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2021年5月26日
製品・サービス / プレスリリース
5G対応端末などと連携し、無線ライブ配信(※1)を実現するミラーレス一眼
GHシリーズの系譜を継ぐ基本性能とプロフェッショナルに応える動画性能
品名 | デジタルカメラ | |
---|---|---|
品番 | DC-GH5M2M | DC-GH5M2 |
キット名称 | Mキット(標準ズームレンズ付属) | ボディ |
メーカー希望小売価格 | オープン価格 | |
発売日 | 6月25日 |
パナソニック株式会社は、マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ DC-GH5M2を6月25日より発売します。
当社マイクロフォーサーズ機のハイエンドモデル「GHシリーズ」は2009年の発売以降、プロフェッショナルの撮影現場でも活用いただける動画撮影性能を備えたモデルに進化し、仕事や趣味撮影で多くのクリエイターにご愛顧いただいております。本製品は、一眼カメラとしての基本性能の進化はもちろん、昨今の動画投稿や動画配信の需要加速、高速・大容量・低遅延などが特長の5G通信網の整備を受けて、動画撮影やライブ配信をより一層便利に楽しめる製品に仕上げました。
本製品は、LUMIX初となる無線ライブ配信機能を搭載しています。高速通信に対応したスマートデバイスと本機をテザリング接続することで、専用アプリ「LUMIX Sync」を使って手軽にライブ配信(※1)をお楽しみいただけます。パソコンとの有線接続による一般的なライブ配信と異なり、有線ネットワーク環境が無い屋外などでも一眼カメラならではの高画質な映像配信が可能で、動画配信サービス等で一眼カメラを活用したライブ映像のバリエーションや使用用途が広がります。
高い撮影表現にお応えすべく、基本性能では、エンジン等のキーデバイスの刷新や、LUMIX Sシリーズで培った最新技術を搭載しました。さらに、放熱構造の改善により、カメラのオーバーヒートを抑制し、ライブ配信や動画記録の際に時間無制限(※2)で撮影を続けることが可能です。また、プロフェッショナルの映像表現の幅が広がるCinema4K 60p 10 bitやCinema4K 30p 4:2:2 10 bit記録に新たに対応しました。V-Log L搭載で、グレーディング耐性の高い10 bit Logの映像をカメラ本体で記録できます。
当社は、動画撮影を幅広く楽しみたいクリエイターから、高度な映像制作を行うプロフェッショナルまで、幅広いワークフローに対応可能な新時代のミラーレス一眼として本製品を提案します。
LUMIX・ムービーご相談窓口
フリーダイヤル 0120-878-638(受付9時~18時)
スマートフォンなどでは難しい、大きなセンサーのミラーレス一眼だから可能な高画質、ボケ味、暗所での高感度撮影による高品位なライブ配信(※1)を実現します。また撮影時間無制限(※2)を実現する優れた放熱設計と大容量バッテリー(※4)、USB給電・充電(USB Power Delivery対応)により長時間の配信が可能です。
LUMIXとして初めて搭載した無線ライブ配信機能により、場所を選ばず手軽にライブ配信(※1)をお楽しみいただけます。従来、ライブ配信では専用のパソコンや追加機材が必要でしたが、本機はスマートデバイスとテザリング接続することで、ミニマルな装備でライブ配信(※1)を開始できます。気軽に本機を持ち出して、屋内外さまざまなシーンで、自由度の高いライブ配信(※1)を行うことができます。
本機とスマートデバイスを無線接続し、パナソニックのスマートデバイス専用アプリ「LUMIX Sync(無料)」からライブ配信(※1)の操作・設定が可能です。YouTube™やFacebookのアカウントにログインして手軽にライブ配信(※1)を開始できるほか、RTMP/RTMPSによるIPストリーミングに対応しているので、ライブ配信サービスへダイレクトに接続することが可能です。LUMIX Sync上で、ライブ配信用のストリームURLやストリームキー、タイトルなどの入力や配信画質設定なども行えるので、かんたんに無線ライブ配信(※1)を開始することができます。また、アプリ上で、カメラの接続先をWi-Fiルーター等に指定することで、スマートデバイスの通信データを使わずに配信を行うことも可能です。
LUMIX Network Setting Softwareをパソコンにインストールすることで、配信サービスのストリームキーや各配信設定をパソコンからSDメモリーカードに書き出すことができます。事前にSDメモリーカードから本機に配信設定を読み込ませることで、スマートデバイスを使わずにスムーズに無線ライブ配信(※1)を行うことが可能です。
ライブ配信状況を確認するため、モニター画面に青枠を表示できます。
長時間撮影で欠かせない大容量バッテリーパック(DMW-BLK22)や外部からの電源供給が可能なUSB給電・充電に対応しています。またカメラ本体が、電力の供給量が大きいUSB Power Delivery規格に準拠しており、バッテリーの消費を抑制しながら撮影を続けることが可能(※5)なので、バッテリー残量が気になる屋外での長時間撮影を強力にサポートします。マイク端子による音声入力はもちろん、別売のXLRマイクロホンアダプター(DMW-XLR1)を使用することでXLRマイクロホンにも対応するので、高音質なワンランク上の配信がお楽しみいただけます。
有線でのIPストリーミング機能(RTP/RTSP)に対応予定です。本機とパソコンを有線LANケーブルで接続(※6)することで、高品位な映像と音声をより安定して配信(※1)することができます。
本機と4G/5Gに対応したスマートデバイスをUSBケーブルで接続することで、より安定したライブ配信(※1)が可能です。
LUMIX TetherやLUMIX Webcam Software(Beta)に対応。パソコンとUSB接続してリモート操作やWeb会議を行うことが可能です。
