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画像:パナソニックHD、iPS細胞樹立工程の自動化に関する実証実験を中之島クロスで開始

2026年4月20日

技術・研究開発 / プレスリリース

パナソニックHD、iPS細胞樹立工程の自動化に関する実証実験を中之島クロスで開始

再生医療を支える治療細胞製造ソリューション構想を具現化

パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)技術部門は、iPS細胞の樹立(※1)工程を自動で実現する技術を開発し、患者自身の血液由来細胞を起点とするiPS細胞の樹立工程の自動化に関する実証実験(以下、本実証)を2026年4月より本格的に開始します。

患者由来細胞を用いる再生医療は、免疫学的な適合性の観点からも重要性が高いとされています。また、再生医療を将来にわたり社会へ広く届けていくためには、治療用細胞を品質・コストの両面から安定的に製造できる基盤技術の確立が不可欠です。パナソニックHD 技術部門は、公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団(以下、iPS財団)と連携し、従来は熟練者の手作業で行われてきた工程において、全自動プロセスによりiPS細胞が樹立可能であることを確認しました。
本実証では、樹立工程を自動化する装置を大阪・中之島クロスのiPS財団「my iPS研究所」内のラボに設置して本装置の有用性を検証するとともに、同財団内の製造室を始めとした細胞製造環境に近い条件下での運用も想定しています。治療用細胞製造の初期工程を構成するプロセスとしての実現可能性を検証するとともに安定的な運用に向けた技術課題の解決・最適化を図ります。

パナソニックHD 技術部門は、2040年に向けた技術未来ビジョン(※2)において、「一人ひとりの生涯の健康・快適に寄与する技術」を重要なテーマの一つとして掲げ、「治療細胞製造ソリューション」の具現化に取り組んでいます。本ビジョンのもと、多様な技術やアイデアを持つ企業・組織との共創活動を通じ、社会に必要とされる技術や新たな価値の社会実装を目指します。

※1 新しく細胞を作り出し、安定して増やし続けられる状態として確立すること

※2 社会やくらしを取り巻く課題を見据え、2040年にありたい社会像を起点として、その実現に向けてパナソニックHD 技術部門が取り組む研究開発の方向性を示したもの

<実証実験の概要>

  • 期間:2026年4月~2027年3月(予定)
  • 場所:大阪・中之島クロス iPS財団「my iPS研究所」内のラボ
  • 対象:血液由来iPS細胞の樹立・培養工程を対象とした自動化装置
  • 検証項目:
    • 自動化による低コストなiPS細胞樹立培養
    • 計測技術を活用した手技を超える高品質なiPS細胞製造
    • 細胞製造施設への設置および実運用を想定した開発実証

<iPS細胞樹立検証機>

画像:iPS細胞樹立検証機

記事の内容は発表時のものです。
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配信元:
パナソニック ホールディングス株式会社
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iPS細胞樹立検証機

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