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2020年2月12日
企業・経営 / プレスリリース
パソコン初※1データ適正消去実行証明協議会の「消去技術認証」を取得
盗難時や廃棄時のパソコンの確実なデータ消去を証明
パナソニック株式会社は、2020年1月、当社製法人向けモバイルパソコン「Let's note(レッツノート)」において、パソコンとして初めて、同製品の組込みデータ消去プログラムが、データ適正消去実行証明協議会(以下、ADEC)の「消去技術認証」を取得しました。確実なデータ消去と、復元困難な状態を第三者機関が証明します。これにより、パソコン利用者の責任リスクを低減します。
昨今、市場では、個人情報や機密データが保存されていたハードディスク等の記憶媒体が転売されるインシデントや、中古市場で消去されていたはずのデータが復元されるインシデントなどが発生し、データ消去に対する安全性や確実性への関心やニーズが高まっています。
当社の組込みデータ消去プログラムは、モバイルパソコン レッツノートに内蔵し、2012年から、遠隔データ消去(リモート・ワイプ)サービス「TRUST DELETE Biz(パナソニック版)」として提供を開始、現在約5万台※2のレッツノートで稼働しています。本プログラムがこのほど「消去技術認証」を取得しました。
「TRUST DELETE Biz(パナソニック版)」は、当社とワンビ株式会社の共同開発により、電源オフまたはスリープ中のパソコンでも、強制的にHDD/SSDのデータをまるごと消去することができる遠隔データ消去サービスです。一般的な遠隔データ消去サービスは、消去プログラムがHDD/SSD上にあるので、OSやプログラムの起動後でないと機能しません。一方、当社サービスは、消去プログラム本体をBIOSに内蔵しているので、電源オフの状態および、OS未起動の状態からでも、遠隔操作で電源を入れて消去プログラムを動作させ、HDD/SSDのデータを完全に消去することができます。さらに、消去後には携帯通信網を通じて完了通知を送ることができ、確実に消去された事をリモートで確認する事ができます。
当社は、今後もお客様からのご要望にあわせてさまざまなサービスを提供し、モバイルパソコンをより安心して活用できる環境をサポートします。
ADECデータ適正消去実行証明協議会は、パナソニック株式会社のレッツノートに搭載されたデータ消去プログラムが、ADECが定める消去技術認証を取得されたことに歓迎の意を表します。
ADECは、データの適正な消去のあり方を調査・研究し、その技術的な基準を策定するとともに、これに基づいてデータの適正消去が実行されたことを証明するための第三者的な証明制度の普及・啓発を図り、我が国における健全で安心安全な循環型IT社会の実現に寄与することを目的としております。
日本を代表するパソコンメーカーであるパナソニック株式会社の高度な技術の粋を集めて開発されたレッツノートが日本の企業に安心して活用し続けていただけるように当協会も努力していく所存です。
パナソニックパソコンお客様ご相談センター
TEL:0120-873029、06-6905-5067(9:00~20:00 365日受付)
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。