最新世代のヴィーナスエンジンにより、「C4K/4K 60p 10 bit記録」や最新のAFアルゴリズムを採用した「リアルタイム認識AF」を搭載。高速性に優れたマイクロフォーサーズセンサーとの組み合わせにより、従来機(GH5)からAF性能が向上しています。また、有効画素数約2033万画素のLive MOSセンサーは、ローパスフィルターレス設計によりリアルな解像力を実現しました。またセンサーの表面にAR(Anti Reflection)コーティング処理を施し、逆光の撮影時の反射を抑えてフレアを抑制します。
当社独自の放熱システムとエンジンの省電力化により、時間制限なく(※2)動画を撮影することが可能です。イベントやドキュメンタリー撮影などの長時間の動画収録だけでなく、新たに搭載した無線ライブ配信機能を使った配信においてもオーバーヒートを抑制し、時間制限なく(※2)配信することができます。
新たにAI分野の先進技術であるディープラーニングを応用したリアルタイム認識AFを搭載。一般的な「顔・瞳認識」に加え、後ろ向きの人物の頭部をとらえる「頭部認識」、遠く小さな被写体全体をとらえる「人体認識」に対応。画角により撮影意図をカメラが自動判別し、背景抜けを押さえながらフォーカスし続けます。ディープラーニングの進化と認識処理の高速化により、顔・瞳認識や人体認識の追従性や速度が大幅に向上しています。また動物認識(※7)により動物に対しても高いフォーカス性能を発揮します。
センサーシフト方式の5軸ボディ内手ブレ補正(B.I.S.)は、従来機GH5の5段よりも強力な6.5段(※8)の補正効果を実現します。また、レンズ内手ブレ補正(O.I.S.)を搭載したLUMIX Gシリーズレンズを使用することで、B.I.S.と2軸のレンズ内手ブレ補正と協調する「Dual I.S. 2」により、望遠域までシャッター速度最大6.5段分(※3)の高い手ブレ補正効果をキープすることが可能です。本機は、新たにフルサイズミラーレス一眼カメラ「DC-S1H」で採用した最新の動画用手ブレ補正アルゴリズムを搭載し、映像撮影時に自然で違和感のない手ブレ補正を行います。
本機はLUMIXの絵作り思想「生命力・生命美」を継承し、空と雲が織りなす繊細なグラデーション、水平線まで続く大海原の奥行き感までも忠実に表現。そこにある息吹、空気、歴史といった「感性」がとらえたものまで、しっかりと描き出します。また、静止画から動画まで統一した色設定が可能な10のカラーと4つのモノクロームのモードを搭載。L.クラシックネオ、L.モノクロームS、シネライクD2、シネライクV2、フラットなど、最新のフォトスタイルを搭載し、映像ルックの幅を広げます。
4K 30pやCinema4K 24p 4:2:2 10 bit記録に加え、新たにCinema4K 60p 10 bit記録やCinema4K 30p 4:2:2 10 bit記録に対応しました。従来の4K 60p 8 bit記録に比べ約64倍の情報量を持つ10 bit記録は、グラデーションや微妙なニュアンスの階調を得られるので、編集やグレーディングの自由度を向上させます。また、Cinema4K 30p 4:2:2 10 bit記録時にはALL-Intraに対応し、最大400 Mbpsの高ビットレート記録が可能です。また4:3アスペクトのアナモフィックレンズに対応。4Kアナモフィック動画に加え、6K動画と同等程度の画素数を持つ高解像アナモフィックモード(4992×3744)にも対応し、映像制作の現場に応じてご活用いただけます。
カメラ内で10 bitのLog撮影に対応し、映像編集時に自由度の高いカラーグレーディングを可能にします。V-Log L撮影時に、LUT適用後の映像を外部モニターに表示する「V-Log Lビューアシスト機能」で仕上がり時のルックを確認することができます。またV-Log Lに対応したLUMIX Gシリーズ、V-Logに対応した当社製シネマカメラ VARICAMやフルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX Sシリーズで撮影した動画と組み合わせて、一貫した絵作りの映像編集を行うことができます。
Cinema4K、4K、アナモフィック4K、FHD記録の記録モードで、スローモーションやクイックモーションでの再生が可能なバリアブルフレームレートを搭載。記録するフレームレートを基準より高くすることで(オーバークランク撮影)、再生時にはスロー映像になり、被写体の動きをより印象づけることができます。また記録フレームレートを基準より低くすることで(アンダークランク撮影)、再生時にはクイック効果が得られて、メリハリのある映像表現が可能になります。
新たに、フルサイズミラーレス一眼カメラ「DC-S1H」から様々な撮影アシスト機能を継承しました。
撮影用途に合わせて2基のカードスロットを搭載しました。容量がいっぱいになった際に1枚目から2枚目のSDメモリーカードへスイッチする「リレー記録」、2つのSDメモリーカードで同時に記録する「バックアップ記録」等の設定が可能なので、写真、動画撮影に最適な記録方式を選べます。SDメモリーカードは、UHS-II Video Speed Class 90に対応します。
LUMIX Gシリーズの対応レンズを装着すれば、フォーカスリング操作の回転速度に対して移動量可変でピントを移動する「ノンリニア方式」か、回転量に対して移動量固定でピントを移動する「リニア方式」に切り替えることができます。加えて、リニア方式においては、任意の回転角を選択することができ、撮影者の意図に沿ったピント送りをサポートします。リニア/ノンリニア設定は、対応するレンズのファームウェアアップデートが必要です。なお、ファームウェアについては6月8日公開を予定しています。
●DC-GH5M2の詳細な仕様は、WEBサイトをご覧ください。
https://panasonic.jp/dc/products/g_series/gh5m2/spec.html
以上
記事の内容は発表時のものです。
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