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画像:4KマルチパーパスカメラAK-UBX100

2025年9月2日

製品・サービス / プレスリリース

未来の映像制作を、もっと自由に。もっと正確に。もっとあなたらしく。

新開発4KマルチパーパスカメラAK-UBX100発売
また、世界初※1オートフォーカス機能を4KスタジオカメラAK-UCX100へ対応

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明、以下、パナソニック)は、昨年発売した4KスタジオカメラAK-UCX100と同一プラットフォームの2/3バヨネットレンズマウントに対応したボックススタイル4KマルチパーパスカメラAK-UBX100を2025年度第3四半期に発売を予定しています。さらに、世界初(※1)となるオートフォーカス(以下、AF)機能をAK-UBX100に先駆け、AK-UCX100へ搭載予定。対応するファームウェアアップデート(以下、FWUP)を2025年12月(※2)に予定しています。

近年、LEDウォールやプロジェクター、ライティング技術を駆使した映像制作現場や、高品質なライブ配信を求める現場が増加しており、これらの現場では、複数コンテンツへの同時供給が求められる一方で、撮影スキルや経験に依存せず、安定したクオリティを維持するニーズが高まっています。

そこで、パナソニックはすべての撮影現場で表現者のあらゆるワンマイルをサポートし、撮影に集中でき、かつクリエイティブな時間を創出する環境を提供するため、以下の技術革新を実現しました。

※1 4Kスタジオカメラ・システムカメラの内蔵機能として、2025年9月2日現在 当社調べ

<詳細>

1. 4KスタジオカメラAK-UCX100と同一プラットフォームを搭載した新開発マルチパーパスカメラAK-UBX100によりユーザーの表現を拡張

ボックススタイル4KマルチパーパスカメラAK-UBX100は、4KスタジオカメラAK-UCX100と同一プラットフォームと共通のメニュー画面を採用しています。従来から課題とされていた色合わせの煩雑さの解消や、機器をまたいだ操作性の統一化を実現します。

また、共通のリモートオペレーションパネル(ROP)の活用により、4KスタジオカメラAK-UCX100や4KリモートカメラAW-UE160との連携が容易となり、撮影現場での大幅な運用効率改善が見込まれます。

AK-UBX100は単体でSMPTE ST 2110、NDI®、SRTなど多彩なIPプロトコルに対応し、インターフェースとしても12G-SDI×2系統、SFP+/28×2系統を搭載。さらに、様々な演出に配慮したモアレ対策の基本性能に加え、HD光学ローパスフィルター(※3)を追加することで、よりモアレの低減が可能となり、単体でも高い表現力を発揮します。

なお、AF機能については、2026年度第1四半期(※2)にFWUPにて対応を予定しています。

デザイン面においては、前機種AK-UB300からの改善点として、本モデルでは四面フラット設計を採用。約1.9 kgの小型軽量ボディを実現したことで、ロボットカメラへの実装性が向上し、多様な撮影環境への対応可能となりました。これにより、レンズや雲台との組み合わせの自由度が高まり、現場での取り回しの大幅な改善が期待されます。

品名

4Kマルチパーパスカメラ

品番

AK-UBX100

発売時期

2025年度第3四半期発売予定

2. 世界初(※1)、AF機能搭載(FWUP)

画像:エリアサイズを大・中・小で選択可能

世界初(※1)となるAF機能をFWUPにて搭載することにより、使用するレンズの種類やオペレーターの熟練度に左右されることなく、素早く安定したターゲットアプローチが可能となります。

すでに搭載されているフォーカスアシスト機能(※4)との使い分けにより、さらに幅広いシチュエーションで活用いただけます。

本AF機能はターゲットエリアの位置・サイズ・スピードを段階的に調整することが可能であり、熟練したオペレーターにおいても、One Push AF機能による瞬間的なAFサポートで、マニュアル操作による最終調整へスムーズに移行でき、画角へのこだわりを実現に貢献します。

なお、本AF機能はAK-UBX100に先んじて、4KスタジオカメラAK-UCX100へ2025年12月(※2)にFWUPにて対応予定です。

※エリアサイズを大・中・小で選択可能
※画像は開発中の画面です。

画像:AF Area Select機能により任意でターゲットエリアの設定が可能。

※AF Area Select機能により任意でターゲットエリアの設定が可能。
エリアサイズ「小」の時のみ選択可能

※画像は開発中の画面です。

品名

4Kスタジオカメラ

4Kマルチパーパスカメラ

品番

AK-UCX100

AK-UBX100

FWUP内容

AF機能

AF機能

FWUP時期

2025年12月(※2)

2026年度第1四半期(※2)

3. 4KスタジオカメラAK-UCX100の機能拡張

4KスタジオカメラAK-UCX100につきましては、2025年12月(※2)のFWUPにてAF機能に加え下記の機能追加を予定しています。

  • Low Skew Modeの機能追加
  • Video TRUNKの機能拡張(TRUNK IN端子の12G-SDI出力に対応)(※5)
  • Fドロップおよび周辺光量落ち自動補正の機能追加(※6)
  • リモートバックフォーカス調整の機能追加

パナソニックは、映像制作現場における多様なニーズに応えるべく、技術革新を続け、より多くの表現者が柔軟かつ高品位な映像制作を実現できる環境を提供していきます。

なお、本機は2025年9月12日~15日にオランダ・アムステルダムで開催される欧州最大のプロ用放送機器展IBC2025(International Broadcasting Convention 2025)に出展します。

※2 最新のファームウェア提供日程は製品サイトをご確認ください

※3 有償オプションで対応

※4 フォーカスアシスト機能はマニュアルフォーカス時に利用可能

※5 SMPTE ST 2110およびJPEG-XS時のみ利用可能

※6 対応レンズ使用時のみ利用可能

NDI®は映像伝送・制御技術であり、Vizrt NDI® ABの米国およびその他の国における登録商標です

【製品ページURL】

【お問い合わせ先】

パナソニック 放送・業務用映像システム サポートセンター
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/supportcenter

【パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社について】

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社は、パナソニックグループの事業会社化の一環として2022年4月に設立し、有機ELテレビをはじめとするAV機器、LUMIXデジタルカメラ、ヘッドホン、電話機、インターホン等の個人のお客様向け製品、ならびに放送・業務用映像制作システム、業務用音響機器システムといった法人のお客様向けソリューション機器・ソフトウェア・ソリューションサービスの提供を通じて、人と人との絆を強め、お客様の生活を豊かにしています。私たちの使命は、エンターテインメントとコミュニケーションの力で人々に新しい「感動と安らぎ」を提供することです。その実現に向けて、人と人をつなぐ、明日を創造し続けるプロフェッショナルでありたいと考えています。詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.panasonic.com/jp/peac/corporate-profile.html

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますので、ご了承ください。

配信元:
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社

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4KマルチパーパスカメラAK-UBX100 1
4KマルチパーパスカメラAK-UBX100 2
4KマルチパーパスカメラAK-UBX100 背面

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