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2024年5月31日
製品・サービス / プレスリリース
~次世代テクノロジーに精通した乗客向けに再考されたスイート(座席空間)が機内体験を高め、航空会社へのロイヤリティ、乗客の満足度と収益向上に貢献~
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)のグループ会社で、機内エンターテインメントシステム及び機内Wi-Fiサービスのリーディングカンパニーであるパナソニック アビオニクス株式会社(本社:米国カリフォルニア州アーバイン、CEO:Ken Sain(ケン・セーン)、以下パナソニック アビオニクス)とCollins Aerospace(RTX社(NYSE: RTX)の事業部門)は、現地時間の2024年5月28日、ドイツ・ハンブルクで開催された2024年エアクラフトインテリアエキスポ(AIX)で、共同開発した次世代のビジネスクラススイート「MAYA」を発表しました。
MAYAは、Collins Aerospaceとパナソニック アビオニクスのそれぞれの設計、技術開発、インテグレーションの専門知識を組み合わせた一体型ソリューションであり、将来の空の旅の体験の為に、快適性、没入感、アクセシビリティ、サステナビリティを再定義することで、明確にビジネスクラスキャビンを差別化するものです。
Astrovaのカーブした45インチのウルトラワイドで超高精細のOLEDディスプレイとヘッドホンレスオーディオシステムは、このスイートの中心的存在で、乗客にこれまでにない没入感、カスタマイズ性、豊富な機能でパーソナライズされた視聴体験を提供します。
スイートには、最新のテクノロジーが満載されており、ADAPT™ コントローラーを介して乗客の電子機器とシームレスに同期し、使い慣れた、コントロールしやすい座席環境を提供、様々な乗客の多様なニーズに対応して、高度なモビリティ、感覚、認知、言語対応をサポートします。
Collins Aerospaceのインテリア部門の社長であるEd Dryden(エド・ドライデン)様は、「MAYAは、強化されたフィジカル、デジタル、スマートテクノロジーの融合で、個々のソリューションが単独では実現できないような形で、キャビン体験を飛躍的に向上させます。前例のないカスタマイズとユーザーコントロールにより、過去のアクセシビリティのギャップを埋め、多次元の快適さと、イマーシブな(没入型の)機内エンターテインメントを実現する、独自のパーソナルな機内体験を提供します。」と述べています。
パナソニック アビオニクスのCEOであるケン・セーンは、「MAYAは、先進の機内技術提供会社と最大の航空機シートメーカーが協力して、次世代テクノロジーに精通した乗客向けにビジネスクラスの未来を創造した製品です。シームレスに統合された45インチのAstrova Curve OLEDディスプレイは、通常の画面の3倍の大きさで、機内で初のウルトラワイドディスプレイ(21:9シネスコサイズ)であり、映画館と同じ画面フォーマットを利用しています。座席の形状と視野角に基づいて、MAYAは映画館で鑑賞するより50%もイマーシブな(没入感のある)視聴体験を提供します。」
MAYAは、高級感を備えつつも、サステナブルな考えに基づいたデザインで、リサイクルされた再利用可能な植物由来の素材とSTARLight™複合構造を採用し、生産廃棄物を削減し、製品の循環性を向上しています。
このスイートの工業デザインは、モジュール性を重視しており、耐用年数途中でのアップグレードをサポートし、分解プロセスを簡素化し、リサイクルの流れによるトレーサビリティを向上させています。
MAYAは、ドイツ・ハンブルクで開催された2024年エアクラフトインテリアエキスポ(AIX)(現地時間5月28日から30日)で、パナソニック アビオニクス(4A10)およびCollins Aerospace(5B30)のブースにて初展示されました。
RTXの一部門であるCollins Aerospaceは、世界の航空宇宙・防衛産業における統合的かつインテリジェントなソリューションのリーダーです。8万人以上の従業員が、サステナブルでコネクティッドな航空、乗客の安全性と快適性、ミッションの成功、宇宙探査などを促進するために、未来志向のテクノロジーを提供することに取り組んでいます。
RTXは世界中に18万5,000人以上の従業員を擁し、技術と科学の限界を押し拡げ、世界をつなぎ、守る方法を再定義しています。Collins Aerospace、Pratt & Whitney、Raytheonという業界をリードする事業を通じて、航空技術の発展、統合防衛システムのエンジニアリング、次世代技術ソリューションの開発・製造に取り組み、世界の顧客が最も重要な課題に対処できるよう支援しています。2023年の売上高は690億ドルであり、本社所在地はバージニア州アーリントン。
パナソニック アビオニクス株式会社は、機内エンターテインメント(エンゲージメント)および通信システムの世界有数のサプライヤーです。同社は1979年に業界を開拓し、独自の顧客体験を可能にし、航空会社のロイヤルティ(NPS)、付随的な収益、運用効率を向上させるイノベーションを一貫して納入してきました。
パナソニック アビオニクスの機内エンゲージメント、衛星Wi-Fi接続サービス、デジタルサービスは、世界200社以上の大手航空会社に採用されています。パナソニック アビオニクスの実績あるシステムは、OEMの知見を活用した最大規模のグローバルサポート&サービスチームによってサポートされ、システムの性能を最大限に引き出します。
パナソニック アビオニクスは、カリフォルニア州に本社を置き、3,500人以上の従業員を擁し、世界50か所で事業を展開しています。
詳細については、https://www.panasonic.aero/をご覧ください。
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
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