
2023年9月15日
- サステナビリティ
- 特集
- Panasonic GREEN IMPACT
- 環境・サステナビリティ
- テクノロジー
- 共創
- 地域・まち
- モノづくり
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2016年8月29日
サステナビリティ / プレスリリース
リオデジャネイロパラリンピック開催期間に、KWNグローバル表彰式を南米で初開催
パナソニック株式会社は、世界各地の小中高校生を対象にビデオ制作を支援する教育プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(以下、KWN)」の2016年グローバルコンテストの審査を実施し、ノミネート7作品を決定しました。9月のブラジル・リオデジャネイロパラリンピック開催期間に、国際パラリンピック委員会による特別協力のもと、「KWNグローバルコンテスト表彰式2016」を南米で初めて開催し、グランプリ作品を発表します。本コンテストで通常審査いただく教育分野や映像業界の専門家に加え、今年は国際パラリンピック委員会とオリンピック放送機構の方など、9名の方に審査いただきました。
KWNはパナソニックが次世代育成支援活動の一環として、現在、18の国と地域で展開している活動です。各参加校へビデオ機材を提供し、制作されたビデオ作品を毎年のコンテストで表彰する参加型教育プログラムです。子ども達自ら主体的にテーマを選び、企画、取材から撮影、編集まで行っています。1989年に米国で始まったKWNは本年で27年目を迎え、これまでに累計 18万人以上の子ども達や先生が参加しています。
今年は、世界12の国と地域から約5,000人が参加し、371校による作品の応募がありました。作品は、「コミュニケーション」、「環境」、「スポーツ」から選ばれたテーマで制作される5分間のビデオで、家族・障がい者・難民を題材にした人と人との交流、世界の環境問題、スポーツの感動など、子どもたちの生活に身近なテーマを子どもならではの視点で取り上げられています。この度、各国代表作品の中からグランプリノミネート7作品が決定しました。なお今回のノミネート7作品はKWNの公式WEBサイトでご覧いただけます。
パナソニックは、"これからの社会を生きる上で必要な資質・能力"や"グローバル人材"育成の観点から、KWNの活動などを通じて、子どもたち、若者たちが、夢や未来にむかって、その能力と可能性を最大限発揮できるよう応援していきます。
No | 国/学校名/タイトル | テーマ/作品紹介 |
---|---|---|
小学生部門 | ||
1 | <アメリカ合衆国> Prairie View Elementary School (プレイリー・ビュー小学校) | スポーツ: 人々の交流をスポーツを通して描いた作品。小学校の徒競走の試合で、ある男の子が競争相手に勝つために試行錯誤する。ただ彼は、唯一、競合相手が障がい者の弟を連れて試合に臨むことを知らなかった。スポーツでは勝利が全てではなく、人々が協力し挑戦する大切さを伝える。 |
More than a Race (勝者は君だ!) | ||
2 | <香港> Kowloon Tong School (カウルーン・トン小学校) | コミュニケーション: ある小学校の女の子は、父親の帰りを毎日遅くまで待っている。女の子は寂しい思いで毎日過ごしていた。このことを彼女の先生が気づき、彼女を励ます心温まるストーリー。 相手のことを思い、物事をより広い視野で見ることが重要であることを教えてくれる作品。 |
The Bigger Picture (より広い視野で) | ||
3 | <ベトナム> Panatrip (パナトリップ) | コミュニケーション: 貧しい家庭に生まれたある男の子は、いつもお金持ちのクラスメートの生活が羨ましかった。ある日、彼は人生が入れ替わり、ついにその生活を手に入れたことで・・幸せはお金ではなく、家族愛にあることを伝える作品。 |
The Exchange of Secret (秘密の交換) | ||
中学生・高校生部門 | ||
4 | <タイ> Assumption Samutprakarn School (アサンプション・サムットプラカーン校) | コミュニケーション: ある男の子は、ゲームに熱中し日常に関心が無くなる。家族との夕食よりも、パソコンと共に食事をする。学校の授業で集中力を失い、日夜ゲームをすることに埋没。ある日彼は不思議な世界に迷い込み・・・現実と夢が交錯する作品。 |
Missing Games (ミッシング・ゲーム) | ||
5 | <ドイツ> Secondary School Isernhagen (イーザンハーゲン中学校) | スポーツ: ドイツにいる世界の難民を取材。スポーツを通して移民が受け入れられ、社会で一体となることを伝えるドキュメンタリー。あるドイツのサッカーチームでは、移民アスリートを受け入れる。言語と生きてきた社会背景が違う中で、彼らは社会とチームの一員として、スポーツを共通項とし、移民を受け入れる姿勢を描く。 |
Welcome to Germany: How refugees are integrated through Sports Clubs (スポーツがつなぐ難民と社会) | ||
6 | <ブラジル> Colegio Guilherme Dumont Villares (ギリエルミ・ドゥモン・ヴィラリス校) | スポーツ: 3人のブラジル人のアスリートの人生に迫る作品。パラリンピックの水泳選手、世界のスポーツレフリー、若手サッカー女子アスリート。インタビューを通して、彼らが人生で力強く困難を克服・挑戦する姿を伝え、社会の多様性を訴える作品。 |
Divergent views (3人のアスリート) | ||
7 | <ベトナム> HNUE High School for Gifted Students (ハノイ教育大学付属高校) | コミュニケーション: ある女の子がオーディオレコーダーを持って草むらで時間を過ごしていた。音楽を聴く訳ではなく、彼女は日常の「音」を聞いていた。世界そのものがコミュニケーションをしていることを忘れがちだが、より耳をすませば、その日常の「ハーモニー」を聞くことができ、日常の素晴らしさを有難く思うことを伝える作品。 |
Symphony of Life (シンフォニーが聴こえる) |
●「KWN」とは
KWNは1989年にパナソニックの米国現地法人が米国の公立小中学校を対象にビデオ撮影と編集機器を提供し、子どもの視点でニュースを制作するという教育プログラムとしてスタートしました。その後グローバルに展開し、現在では世界の18の国と地域から参加しています。KWN活動の狙いは、ビデオ制作を通じて子ども達の創造性を育てる事にあると同時に、地域社会や世界の環境問題などを取り上げる中で、子ども達の社会意識を高める中で、作品制作過程を通じたチームワークが育まれるといった教育的価値も現場から報告されています。さらに、世界に広がるKWN参加校のネットワークを生かして、参加校同士の国際交流も活発化しています。
北米 | アメリカ合衆国、カナダ |
---|---|
中南米 | ブラジル |
欧州 | オーストリア、スロバキア、チェコ、ドイツ |
中近東 | アラブ首長国連邦、オマーン、クウェート、タンザニア |
アジア | インドネシア、タイ、中国、日本、ベトナム、香港、マレーシア |
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。