2020年9月7日

国内電機メーカーおよび、関西圏のオフィスで初めて(※1)
「WELL v2認証」の予備認証を取得

WELL v2予備認証を取得したイノベーションセンター、フォーカスゾーン、ナチュラルゾーン、リラックスゾーン、マイクロブレークスペース、超集中ルーム

パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社は、国内電機メーカーおよび、関西圏のオフィスで初めて(※1)「WELL認証(WELL v2)」の予備認証を取得しました。今後、審査員による現地審査を経て本認証の取得を目指します。

WELL認証は、デロス社(本社:米国)により開発され、公益企業IWBI(The International WELL Building Institute)により2014年に運営を開始した、空間のデザイン・構築・運用に「人間の心と身体の健康」という視点を加え、より良い住環境の創造を目指した空間の評価システムです。2018年には評価項目や基準が見直されたバージョン2(WELL v2)がリリースされ、「空気」「水」「栄養」「光」「運動」「温熱快適性」「音」「材料」「心」「コミュニティー」の10項目のコンセプトと「イノベーション(革新性)」の加点で評価(※2)されています。

「WELL v2」の予備認証を取得したのは、大阪府門真市にあるライフソリューションズ社 技術本部イノベーションセンターのオフィスです。このオフィスは、技術本部で開発した技術・ソリューションを実証する場として2018年にリニューアルしました。同じ環境下で働く人が等しく快適性を感じるわけではないというWELLの思想を応用して「空気」「光」「音」の環境ゾーニングを行い、「フォーカスゾーン」「ナチュラルゾーン」「リラックスゾーン」など、従業員が仕事の内容や好みに合わせて選択できるようにしました。

執務ゾーンごとに、全熱交換形換気システムや外気処理エアコン、調光調色照明器具などのパナソニックの商材と技術を適用して「空気」「温熱快適性」「光」「心」「音」の5項目に対応しました。またWELLに新規提案を行う「イノベーション(革新性)」の加点項目において「空間除菌脱臭機」を用いた「除菌ソリューション」などを提案。その他5項目での認証取得を進めた結果、「WELL v2」の予備認証を取得するに至りました。

パナソニックは、2017年9月の北米WELL Living Lab創設時からファウンディングメンバーとして参画しています。その後、2019年3月に「WELL認証」を開発したデロス社の中国法人であるデロス中国と、中国の住宅やオフィスなど「くらし空間」における健康環境の研究・実証を共同で推進することについて戦略的提携を締結し、海外においても健康空間の研究開発に取り組んでいます。

今後は、本認証取得に向けて推進するとともに、このオフィスで得られる知見やノウハウを生かすことで、WELLを活用した心身ともに健康・快適なオフィスを実現するソリューション提案の検討を進めてまいります。

  • ※1:国内電機メーカー初、関西圏のオフィスで初めてWELL v2認証 予備認証を取得 2020年9月7日現在 当社調べ
  • ※2:スタート時は「空気」「水」「食物」「光」「運動」「温熱環境」「こころ」の7項目で評価。WELL v2では、新たに「音」「材料」「コミュニティー」を加えた10のコンセプトと、「イノベーション」で評価している。

【お問い合わせ先】

ライフソリューションズ社 技術本部 イノベーションセンター 企画・管理部 技術企画課
電話:06-6908-1131(代表 受付 9:00~17:30)

■パナソニック商材や技術を適用した主な取り組み内容

<空気>

  • ・クローズドスペースにはパナソニック製「全熱交換形換気システム」を、オープンスペースにはパナソニック製「外気処理エアコン」を導入するなど、それぞれの特長を生かした機器を設置することで、より清浄度の高い外気導入による換気を実現
  • ・「空気質モニタ(プロトタイプ)」により、温・湿度、CO2濃度、PM2.5、VOCを常時モニタリングすることで、オフィスの各ゾーンの空気質を常時見える化

<温熱快適性>

  • ・「温湿度モニター(プロトタイプ)」による約30ヶ所の温度・湿度の見える化とフリーアドレスによって好みの温度環境で働くことが可能
  • ・温度・湿度シミュレーションにより、人が快適に感じる温冷感指標への適合を確認

<光>

  • ・オフィスのゾーンや時間帯によって、パナソニック製「調光・調色照明器具」の明るさと色温度を変える「パターン照明」と、フリーアドレスの組み合わせにより、好みの照明環境で働くことが可能
  • ・「超集中ルーム」では、周囲を気にせず没入できるようスポット照明をデスク上に照らして周囲との明るさの差を設けるとともに、机上照度確保と眩しさ抑制を両立

<心>

  • ・自然素材を多用し、ソファ内蔵スピーカー、テーブル上のカラー照明、映像などを制御することでリフレッシュできる休憩スペース「マイクロブレークスペース(プロトタイプ)」を導入
  • ・パナソニック製「スポットライト型プロジェクター」から床面に自然映像を投影することで、歩行時に心が癒される通路

<音>

  • ・「ナチュラルゾーン」では、「サウンドマスキングスピーカー(プロトタイプ)」によって、空調機器音に似た間接音を常時流して、オープン会議スペースで気になる会話音をマスキング

<イノベーション(革新性)>

  • ・次亜塩素酸を発生するパナソニック製「空間除菌脱臭機」をオフィス内の人が多く集まる場所に適切に配置する「除菌ソリューション」
  • ・「アロマディフューザー(プロトタイプ)」により、個人の好みに合った香りで働けるゾーンを実現

<ご参考>

ライフソリューションズ社の研究開発部門である技術本部イノベーションセンターのオフィスは健康・快適オフィスの実現と実証を目指して18年3月に大幅リニューアルした後、継続的に進化しています。2018年には「第13回日本ファシリティマネジメント大賞」で、「奨励賞」を受賞。2019年には「第43回日経ニューオフィス賞」で、「近畿ブロックニューオフィス推進賞」を受賞。今回、「WELL認証」を取得するなど、外部から高い評価をいただいています。

<イノベーションセンター概要>

  • 所在地:パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社
       門真構内 E44棟 3階
  • 住所:大阪府門真市大字門真1048
  • 面積:1,100m2
  • 執務席:131席

【WELL v2予備認証証書】

以上