パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社(代表取締役社長:山田 昌司 本社:大阪府門真市 以下、当社)は転倒時の衝撃を吸収する新感覚フローリング 衝撃吸収フロアー クラウドステージを2024年5月7日より発売します。
【製品名】衝撃吸収フロアー クラウドステージ
【色柄・希望小売価格(セット価格)(税込・工事費別)】色柄3柄・858,440円/16平方メートル(※1)
【発売日】2024年5月7日
■背景
現在の日本において65歳以上の高齢者人口は総人口の29.0%となっており、高齢者の総人口に占める割合では世界の中でもっとも高くなっています。(※2)このような超高齢化社会を支えていくなかで、寿命全体のうち、健康な状態で過ごす期間となる健康寿命の延伸が重要な課題とされています。
■製品概要
年齢を重ねるにつれて転びやすくなり、骨折などのけがをしやすくなります。高齢者の転倒は、大腿骨等の骨折や頭部外傷等の大けがにつながりやすく、介護が必要な状態になることもあります。衝撃吸収フロアー「クラウドステージ」は、転倒時における高い衝撃吸収性とフローリングに近い歩行感の両立を実現(※3)。利用者の転倒への不安、介護現場が抱える見守りの負担に配慮しました。
当社は「過ごす人、見守る人 ともに快適な空間」を床材からつくっていきます。
<特長>
1. 転倒時における高い衝撃吸収性
2. フローリングに近い歩行感
3. 衛生・メンテナンスへの配慮
・製品紹介ページ:
https://bit.ly/panasonic_public_069
※1 価格は約16平方メートルの福祉施設の居室想定(4.4 m x 3.64 m)で算出。部屋の大きさや形状によって金額は変動します。
※2 出典:内閣府 令和5年度版高齢社会白書より
※3 本製品は設置現場における事故等を防ぐこと、その他の効力を保証するものではありません。
【お問い合わせ先】
パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 建築システム事業部 営業戦略企画部
電話:06-6909-7676(代表 受付 9:00~17:30)
■特長
1. 転倒時における高い衝撃吸収性
衝撃吸収層の「メカニカルブロック」(※4)によって、転倒時の衝撃を大幅に軽減。衝撃荷重値比較試験では通常のフローリングと比較して衝撃荷重が約50%低減しました。(※5)
2. フローリングに近い歩行感
通常歩行時の体重がかかってもへこみが少なく、フローリングに近い歩行感です。床の歩行感比較(主観評価)では当社の一般床材と比較しても、歩行のしやすさ、歩行時の安定感ともに同等の結果となりました。(※7)
3. 衛生・メンテナンスへの配慮
床材表面は汚れが拭き取りやすい塩ビ製の表面シート仕上げ。抗ウイルス加工、ワックスなしで美しさが長持ちします。床を張り替える際は、メカニカルブロックを残したまま表面シートの交換が可能なため、メンテナンス性にも配慮しています。
※4 本製品に使用される「メカニカルブロック」は株式会社Magic Shieldsの発明品です。
※5【実験方法】
方法:高齢者女性の大腿部モデルに対して、立位状態から側方転倒する際にかかる衝撃を測定(落錘式衝撃試験)
名古屋大学工学研究科機械システム工学専攻 水野研究室での測定による。試験結果の数値は測定値であり、製品の性能を保証するものではありません。数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。使用環境やご使用者の状態により数値は異なります。
※6【落下試験について】
約670 gのガラス製容器を約50 cmの高さより自由落下させた際の破損状況イメージです。画像はイメージであり落下時の接触面当により同様の結果を得られない場合があります。また、画像は商品の性能を保証するものではありません。
※7【実験方法】
被験者:65歳以上の高齢者20名
方法:直線方向に敷かれた長さ9 mの各種床材を靴下履きで普段通りに歩行後、5段階の主観評価を実施(グラフは20名の平均値を表示)
パナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センターとの共同検証による。試験結果は製品の性能を保証するものではありません。数値は実際の使用空間での試験結果ではありません。使用環境やご使用者の状態により使用感は異なります。
■施工方法
一般的な居室(約18平方メートル)は約1日で施工できます。(※8)
■製品情報
※8 24時間以上の養生時間が必要です。
■関連情報
・住まいと設備と設備サイト(内装・収納・フローリング)
https://sumai.panasonic.jp/interior/floor/