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2017年7月13日
サステナビリティ / プレスリリース
パナソニックKWNグローバルコンテスト2017
コンテスト18の国と地域26学校の各国代表を東京に招致、
「KWNグローバルサミット2017」を初開催
パナソニック株式会社は、世界各国の小中高校生を対象にビデオ制作を支援する教育プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(以下、KWN)」の2017年グローバルコンテストの審査に向け、各国のNo.1作品となる26作品を決定しました。そして、コンテストで各国No.1となった18の国と地域26学校の代表約100名を東京に招致し、8月1日~5日の期間で「KWNグローバルサミット2017」を実施します。KWNプログラムとしてサミットを開催するのは今回が初めてです。この会期中の8月4日に「KWNグローバルコンテスト2017」のグランプリを発表します。
「KWNグローバルサミット2017」は、世界がより一体となる姿勢が求められる昨今の世界情勢を背景に、次世代を担う子ども達が相互理解や共生の考え方を踏まえながら、グローバル視点で社会課題を捉え「未来を共に創る」機会の提供を目的とした次世代育成の取り組みです。世界18の国と地域から招致する約100名が東京に集結し、5日間の活動を共にしながら、「未来を共に創る」ために取材活動やディスカッションを行います。子ども達の「目」で捉え、共に考えたアイディアを「未来社会への提言」という形で8月4日に発表します。これら子どもたちの活動は、KWNのFacebookとYoutubeでライブ配信されます。
KWNはパナソニックが次世代育成支援活動の一環として、現在、18の国と地域で展開している活動です。各参加校へビデオ機材を提供し、制作されたビデオ作品を毎年のコンテストで表彰する参加型教育プログラムで、子ども達自らが企画から取材、撮影、編集までを行い映像を制作します。1989年に米国で始まったKWNは本年で28年目を迎え、累計18万人以上の子ども達や先生が参加。今年は、世界18の国と地域から約5,000人が参加し、343校から作品の応募がありました。作品は、「コミュニケーション」、「環境」、「スポーツ」のいずれかをテーマにした、5分間のビデオで、家族・障がい者・PTSDを題材にした人との交流、世界の環境問題、スポーツの絆など、子どもたちの生活に身近な話題を子どもならではの視点で取り上げられています。今回各国No.1の代表の18カ国26作品は、KWNの公式WEBサイトでご覧いただけます。
・KWNグローバルコンテスト2017特設サイト (日本語)
http://www.panasonic.com/jp/corporate/kwn/contest2017.html
・KWNグローバル (英語)
http://www.panasonic.com/global/corporate/kwn.html
・KWN Facebook (英語)
https://www.facebook.com/PanasonicKWN.Global/
No | 国/学校名/タイトル | テーマ/作品紹介 |
---|---|---|
小学生部門 | ||
1 | <アメリカ合衆国> Rancho Minerva Middle School | コミュニケーション:92歳の米海軍と14歳の移民の親をもつ中学生が、今のアメリカ宛に、家族の大切さと愛国心を表わした手紙を出し、メッセージを伝える作品 |
Dear America | ||
2 | <インドネシア> Al Azhar 17 Bintaro Islamic Elementary | コミュニケーション:制限された一方的な会話やコミュニケーションが、子ども達の学ぶ意欲を失わせることの危険性を問う |
Silent Language | ||
3 | <オーストリア> Private Elementary School Of Franciscan Sisters | コミュニケーション:人生は友達がいた方が楽しい、という友達の大切さを訴えた作品 |
What is important to us? | ||
4 | <カナダ> Ecole Rockingham School | コミュニケーション:カナダ建国150年を学校全体で祝い、愛国心をカードで全員が1枚ずつ表現した合作作品 |
Here's Our Canada | ||
5 | <スロバキア> Primary School with Kindergarten of Rudolf Dilong | コミュニケーション:インタビューとドラマを通して、母親への尊敬と感謝の気持ちを伝えることの大切さを伝える作品 |
My mum | ||
6 | <タイ> Assumption Samutprakarn School | スポーツ:スポーツマンシンップにのっとり、対戦者へも敬意を払うことを主人公が学ぶ作品 |
The Winner | ||
7 | <チェコ> Primary School of Josef Bublik | コミュニケーション:2つの村の出身の学生が先生から、憎しみを超え愛と尊敬をもって宗教や民族の違いを超えることを学んでいく作品 |
Against the hatred | ||
8 | <中国> Beijing Haidian Wanquan Primary School | コミュニケーション:勉強に明け暮れる北京の子供達の悲哀を描いた作品 |
One day of Beijing Kids | ||
9 | <ドイツ> School at Ernst-Reuter-Place | コミュニケーション:様々な国や文化の子ども達が1つの学校に集い、ダンスで言葉を超え一体となることを伝える作品 |
Tell me what you want! | ||
