2024年11月21日
- 製品・サービス
- トピックス
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2022年11月11日
製品・サービス / プレスリリース
高速なモバイルアクセスを実現
~通信性能向上で公平な動画伝送や、VoIPハンドオーバーの高速化を実現~
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 社長・CEO:樋口 泰行)は、2021年2月17日に発表済の新事業「現場マルチネットワークサービス※1」における無線ネットワークの新たなラインアップとして、Wi-Fi 6対応 業務用Wi-Fi基地局 EA-7HW04AP1を2022年11月末より提供開始します。現行の業務用Wi-Fi基地局シリーズ「WINDIO(ウインディオ)」に本商品を加え、ラインアップを強化いたします。
昨今、通信機能を持つ端末の増加やデータ容量の増加により、複数端末が同時に接続・通信する環境が求められており、通信が混みあった環境下でも遅延が少なく高速で安定した通信が求められております。本アクセスポイントは50台のタブレット端末に約5 Mbpsの公平な※2伝送性能を持ち、モバイル業務に適した高速、多接続の安定した通信環境を提供するとともに、厳しい屋内環境での利用にも対応し、様々なソリューションに活用できるネットワーク環境を提供いたします。
空港・駅・ホテルなどでのホットスポットの提供や、オフィス環境の充実などにも活用いただけ、昨年発売の5G ゲートウェイ※3でWAN回線を接続することで、有線の無い場所でもWi-Fiエリア化が容易にでき、様々な現場で高速なデータ通信環境作りが可能になります。また、1台のアクセスポイントで複数のSSID※4に区分けしてWi-Fiサービスを提供することで、業務系のタブレット、ウェアラブル端末、IPカメラやサービスロボット等の業務用途での利用と一般ユーザに開放する公衆無線LAN等のサービス利用を同時に行えます。
当社の「現場マルチネットワークサービス」では、ネットワーク、ソフトウェア、エッジデバイスを通じて、現場のデジタルトランスフォーメーションを実現するためのサービスです。環境・用途に合わせてWi-Fi基地局をはじめ現場のニーズに合わせた最適なネットワークを提供することで、ミッションクリティカルな現場でのDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートします。
顔認証、モバイル点検、映像伝送などのソリューションとの組み合わせ利用により、イベント会場やパブリックエリアなど有線回線を敷くことができない場所でのソリューション利用にご活用いただけます。当社製5GゲートウェイでWAN回線を接続することで、有線の無い場所でもWi-Fiエリア化が容易にでき、様々な現場で高速なデータ通信環境作りが可能になります。また、アクセス認証サーバの提供にて、EAP-AKA認証(USIM)※8やEAP-TLS認証(証明書)※9に対応。当社プライベートLTEやローカル5Gとの統合管理を可能にします。今後マルチアクセス技術での当社製ローカル5Gとの連携により、さらなる柔軟なネットワーク設計を可能になります。
品名:屋内型業務用Wi-Fi基地局
品番:EA-7HW04AP1
本体希望小売価格:オープン価格
発売時期:2022年11月末
当社は、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパスにかかげ、現場にイノベーションをもたらすことで多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
※1. プレスリリースURL
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/02/jn210217-3/jn210217-3.html
※2. アクセスポイントに接続した全端末に対し、ほぼ均等な通信スループットを制御すること。
※3. 当社販売中の5Gと4Gの複数の周波数帯に対応した屋外型のゲートウェイ商品
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services_5g-gw
※4. IEEE802.11の無線LANアクセスポイントの識別に用いられる文字列。各端末とアクセスポイントのSSID(Service set identifier)が一致する場合のみ通信可能となります。
※5. High Definition(高解像度)の略。1,280×720や1,920×1,080(フルHD)の解像度を有した画質。多くのIPカメラやTV会議システムに利用されています。
※6. Fast Service Self Transitionと呼ばれる高速認証の仕組み。無線LANは接続先が変わる時に再認証を行うが、IEEE802.11rはその再認証を高速に行うことができます。
※7. IP規格(防水・防塵規格)はIEC(国際電気標準化会議)によって定められた規格でJISでも採用されている電気製品の防水と防塵性能を示す規格。IP42の防塵性を示す第一数字記号4は、直径1.0 mm以上の固形物が内部に侵入しないレベル、防水性を示す第二数字記号2は、製品の垂直より左右15°以内からの規定の降雨量によって有害な影響を受けないレベルの試験規格。
※8. スマートフォンやタブレット端末などUSIM(Universal Subscriber Identify Module)カードを内蔵した通信機器がWi-Fiインターネットサービスに接続する際、ユーザ認証のセキュリティを向上させるための拡張認証プロトコル。
※9. PPPやIEEE802.1Xで用いられる認証方式EAP(Extensible Authentication Protocol)の一種で、IDやパスワードでなくデジタル証明書のやり取りによって行う認証方式。
●商標について
Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。
▼業務用Wi-Fi基地局 EA-7HW04AP1
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/wifi/lineup/ea-7hw04ap1
業務用Wi-Fi基地局シリーズ「WINDIO(ウインディオ)」は、2006年の発売以来、通信事業者様の公衆無線LANサービスのインフラ設備として、また学校、オフィス、製造・流通現場での無線LAN設備として、幅広いエリアでのインターネット利用など広くご利用いただいています。
▼業務用Wi-Fi基地局シリーズ「WINDIO(ウインディオ)」
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/wifi
当社は、複数のネットワークを統合的に管理・運用する技術として、5Gコアによるマルチアクセス技術を開発しており、その第一段階として、複数のPLMN-ID(携帯電話の国際的な識別番号)を認証するLTEコア(ローカルコア)を提供しています。共通のLTEコアでsXGPと自営等BWA、それぞれのシステムに共通のSIMで認証することができるため、これらのネットワークの統合的な管理が可能となります。これにより、例えば屋外などの広域エリア(自営等BWA)から、屋内エリア(sXGP)への移動時においても安定した通信・通話が可能になります。
▼現場マルチネットワークサービス
https://connect.panasonic.com/jp-ja/gemba-multinetwork-service
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、グローバルで約28,500名の従業員を擁し、売上高が9,249億円※の、B2Bソリューション事業成長の中核を担う事業会社です。当社は、企業としての存在意義であるパーパスを、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」と掲げています。このパーパスには、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや、高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン・公共サービス・ 生活インフラ・エンターテインメントのそれぞれのお客様とつながり、お客様の「現場」をイノベートすることで、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の世界を目指していきます。
※2021年度、旧パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社として
▼パナソニック コネクト株式会社 ホームページ
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
パナソニック システムお客様ご相談センター
電話:0120-878-410
(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。