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2024年9月9日

企業・経営 / プレスリリース

AIデータプラットフォームの開発・提供を行うFastLabelへ パナソニックくらしビジョナリーファンドから出資を決定

パナソニック株式会社(本社:東京都港区、CEO 品田 正弘、以下、パナソニック)は、SBIインベストメント株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド(通称:パナソニックくらしビジョナリーファンド)を通じ、AIデータプラットフォームの開発・提供を行うFastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO 鈴木 健史、以下、FastLabel)への出資を決定しました。

社会生活やビジネスに変革をもたらすAIは、さまざまな分野で実装が進み、AIの需要は今後も拡大が見込まれています。同時に、AIモデルの構築に欠かせない、アノテーション作業(データへのタグ付け)も、AI需要の急成長に比例して市場が拡大し、その市場規模は2030年にはUSD 1,363M(日本円換算:約2,000億円程度)に達すると予測されています。
(出典:ASTUTE ANALYTICA2022年3月7日レポート)

FastLabelは日本語に対応しているアノテーションプラットフォームを自ら開発・提供することで、短納期で高精度なアノテーション代行を実現しています。また、同社はアノテーション、データマネジメント、MLOps(Machine Learning Operations)のプラットフォームを提供することで、企業内AIモデル開発プロジェクトの一連にわたる支援を行っています。同社の提供する代行サービス・プロダクトは、当社のみならず国内有数企業の採用実績があり、業界成長率を上回る業績拡大を継続しています。

くらしに関わるあらゆるシーンにおいてAI導入による技術革新が進むと考えられる中、AI開発における生産性向上には、AI用データの作成と管理(アノテーションとAI開発のプラットフォーム)が欠かせない要素の一つになります。FastLabelへの出資を通じ、くらしを支える商品・ソリューションを革新するさらなるAI開発と、AIサービスのあり方について追求していきます。

パナソニックは、「人・社会・地球を健やかにする」というミッションを掲げ、「人を想う技術と創造力で、くらしを支えるベストパートナー」になることを目指しています。今後も、くらしに関わる「エネルギー」、「食品インフラ」、「空間インフラ」、「ライフスタイル」といった事業領域に強みを持つ国内外の有望なスタートアップへの投資を通じ、強固な関係にもとづいたオープンイノベーションの取り組みを強化していきます。

■パナソニック株式会社 CVC推進室 室長 郷原 邦男 コメント

「あらゆる業界でAIが活用され始めており、当社にとっても優れたAIの開発がお客様への新たな価値提供および、今後の当社事業の成長機会の拡大に大きく寄与すると考えております。従いまして、画像をはじめとした各種データに対し高品質なアノテーションサービスを提供し、またアノテーションからモデル開発・運用までサポートするプラットフォームを提供するFastLabel社との連携は当社にとって非常に価値あるものになると期待しています」

■FastLabel株式会社 代表取締役 CEO 鈴木 健史 コメント

「この度、パナソニック株式会社から出資を受けることとなり、心より光栄に思います。FastLabelは、AI開発におけるデータの重要性に着目し、企業が高精度なAIモデルを迅速に構築できるよう、サービスとプラットフォームを提供してきました。これからは、私たちがAIインフラの一端を担い、パナソニックと共に、くらしをより豊かで快適なものにするための力となれることを願っています。今後も両社が共に成長し、新たな価値を創造できるよう、全力を尽くしていきます」

■FastLabel株式会社概要

会社名 FastLabel株式会社
代表者 鈴木 健史
所在地 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目27番5号
設立 2020年1月
事業内容 人工知能向けの教師データの作成、分析、管理の効率化および
精度向上を実現するAIデータプラットフォーム「FastLabel」の提供。
および、上記PF上の作業、アノテーションサービスを代行。
URL https://fastlabel.ai/

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック株式会社

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