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2026年3月9日
技術・研究開発 / プレスリリース
—WELL認証プラチナを取得 “スピード・実装力・協働力”を再定義する新R&D拠点—
パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)技術部門は、2026年4月、大阪府門真市に研究・開発の中核拠点「Technology CUBE(テクノロジー・キューブ)」(以下、本拠点)を本格稼働します。2040年に向けた「技術未来ビジョン(※1)」を具現化するため、研究・開発の進め方や協働のあり方など、働き方そのものを見直し、設計・構築された拠点です。本拠点の本格稼働により、パナソニックHD 技術部門では、研究・開発のスピード、技術を社会に届ける実装力、そして社内外の多様なパートナーとの協働力を進化させます。
「この先100年、ずっと最先端なラボ」を目指し、「Well-Being(ウェルビーイング)」「Sustainability(サステナビリティ)」「Flexibility(フレキシビリティ)」の3つをコンセプトに、この先100年、働く場、働き方そのものもR&Dし、未来を創る現在進行形の実験場です。
(1)Well-Being:選択肢の自由度があり、安心・快適な「多様な居場所」
(2)Sustainability:「人と自然の共助」を生み、双方の健康を促進する場
(3)Flexibility:企業・社会・地域・社員をつなぐ「現在進行形の実験場」
従来、門真地区内に複数拠点展開していた、AI、材料、デバイス、生産技術など多様な技術領域の約1,000名が一拠点に集結。研究から開発、試作、量産化設計までを一気通貫で推進し、企画初期から生産技術が参画することで、開発リードタイムの短縮と社会実装の確実性向上を両立。研究・開発のスピード、実装力、領域を超えた協働力を高める体制を構築します。
建物中央と南北を貫く大きな吹き抜けと、空間の使われ方や機能の違いを掛け合わせた9つのゾーニングによる立体的な動線設計を採用。カフェ、ラウンジ、セルフビルド可能な実験エリアなどを各所に配置し、専門領域を越えた技術者同士の自然な対話と試行を促します。AI、材料、デバイス、生産技術といった異なる専門性が交差することで、新たなテーマ創出と技術の深化・深掘を加速させます。
5階・8階には、大学・行政・スタートアップ・企業パートナーと共に研究・実証を進める「イノベーション・共創フロア」を設置しました。共同実験やプロトタイプ開発、研究会・ワークショップなどを通じて、オープンイノベーションを推進します。例えば、参加者一人ひとりの関心や専門性を起点にした定期的な共創プログラム「Monthly Meetup(※2)」をはじめ、さまざまな共創イベントを展開します。人の健康・快適性に配慮した空間設計に加え、対話や協働を促す活動・仕組みを含めた取り組みが評価され、「WELL Building Standard™(※3)」における最高ランクである「WELL認証プラチナ」を取得しました。
さらに、本拠点は、高い環境性能と機能性を両立した建築としての総合的な価値が評価され、「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)(※4)」において最高ランクであるSランクを取得するとともに、「令和7年度おおさか環境にやさしい建築賞(※5)」最高位の大阪府知事賞を受賞しました。
パナソニックHD 技術部門は、お客様の声に真摯に耳を傾け「技術未来ビジョン」を日々磨き続けながら、「一人ひとりの選択が自然に思いやりへとつながる社会」の実現に向けて、多様な技術やアイデアを持つ企業・組織の皆様との対話・共創活動を通じ、社会に必要とされる技術や新たなビジネスの社会実装に取り組みます。これにより、パナソニックグループが目指す、「物と心が共に豊かな理想の社会」の実現に向けた、喫緊の最重要課題と考えている地球環境問題の解決と、お客様一人ひとりの生涯にわたる健康・安全・快適にお役立ちを果たしていきます。
所在地:大阪府門真市大字門真1006番地
敷地面積:68,268.11 m2(仮想敷地設定7,670.00 m2)
建築面積:6,047 m2
延べ面積:42,094 m2
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
階数:地上8階
CASBEE評価:Sランク/BEE値3.1
WELL認証:プラチナ取得(5階・8階フロア)
竣工:2025年8月
※1 社会やくらしを取り巻く課題を見据え、2040年にありたい社会像を起点として、その実現に向けてパナソニックHD 技術部門が取り組む研究開発の方向性を示したもの
※2 組織内外に存在する知見や経験を対話と協働によって結び付け、集合知として活用することで、関係性の質と意思決定のスピードを高め、アイデアの事業化につなげることを狙いとしている
※3 建物やオフィス空間が、人の健康や快適性、働きやすさにどのように配慮されているかを、空気質や照明、温熱環境などの指標で評価する国際的な建築環境認証制度
※4 建築物の環境性能を、建物の品質・性能(Q)と環境負荷の低減(L)の両面から総合的に評価する、日本発の建築環境評価制度
※5 大阪府・大阪市が、環境負荷低減や省エネルギーなどの観点から、環境への配慮に優れた建築物を評価・表彰する顕彰制度
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