10 | <日本> FC Forca Hahajima | コミュニケーション&環境:小笠原・母島に生きる島の人々が、美しい自然とともにつながっていることを伝える作品 |
Sharing Ties | ||
11 | <ベトナム> Master Hand Children Group | コミュニケーション:テクノロジーの進化によって、日常の両親とのコミュニケーションが不足し孤独を訴える少年の作品 |
THEY TALK TO ME, FINALLY | ||
12 | <香港> Yuen Long Government Primary School | 環境:2077年からの奇妙なメールから、将来の水不足、環境破壊の未来社会を生徒たちが知ることになる作品 |
2077 | ||
13 | <マレーシア> Long Spelling Primary School | コミュニケーション:手にフォーカスした作品で、手は天から与えられた重要な一部で人をつなぐというメッセージ |
THE POWER OF HANDS | ||
中学生・高校生部門 | ||
14 | <アメリカ> Eastlake High school | コミュニケーション:子どもの成長を見守らず、時間を無駄にしてしまった父親と娘についての作品 |
It's Worth it | ||
15 | <インドネシア> Regina Pacis Junior High School | コミュニケーション:世間に対して生きる希望を失った少女は必死に生きる目的を探しながら最後には見出す作品 |
Love Letters | ||
16 | <オーストリア> Ried Polythechnic School | コミュニケーション:ゲーム中毒になった学生が友人や希望の学校に入るチャンスを失ってしまう作品 |
Back to Reality | ||
17 | <オマーン> Indian School Al Ghubra | スポーツ:貧乏ではあるがクリケットが得意な少年は父親の死をきっかけにスポーツで成功することを決めるストーリー、本気で望めば夢はつかめることを訴える作品 |
Legends are not born, but made! | ||
18 | <タイ> Montfort College | コミュニケーション:統合失調症の母を持つ少女のストーリー、少女もまた社会・学校の関係でうつになってしまう作品 |
Dead End | ||
19 | <タンザニア> SWACCO | コミュニケーション:タンザニアのエイズ・貧困、女性差別を取り上げ、教育こそが社会を変える力となることを訴えた作品 |
FURAHA I –I have a Dream-, -One day- | ||
20 | <ドイツ> Wirsberg-Gymnasium | コミュニケーション:映像制作の試練と苦難についてコミカルに撮影編集ステップを描くコメディドキュメンタリ |
Attention Film! | ||
21 | <日本> Fukushima Prefectural Iwaki Senior High School | コミュニケーション:コミュニケーションこそ人と人とを近づける一番の手段であることをセリフなしで表現した作品 |
Open. | ||
22 | <パナマ> Saint Chrisopher Episcopal Institute | スポーツ:スポーツの素晴らしさを、一人の青年を通して伝え障害をのり越えて夢を追いかける大切さを訴える作品 |
7/10 | ||
23 | <ブラジル> Guilhereme Dumont Villares School | コミュニケーション:ホームレスが音楽の世界に出会い、彼の世界が変わることを描く作品 |
Light of Melody | ||
24 | <ベトナム> Alpha Secondary School | コミュニケーション:教育において、子どもたちの表現の自由を訴えた作品、ベトナムの社会事情をふまえた作品 |
The Scribble Picture | ||
25 | <マレーシア> Batu Lintage National Secondary School | スポーツ:障がい者であっても夢を忘れず、パラリンピックのメダルを取り、国に貢献する選手を追いかけた作品 |
PALALYMPIAN | ||
26 | <UAE> Elite Private school | コミュニケーション:戦争や大事な人を失った人がPTSDになりながら、周りの支援の下立ち上がる作品 |
Afflictions |
KWNは1989年にパナソニックの米国現地法人が米国の公立小中学校を対象にビデオ撮影と編集機器を提供し、子どもの視点でニュースを制作するという教育プログラムとしてスタートしました。その後グローバルに展開し、現在では世界の18の国と地域から参加しています。KWN活動の狙いは、ビデオ制作を通じて子ども達の創造性を育てる事にあると同時に、地域社会や世界の環境問題などを取り上げる中で、子ども達の社会意識を高める、作品制作過程を通じたチームワークが育まれるといった教育的価値も現場から報告されています。さらに、世界に広がるKWN参加校のネットワークを生かして、参加校同士の国際交流も活発化しています。
活動のコンセプトは“The World Through Their Eyes”。「子ども達がみる世界」を尊重し、キッズ・ジャーナリストたちの社会に対する「目」を養っています。
北米 | アメリカ合衆国、カナダ |
---|---|
中南米 | パナマ、ブラジル |
欧州 | オーストリア、スロバキア、チェコ、ドイツ |
中近東 | アラブ首長国連邦、オマーン、タンザニア |
アジア | インドネシア、タイ、中国、日本、ベトナム、香港、マレーシア |
以上
記事の内容は発表時のものです。
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