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2024.11.11
決算レポート
【解説】パナソニックグループ 2024年度2Q 決算のポイント

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パナソニックグループは10月31日に2024年度 第2四半期の決算発表を行いました。本記事では、その概要をわかりやすくインフォグラフィックスで解説します。詳細の情報については、決算短信や決算プレゼンをご確認下さい。

図版:2Qは増収増益。営業キャッシュフローは前年から増加。年間では事業環境の変化を踏まえ、セグメント別見通しを一部修正。全社見通しは据え置き。年間配当は前年度から増配見込み(8/30公表済)
図版:2024年度 2Q 7~9月 連結業績:売上高 前年比102%
図版:2024年度 2Q 7~9月 連結業績:調整後営業利益・営業利益・純利益とも増益
図版:上期営業キャッシュフロー(CF):4,576億円(前年同期 +658億円)。IRA補助金の第3者への権利売却による資金化(約1,800億円)で前年から増加。中期目標(3年累計営業CF2兆円)の達成に向け、さらなる営業CF創出を目指す
図版:2024年度 年間業績見通しについて:年間の連結業績見通しは期初見通しから据え置き。事業環境の変化を踏まえセグメント別見通しを修正
図版:生成AI関連市場拡大の波を捉え、上期は好調に推移。年間でも期初想定を大きく上回る見込み
図版:株主還元:2024年度 年間配当 1株当たり40円(前年度から5円増配見込み ※8/30公表と同額)。2024年度配当性向(当期純利益に占める年間の配当金の割合)30% 安定的かつ継続的な配当を実施。投資による事業成長・利益拡大を通じて企業価値向上を実現
図版:成長領域の取り組み:1. 車載電池 強み(高容量)が生き、強い事業基盤を有する北米・日本市場に注力、利益成長へ。 2. サプライチェーン マネジメント ソフトウェア Blue Yonder社が、米 One Network社(複数企業間サプライチェーンエコシステム構築)買収完了。M&Aによるシナジー実現を加速。 3. 空質空調 A2W(欧州向けヒートポンプ式温水給湯暖房機)は、流通在庫改善もあり、1Qを底に回復傾向。その他、競争力強化に向けた新商品・取り組みを推進、下期にローンチ
図版:2024年10月31日 2024年度第2四半期決算説明会 グループCFO 梅田博和 コメントより:「(2Qの手応えについて)1Qからは挽回してきた。強かったのはインダストリー・エナジーの生成AI関連。収益性も高く、下期も力強い見込み。」「(足元の課題認識について)投資フェーズのため、当初はキャッシュフローを重視していたが、今の課題は収益性・ROIC。ここにしっかりと手を打っていく。」

記事の内容は公開時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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