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画像:法人向けPCサブスクサービス「スリムワークサポート」が故障・劣化検知など機能を拡充

2024年5月30日

製品・サービス / プレスリリース

IT部門の業務負荷軽減と従業員業務のダウンタイムゼロの実現をサポート

法人向けPCサブスクサービス「スリムワークサポート」が故障・劣化検知など機能を拡充

パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行)は、法人向けPCサブスクリプションサービス「スリムワークサポート」が提供するPCマネージドサービスのうち故障・劣化検知などの機能を2024年6月より拡充します。

「スリムワークサポート」は、法人向けに定額制でPCの提供を行うとともに、PCの稼働状態やソフト・OSを見える化するPCマネージドサービスとPCのライフサイクルに応じたIT部門向けBPO(※1)を提供し、PC管理・運用業務を効率化するサービスです。
今回、PCマネージドサービスの機能拡充により、IT部門は故障や劣化による従業員からの問い合わせを受ける前に、“先手で”PCの入れ替え交換や修理を促進することができ、従業員の仕事を止めることなくPCの管理が可能となりました。突発的なトラブル対応を避けてPCの管理をすることで、今IT部門に求められている経営課題やDXの推進などの業務にも計画的に取り組めるようになります。

現在「スリムワークサポート」は約13万台まで契約をいただいています。今後、キッティングやヘルプデスクなどのPCライフサイクルマネジメントをベースに、BPOのメニューを強化していくことで、IT部門の業務負荷軽減と従業員業務のダウンタイム(※2)ゼロの実現をサポートしていきます。

当社は、「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパスにかかげ、現場にイノベーションをもたらすことで多様な人々が幸せに暮らせる、持続可能な社会の実現を目指してまいります。

■機能拡充の社会的な背景

昨今、企業のIT部門では障害対応やPC管理といった業務から企業全体の経営課題やDXの推進まで、求められる役割が拡大しています。
一方、出社とテレワークを組み合わせるハイブリッドワークなどの柔軟な働き方が普及し、PCを持ち出す機会の増加に伴い端末の故障リスクも高まり、障害対応でIT部門に負荷がかかっています。
当社が調査を行ったところ、PCの故障時には多くの工数がかかり、IT部門への負荷はもちろんのこと、従業員にも約20.3時間の待ち時間が発生していることがわかりました。1,000台のPCを4年間運用した場合、仕事が止まってしまったことにより約156日のビジネス機会損失(※3)になっているのが現実です。
こうした課題に取り組み、先手を打ったPC管理をサポートするため、今回「スリムワークサポート」ではPCマネージドサービスの故障・劣化検知や不具合解決のサポート情報、CSレポートといったサービスの拡充に至りました。

画像:ビジネス機会損失=(故障発生時におけるダウンタイム×故障発生率×使用年数)×導入台数

■PCマネージドサービス

スリムワークサポートに標準付帯する、IT部門が管理する全てのPCの稼働状況やソフト・OSをWEBポータル上で一覧できるサービスです。閲覧のほかPC情報の登録・編集も可能です。
PCのトラブルや故障を事前に防ぐ「PC故障・劣化検知」、万が一のトラブル発生時にも過去の事例やナレッジデータベースにより不具合解決までのリードタイムを短縮する「解決ナレッジ」、ドライバやアプリケーションの更新管理の効率化を図る配信機能など、IT部門や現場担当者におけるPC管理の負担軽減に貢献します。

<PCマネージドサービス 画面イメージ>

■サービス拡充のポイント

(1)PC故障・劣化検知の対象拡大
(2)故障・修理状況等をレポートで提供するCSレポートの対象拡大
(3)ドライバに加えアプリケーションの配信機能も追加
(4)一部機能を他社製PCにも対応

(1)PC故障・劣化検知の対象拡大

<故障・劣化検知 画面イメージ(レッツノート)>

故障・劣化検知の対象として、バッテリー・SSDの劣化に加えてレッツノートでは新たにバッテリー・ファンの故障が検知できるようになりました。検知した情報を参考にすることで、事前にPCの交換や修理などの対処ができるため、急にPCの動きが悪くなった、作成していた資料データが突然消えてしまった、等のトラブルを未然に防ぎます。

(2)故障・修理状況等をレポートで提供するCSレポートの対象拡大

<CSレポートバッテリー劣化情報 画面イメージ>

CSレポートにて、レッツノートでは修理状況や台数、脆弱性情報、故障原因情報に加えて新たにファンの劣化情報が確認できるようになり、また他社製PCではバッテリーとSSDの劣化情報を確認できるようになりました。各デバイスの劣化度を機種別や台数別で確認ができるため、各事象の傾向の分析やPCの運用改善に役立てることができます。

(3)ドライバに加えアプリケーションの配信機能も追加

<アプリケーション配信 画面イメージ>

レッツノートと他社製PCにおいて、FU(Feature Update)やQU(Quality Update)のほか、お客様指定のアプリケーションもWEBポータルから配信できるようになりました。なお、レッツノートにおいては従来通りドライバ配信が可能です。
配信先の指定や、従業員によるインストール状況の確認など、ソフト配信にかかる作業をWEBポータル上で完結できるため、作業の効率化を実現します。

(4)一部機能を他社製PCにも対応

これまでレッツノートのみ対応していた故障・劣化検知、CSレポート、ソフト配信機能を他社製PCでも対応を拡大します。複数メーカーのPC(※4)を運用しているお客様でもPCマネージドサービスを活用できるようになるため、PC管理・運用業務のさらなる効率化を期待できます。

※1 Business Process Outsourcing:業務プロセスの一部を外部委託すること。
※2 PCが故障した際に発生する、業務が止まっている時間をダウンタイムと位置づけています。
※3 当社調べ(2024年3月モバイルパソコンTCO調査)。2023年12月実施。マクロミルインターネット調査。N=483(IT部門・IT管理者)。
※4 レッツノートと対応範囲が異なるサービスもあります。

▼パナソニック コネクトの法人向けPCサブスクリプションサービス「スリムワークサポート」

【パナソニック コネクト株式会社について】

パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約28,300名の従業員を擁し、売上高は1兆2,028億円(2023年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメント分野のお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業価値の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。

▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei

【お問い合わせ先】

パナソニック システムお客様ご相談センター
フリーダイヤル:0120-878-410
受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック コネクト株式会社

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法人向けPCサブスクサービス「スリムワークサポート」が故障・劣化検知など機能を拡充
ビジネス機会損失=(故障発生時におけるダウンタイム×故障発生率×使用年数)×導入台数
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故障・劣化検知 画面イメージ(レッツノート)
CSレポートバッテリー劣化情報 画面イメージ
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