2024年12月6日
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パナソニック ホールディングス株式会社(以下パナソニックHD)は、CO2をはじめとする温室効果ガス(GHG)排出削減に関する国際機関であるSBTi(Scienced Based Target initiative)(※1)から、パナソニックグループの2050年度のGHG削減目標について「ネットゼロ目標」の認定を取得しました。
SBTiは気候変動による世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べ1.5℃以内に抑える目標に向けて、企業の科学的知見と整合したGHG削減目標の設定を推進する団体です。SBTiが定める短期(2030年)目標としての「1.5℃目標」、及び長期(~2050年)目標としての「ネットゼロ目標」の認定基準は、パリ協定である「産業革命前の水準から地球の気温上昇を1.5℃に抑える」という目標策定のグローバルスタンダードとなっています。
パナソニックHDは2023年5月にSBTiより「1.5℃目標」の認定を取得しました。加えて、この度SBTiのガイドラインに基づいた2050年に実質ゼロを達成するための具体的な取り組み計画を提出し、その達成可能性が評価され、「ネットゼロ目標」の認定を得るに至りました。パナソニックHDの「ネットゼロ目標」は、2019年度を基準年としてバリューチェーン全体(スコープ1、2、3)の温室効果ガス排出量を2050年度までに最低90%削減することを設定しています。合わせて、残りの10%は自社の研究開発による炭素吸収・除去で中和することを約束します。
SBTiの認定を取得することで、企業は自社のGHG削減目標が適切に設定されていることの証明となり、温暖化対策の取り組みや目標に対する顧客、投資家、取引先、地域社会などのステークホルダーに対する信頼を高めることが期待されます。現在、世界で1,138社、このうち日本では52社がネットゼロ目標の認定を受けています。(※2)
今後も自社バリューチェーンの排出量のネットゼロを責務として果たすと共に、社会へのGHG削減貢献にも取り組むことにより、脱炭素社会の実現に向けたインパクトを社会全体に与えていきます。
※1 CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)による共同イニシアチブ。
※2 2024年8月末時点
パナソニックグループは、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を制定しました。2030年までに自社の事業に伴うCO2排出量を実質ゼロに、また2050年に向けて現時点の全世界の排出総量約317億トン(※3)の「約1%」にあたる3億トン(※4)以上の削減貢献インパクトの創出と、資源効率が脱炭素化に寄与し限られた天然資源の消費を削減するサーキュラーエコノミー実現に向けた事業活動に取り組んでいます。
https://holdings.panasonic/jp/corporate/panasonic-green-impact.html
※3 2020年 エネルギー起源CO2排出量 317億トン(出典:IEA)
※4 CO2排出係数は2020年基準
記事の内容は発表時のものです。
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