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2017年12月26日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニックグループ(パナソニック株式会社 コネクテッドソリューションズ社、パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社:以下パナソニック)は、このたび株式会社千葉ロッテマリーンズ様「ZOZOマリンスタジアム」の中継用映像・音声制作システムを受注(納期:2018年3月末)し、さらに音声透かし技術による新たな演出も実施する予定です。
<ZOZOマリンスタジアム・外観>
主な納入機器として、放送局、エンターテインメント施設など納入実績のある、パナソニックの放送局用2MEスイッチャー AV-HS6000 1式、144INx126マルチフォーマットルーティングスイッチャー AV-WM7400 1式に加え、他のプロ野球関連スタジアムで運用実績のあるスタジオカメラAK-HC5000を8式導入、その4倍速スーパースロー機能で、スピード感あふれる映像撮影・放送を実現します。
さらに、軽量ショルダータイプP2 カメラレコーダ AJ-PX380と5Ghz無線伝送装置との組み合わせで、スタジアム内のあらゆる場所から臨場感あふれる映像をお届けすることを可能にしました。
パナソニックのシステム導入により、千葉ロッテマリーンズ様のニーズであるファンエンターテイメントの具現化をローコストで実現し、野球中継の醍醐味のさらなるアップに貢献します。
スタジアム空間のさらなるエンターテイメント性向上と新たな演出、観戦体験の提供を目指し、音声透かし技術を活用した取り組みの実証を千葉ロッテマリーンズと共同で実施する予定です。今回納入予定の音声透かし技術は、エヴィクサー株式会社製の音響通信Another Track(R)です。
音声透かしでは既設の音響設備を用いて一斉同報通信を実現。千葉ロッテマリーンズの公式アプリ「Mアプリ」をインストールしたお客様のスマートフォンに対して、スタジアムの音響設備から動作トリガー(可聴域もしくは外の透かし入り音)を送ることで、手元のスマートフォンにインタラクティブな演出や様々な情報提供(内容検討中)が可能になります。プロ野球チーム(万人規模施設)の公式アプリへ常設システムとして採用いただくのは、日本初(2017年12月26日現在、当社調べ)となります。
今後もパナソニックでは2020年に向けて、今回の受注・納入、実証、運用を通じてさらなるスタジアム・エンタテイメントソリューションの高度化、価値向上に取り組んでまいります。
Another Track (R)は、「暗号化したデータを埋め込んだ特殊な音(透かし音)」やデータベース上に保存されている音(音源)の「特徴点(フィンガープリント)」をスマートフォンやスマートグラス、ロボット端末などのデバイスが自動認識することで、そのデバイスをリアルタイムにコントロールできる音響通信ソリューションです。
「透かし音」が流れると0.1秒以内にデバイスで認識されるため、スタジアムでリアルタイムに配信できます。また、電波のない環境や機内モードでもデータを伝達できることや専用の音響設備が不要であるため、一度に多数の利用者が集まる場所で一斉同報通信が可能となります。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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