2024年5月17日

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【解説】パナソニックグループ 2023年度決算・2024年度業績見通しのポイント

パナソニックグループは5月9日に2023年度決算発表を行いました。本記事では、その概要をわかりやすくインフォグラフィックスで解説します。詳細の情報については、決算短信や決算プレゼンをご確認下さい。

図版:2023年度は増収増益、純利益は過去最高。2024年度は売上高・調整後営業利益・営業利益は増収増益の見通し。純利益は前年度の一時益の反動により減益
図版:2023年度決算 2023年度 連結業績 売上高101%の増収
図版:2023年度決算 営業利益・調整後営業利益・純利益ともに増益。純利益は2018年度(2,841億円)を超えて過去最高
図版:2023年度決算 営業キャッシュフロー8,669億円(前年差 +3,462億円)。在庫削減の取り組みなどにより前年から大幅増加。今後も収益性の向上を含め、着実に営業キャッシュフローを創出。ネット資金▲4,457億円。前年度末から大幅改善
図版:2023年度決算 株主還元 2023年度 年間配当1株当たり35円(前年度から5円増配)。2023年度配当性向25%(IRA補助金の業績影響額を除く純利益ベース)。2024年5月9日 2023年度決算説明会 グループCFO 梅田博和 コメント「中期戦略を踏まえ、安定的・継続的な配当を実施するとともに、成長領域を中心とした投資による事業成長・利益拡大を通じて、企業価値の向上を実現していく」
図版:2024年度業績見通し 2024年度は売上高・調整後営業利益・営業利益は増収増益。純利益は前年度の一時益の反動で減益
図版:2024年度業績見通し 2024年度 セグメント別見通し くらし事業は増収増益、オートモーティブは減収増益、コネクトは増収増益、インダストリーは増収増益、エナジーは減収増益
図版:2024年度業績見通し 成長領域の取り組み 1.車載電池 北米での生産・調達体制強化/販路拡大/4680セル事業化。2.サプライチェーン マネジメント ソフトウェア Blue Yonder社 SaaS ARR(年間経常収益)は更なる拡大、同社買収後からは1.5倍に/独Flexis社買収完了/米One Network社買収合意。3.空質空調 欧州水循環事業(A2W・チラー)伊INNOVA社との共同開発商品を2025年度発売予定/独tado°社と業務提携/買収したチラー事業の技術活用で、高性能と小型化を両立した業務用A2Wを2024年度発売予定
図版:中期経営指標(KGI)2022.4-2025.3 累積営業キャッシュフローは目標達成が視野/ROE・累積営業利益は未達の見通し。2024年5月9日 2023年度決算説明会 グループCFO 梅田博和 コメントより 成長領域について「足元の変化はあるが柔軟に対応しつつ、中期的な成長を見据え、着実に手を打っていく」。中期経営指標(KGI)について「ROE、累積営業利益が未達の見通しになることに関して重く受け止めており、ここをボトムとしてしっかりと積み上げていく」

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