2025年10月1日

サステナビリティ / トピックス

関西の水素関連施設を巡り、未来の水素社会を体感するツアーを大阪・関西万博テーマウィークに合わせて開催

パナソニック エナジー株式会社(本社:大阪府守口市、社長執行役員:只信 一生、以下、パナソニック エナジー)は、大阪・関西万博において、岩谷産業株式会社、川崎重工業株式会社とともに、水素バリューチェーンに関わる企業が集積し、世界的にも実証・実装が進む関西エリアの水素関連施設を巡る「水素社会体感ツアー(以下、本ツアー)」を2025年9月22日~25日の4日間、開催しました。

本ツアーは大阪・関西万博の「地球の未来と生物多様性ウィーク」中に開催された水素エネルギーを身近に体感できるプログラム「水素パーク!!(Hydrogen Energy Park)」(主催:経済産業省資源エネルギー庁、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)、期間:2025年9月22日~25日)と連携したイベントです。

期間中、本ツアーには大阪・関西万博に来訪の国内外ビジネスパートナー、行政関係者、また次世代を担う高校生など約300人が参加しました。参加者は、水素燃料電池で動く船やバスに乗車し、液化水素タンクや水素由来電力を活用する工場など、各社の水素を「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」施設を訪問、最後に万博会場の「水素パーク!!」を見学しました。

参加者からは「関西圏に大規模かつ多角的な水素の導入・貯蔵・利活用を担う低炭素技術を持つ企業が集い、実装に向けた先進モデルとなっていることが分かった」「授業でしか聞かない水素が、発電所や乾電池工場などの社会のライフラインとして日常と密接に関わっていること、さらに船やバスが静かで揺れないことに驚いた」等のコメントが寄せられ、本ツアーが目指した、カーボンニュートラルに向けた大きな潮流である水素社会への期待を高める機会になりました。パナソニック エナジーは、今後も水素エネルギーを利活用することで、より良いくらしと地球環境に貢献していきます。

■「水素社会体感ツアー」概要
■見学施設
【訪問先】神戸水素CGSエネルギーセンター
【概要】1 MW級水素ガスタービン発電設備「水素コージェネレーションシステム」で水素から近隣施設に電気と熱を供給する市街地の実証プラント(NEDO助成事業)
【運営事業者】川崎重工業株式会社
【訪問先】Hy touch 神戸
【概要】豪州から水素運搬船で日本へ液化水素を輸送する国際水素エネルギーサプライチェーンの実証実験のための液化水素荷役ターミナル(NEDO助成事業)
【運営事業者】HySTRA 技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構
【訪問先】水素燃料電池船
【概要】「燃料電池」で発電した電気と「プラグイン電力」のハイブリッド動力で航行し、大きな振動や燃料のにおいもなく快適な乗り心地の次世代船舶
【運営事業者】岩谷産業株式会社
【訪問先】パナソニック エナジー二色の浜工場
【概要】純水素型燃料電池と太陽光発電によるクリーンエネルギーを活用したCO2実質ゼロの乾電池工場
【運営事業者】パナソニック エナジー株式会社
■当日の様子

神戸水素CGSセンター

Hy touch 神戸

水素燃料電池船

二色の浜工場

万博「水素パーク!!」


<関連情報>
・未来エネルギーを“見て・学んで・楽しめる”4日間!大阪・関西万博にて水素エネルギーを体感できる「水素パーク!!」を開催します
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/advanced_systems/hydrogen_society/presshydrogenpark.pdf
・水素パーク!! | 大阪・関西万博テーマウィーク
https://theme-weeks.expo2025.or.jp/program/detail/67b5555a069db.html

記事の内容は発表時のものです。
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