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2018年12月4日
製品・サービス / プレスリリース
介護施設の運営負担軽減とご入居者様のQOL向上を目指し
HITOWAホールディングス株式会社(本社 東京都港区 代表取締役社長CEO 今田健治)のグループ会社で、介護サービス事業を展開するHITOWAケアサービス株式会社(本社 東京都港区、代表取締役社長 袴田義輝、以下「HITOWA」)とパナソニック株式会社(本社 大阪府門真市、代表取締役社長 津賀一宏、以下「パナソニック」)は、先進的な介護施設の実現に向けて連携を行い、HITOWAが運営する有料老人ホーム「イリーゼ」において、パナソニックのIoT/AIセンシング技術を活用した介護施設向けソリューションを導入し、拡大展開を行ってまいります。また、最新のIoT/AI技術を駆使した検証を通して、介護職員の業務の効率化を実現し、介護職員は人でしか成し得ない業務に集中できる環境づくりを行い、介護サービスの充実化を目指します。
イリーゼ練馬中村橋
有料老人ホームなどで提供されるこれからの介護サービスは、ご入居者様の自立支援に寄与するとともに、QOL(Quality of Life)向上など、多様なニーズに応える運営努力が求められます。このような介護サービスの実現にむけて、HITOWAは「イリーゼ」において、IoTを活用した最新のみまもりシステムを導入し、介護の質、生産性の向上を実現していきます。
これによりHITOWAグループが目指す生活総合支援サービス事業の実現をより確実なものとし、併せて介護業界の魅力向上につなげてまいります。
高感度センサーやクラウドサービス対応型エアコンを用いた「みまもり安心サービス」は、ご入居者様の熱中症・脱水症状などのインシデント把握や、特に夜間における安否確認・状況把握が可能になり,施設職員の負担軽減や施設利用者への安心感の醸成で好評を得ています。
また本施設では、更なる機能性および運用性の向上を狙い、IPカメラをIoTデバイスとして活用するクラウド対応「Vieureka(ビューレカ)プラットフォーム」と組み合わせ、以下の実用化に向けた検証を行ってまいります。
本取り組みを皮切りに、高齢者のQOL向上や自立支援に向け、システムを導入した後からでも、高齢者一人ひとりの生活向上を目指した「高齢者のくらしアップデート」をし続ける取り組みを強化していきます。また、今後は様々なIoT機器から得られるセンシングデータや介護記録データをAI分析基盤に集約/分析し、ご入居者様の排泄リズムや睡眠リズムなど生活リズムの予測や予知までを行うことで、先回りの介護を実現し、本質的な施設職員の業務負担軽減やご入居者様のQOL向上を目指します。
HITOWAグループとパナソニックは、IoT/AI技術をフル活用した介護プラットフォームの構築と、これを利用する新たな介護業務モデルを創出し、職員不足など社会課題の解決に貢献してまいります。
「みまもり安心サービス」システム図
システムを導入した居室
以上
記事の内容は発表時のものです。
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