパフォーマンスを大幅に向上させ、より多くのソース、より複雑な表現を用いた、従来よりも大規模なライブ映像制作に対応します。

当社はIT/IPプラットフォームKAIROSを通じ、映像制作の現場を再発明することで、様々な場所で繰り広げられる感動や興奮の一瞬を「伝えたい人」と、それを視聴する「参加する人」をより多くの価値ある映像でつなぎ、多様な人々が幸せに暮らせるウェルビーイングとサステナブルな社会の実現を目指します。

画像:Kairos Core 200

Kairos Core 200(メインフレーム AT-KC200T)
新しいKAIROSミドルレンジクラス
現行の標準メインフレームKairos Core 100(AT-KC100T)から性能・機能の向上を実現しました。

■特長(AT-KC100Tからの変更点)

  • 入出力数が増加(いずれもオプション装備時の最大数)
    1080i/720p:64入力/40出力(AT-KC100Tは48入力/32出力)
    1080p:32入力/20出力(AT-KC100Tは32入力/16出力)
    4K:8入力/5出力(AT-KC100Tは8入力/4出力)。
  • 映像処理パフォーマンスが50%アップ(AT-KC100T比)。
  • 内蔵ストレージ容量が大幅に増大。
    RAMプレーヤー1.3倍、クリッププレーヤーは5倍以上、静止画は9倍以上。(AT-KC100T比)
  • ST 2022-7 ネットワークリダンダンシーに対応、ネットワーク障害時の信頼性が向上。
  • 4RUの新シャーシは低速ファンで高いエアフローを実現し、静音で高い処理能力を発揮。

Kairos Core 2000(メインフレーム AT-KC2000T)
かつてないパフォーマンスを備えたKAIROSハイエンドタイプ
現行の高性能メインフレームKairos Core 1000(AT-KC1000T)から性能と機能が大幅に向上。
圧倒的なパフォーマンスでライブ映像制作に新しい時代を拓くハイエンドKAIROS。

■特長(AT-KC1000Tからの変更点)

  • ×2倍の入出力数(KAIROSソフトウェアVer. 2.0(2023年内予定)以降)
    1080i/720p:128入力/80出力(AT-KC1000Tは64入力/40出力)
    ※1080i/720p時のみ、128入力/80出力にはオプション装着が必要です。
    1080p:64入力/40出力(AT-KC1000Tは32入力/20出力)
    4K:16入力/10出力(AT-KC1000Tは8入力/5出力)
  • マルチビューワー出力が4出力に倍増(AT-KC1000Tは2出力)。
  • 映像処理パフォーマンスが30%アップ(AT-KC1000T比)。
  • 内蔵ストレージ容量が大幅に増大。
    RAMプレーヤーは1.5倍、クリッププレーヤーは5倍。(AT-KC1000T比)
  • ST 2022-7 ネットワークリダンダンシーに対応、ネットワーク障害時の信頼性が向上。
  • 4RUの新シャーシは低速ファンで高いエアフローを実現し、静音で高い処理能力を発揮。

IT/IPプラットフォーム「KAIROS」について

KAIROS(ケイロス)は映像制作現場における「撮る・創る・映す」を革新することで、現場における“新たなワークスタイル”をご提供します。映像コンテンツの、多様な演出表現と高い生産性の両立が求められる制作プロセスに、IT/IPプラットフォームを導入。現場ニーズに“最適”な環境で、ハイクオリティーな映像制作が可能となります。またIT/IPへの変革を図る事で、映像制作現場の「時間」と「場所」、「リソース」の制約を一手に解放し、より映像制作の可能性を広げます。進化し続けるIT/IPプラットフォーム“KAIROS”により、日々要求が高まる映像制作ニーズに応え続けます。

▼詳細についてはパナソニックのIT/IPプラットフォーム「KAIROS」のウェブサイトをご覧ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav_kairos

パナソニック コネクト株式会社について

パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,500名の従業員を擁し、売上高は9,249億円※を計上しています。「現場から、社会を動かし、未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公式サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地域の「サステナビリティ」と、1人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
※旧パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社の2021年度売上高

▼パナソニック コネクト株式会社ホームページ:
https://connect.panasonic.com/jp-ja/

▼パナソニック コネクト株式会社 Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom

お問い合わせ先

パナソニック コネクト株式会社 メディアエンターテインメント事業部
プロAVマーケティング部 マーケットコミュニケーション課
E-mail:pro-av.ad@gg.jp.panasonic.com

[放送・業務用映像システム ホームページURL]
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_proav

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック コネクト株式会社

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