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2016年6月27日
製品・サービス / トピックス
2016年6月、テクニクスのダイレクトドライブ ターンテーブルシステム「SL-1200GAE」が、イギリス・ロンドンにあるアビーロードスタジオ(Abbey Road Studios)に導入されました。テクニクスは、同スタジオとターンテーブルのプロモーションにおける2年間のパートナーシップ契約を締結。本導入をスタートとし、今後さまざまなプロモーション活動を展開していきます。
アビーロードスタジオは、1931年の創設以来、ビートルズをはじめとする著名なアーティストが収録したことでも知られる、世界で最も有名なスタジオの一つで、レコードのハーフ・スピード・マスタリングサービスも提供しています。
一方、テクニクスは、パナソニックのハイファイオーディオ専用ブランドとして2014年に復活。世界中から寄せられたターンテーブル復活への熱い期待にお応えすべく、ブランド誕生50周年にあたる2015年にダイレクトドライブ ターンテーブルを新たに開発しました。
そして、2016年6月に50周年記念モデル「SL-1200GAE」(世界1200台、うち日本国内300台限定)、2016年秋に「SL-1200G」を発売します。伝統の音響テクノロジーと、ブルーレイディスクドライブ(ディーガ)などの開発で培った先進のデジタル技術との融合で、アナログレコードの豊かな音を鮮やかに再現。国内では、2016年4月12日に「SL-1200GAE」の予約受付を開始し、30分で予約が限定数に達するなど、高い関心を集めています。
アナログレコードの需要が継続的に伸長する中、両者のアナログレコードに対する取り組みや、最高の音作りを追求する姿勢などが一致し、パートナーシップ契約の締結に至りました。そしてこのたび、協業活動の第一弾として、テクニクスのターンテーブル「SL-1200GAE」が同スタジオに導入され、同スタジオでマスタリングされるレコードは本機で音確認されることになりました。
さらに、今後、同スタジオ内のカフェテリアに「SL-1200G」が導入され、アーティストやエンジニア、スタジオ訪問者などに広く使用される予定です。
アビーロードスタジオのマネージングディレクターであるIsabel Garvey氏は、「このパートナーシップは、アビーロードスタジオにとって、音楽業界におけるレコードの復活や、我々のレコード・カッティング事業の意義を認識する中、非常に期待感が持てるものである。我々のマスタリングエンジニアと高品質なハイファイオーディオの最先端を走るテクニクスが有するノウハウ・知見を活用することで、このパートナーシップを実のあるものにしていきたい」と述べました。
また、同スタジオのシニアマスタリングエンジニアであるGeoff Pesche氏は、「先日、Mastering Room 5で、テクニクスの新製品『SL-1200GAE』を試聴した。素晴らしい仕上がりで、市販用ターンテーブルではこれまで見たことのない、重量のあるプラッターが装備されており、すべての音を切れ目なく再生していた。これは、21世紀のベンチマークとなるターンテーブルだ」と語りました。
テクニクスは、アビーロードスタジオとの協業を通じ、ターンテーブル新製品を広く訴求するとともに、同スタジオからのフィードバックを商品開発に生かし、更なる進化につなげていきます。
<関連情報>
・[プレスリリース] 「ダイレクトドライブ ターンテーブル」SL-1200Gを発売(2016年4月27日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/04/jn160427-2/jn160427-2.html
・ターンテーブルシステム「SL-1200GAE」(50周年記念限定モデル)
http://jp.technics.com/products/1200gae/
・ターンテーブルシステム「SL-1200G」
http://jp.technics.com/products/1200g/
・テクニクス
http://jp.technics.com/
・アビーロードスタジオ
http://www.abbeyroad.com/
記事の内容は発表時のものです。
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