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【訂正】2025年1月7日 「Qi2」およびCES 2025展示の詳細URLに誤りがありましたので訂正いたしました。
(訂正前)https://www.wirelesspowerconsortium.com/media/ln1l5c4o/ces_2025_media_release.pdf
(訂正後)https://www.wirelesspowerconsortium.com/media/1cahznrc/wpc_ces_2025-_news_-release-final-01-06-2025.pdf

画像:Panasonic AUTOMOTIVEロゴ

2025年1月7日

技術・研究開発 / プレスリリース

ワイヤレス充電の次世代グローバルスタンダード確立に貢献

パナソニック オートモーティブシステムズ独自のムービングコイル技術がQi2の新規格に採用

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社(代表取締役社長:永易 正吏、本社:神奈川県横浜市)が開発した独自のムービングコイル技術が、Qi(※1)とQi2(※2)両方に対応する新たなQi規格であるWireless Power ConsortiumによるActive Alignment Power Profile(以下APP)規格の基礎技術に採用され、ワイヤレス充電の次世代グローバルスタンダード確立に貢献しました。また、世界初(※3)のAPP規格に対応するモデルをCES 2025のWPCブースにて展示します。

<APP規格について>

APP規格は、Magnetic Power Profile(以下MPP)、Extended Power Profile(以下EPP)またはBaseline Power Profile対応デバイスとの互換性を実現した新たなQi規格の方式です。APPは、ムービングコイルの高精度な位置合わせ技術により、マグネット方式と同等レベルの位置合わせ精度を実現しており、MPPとEPP対応デバイスに対して最大15 Wの充電を可能にします。この新たな規格により、スマートフォンのマグネットの有無や対応規格に関わらず、高い充電効率を提供します。

<当社ムービングコイル技術について>

当社のムービングコイル技術は、独自のアルゴリズムでデバイス側のコイルを自動的に検出し、そこに充電器側のコイル位置を合わせることで充電位置決めの精度を向上させる技術です。この技術により、スマートフォンとワイヤレス充電器との最適なコイル位置合わせが可能となり、高効率な充電を実現します。当社が開発を進めるAPPに対応する車載ワイヤレス充電器では、MPPおよびEPP対応スマートフォンの両方に対して最大15 Wの急速充電が可能です。当社のAPP規格に対応したモデルは、2025年1月7日から開催されるCES 2025のWPCブースにて展示予定です。

当社は、従来の充電方式との共存を図りながら、スマートフォンの対応プロファイルの利点を引き出す次世代の車載ワイヤレス充電の普及に貢献してまいります。

「Qi2」およびCES 2025展示の詳細はこちら:
https://www.wirelesspowerconsortium.com/media/1cahznrc/wpc_ces_2025-_news_-release-final-01-06-2025.pdf

※1「Qi」は、Wireless Power Consortiumが策定したワイヤレス給電に関する国際規格であり、Wireless Power Consortiumの登録商標です。
※2「Qi2」は、ワイヤレス充電の最新規格であり、Wireless Power Consortiumの登録商標です。
※3 2025年1月6日現在、当社調べ。

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社について

パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制スタートに伴い、車載事業を担う事業会社としてスタートし、2024年12月2日から、株式の80%をApollo Global Management Inc.の関係会社が投資助言を行うファンドが、20%をパナソニック ホールディングス株式会社が保有する経営体制に移行しました。
当社は、日本を本社とし、海外8ヵ国に傘下子会社を有するグローバル企業です。Tier1として、国内外の自動車メーカーに、インフォテインメントシステムをはじめとするパナソニックならではの先進技術を提供し、快適で安全・安心なクルマづくりに貢献しています。企業ビジョンである、世界一の「移ごこちデザイン」カンパニーを掲げ、人に寄り添う技術で世界のお客様のご期待にお応えします。https://automotive.panasonic.com/

記事の内容は発表時のものです。
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パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社

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