2020年5月14日

小規模建築物向けに機能をグレードアップ

小型エレベーター「VSシリーズ」を発売

社名変更後初の新製品

小型エレベーター「VSシリーズ」

品名 XLウェルハートVS ウェルハートVS
駆動方式 ロープ式(巻胴式)
最高速度/定員/積載上限 上昇時:毎分20 m、下降時:毎分30 m/3人/200 kg
昇降行程(最大停止数) 10 m以下(4ヶ所)
ルーム内サイズ(間口×奥行×高さ) 最大920(※1)×1450×2000(※2) 950×1150×2000(※2)
希望小売価格(※3)(税抜き) 4,522,000円~ 3,940,000円~
発売予定日 2020年6月1日

パナソニック エレベーター株式会社(以下:パナソニック エレベーター)は、小規模建築物向けの小型エレベーターの新製品「VSシリーズ」を2020年6月1日に発売します。なお、本製品はパナソニック ホームエレベーター株式会社(以下:パナソニック ホームエレベーター)からパナソニック エレベーターへの社名変更後、初の新製品です。

業務用エレベーターと比較して低コストで導入できる小型エレベーターは、従来車いすでの移動が必要な福祉施設や診療所などを中心に導入されてきました。一方昨今では、一定の条件のもと(※4)、教育施設等への設置などの様々な小規模建築物へと導入が増加しており、市場は拡大傾向(※5)にあります。そうした小型エレベーター市場の拡大を踏まえ、当社は2020年4月1日、社名をパナソニック ホームエレベーターからパナソニック エレベーターへ変更。従来以上に小型エレベーターを様々な小規模建築物へ提案していきます。

今回発売する小型エレベーター「VSシリーズ」では、全国各自治体の「福祉のまちづくり条例」に対応できるルーム内奥行が業界最長(※6)1,450 mmの「XLウェルハートVS」と、省スペース設置の奥行1,150 mmの「ウェルハートVS」の2機種を展開。2機種ともに6人乗りの業務用エレベーターとほぼ同等のルーム内広さでありながら、業務用エレベーターよりも省スペースかつ、木造建築物でも専用鉄塔なしで設置できます。また、多くが2階建てである福祉施設などに限らず、様々な小規模建築物へ導入しやすいよう、業務用エレベーターで広く採用されている運転方式「乗合全自動運転方式」を採用。中間階の乗り場には、昇り・降りの2つのボタンがあるため、複数の階でエレベーターを呼び出した際でも効率的に運搬できます。加えて、下降時の最高速度を従来の1.5倍の毎分30 mに高めることで、待ち時間や移動時間を短縮しています。さらにルーム内・乗り場ともに、昇降方向や停止位置が一目でわかる「インジケーター」や、手の甲や肘でも押しやすい40 mm×40 mmの「大型操作ボタン」を標準装備しました。

当社は今後もエレベーターを通じて、「バリアフリーからフロアフリーへ」のコンセプトで、街づくりにおけるフロアフリー化に貢献していきます。

<特長>

1. 業務用エレベーターと同様の操作性の実現と下降時の最高速度向上により待ち時間や移動時間を短縮

2. 専用鉄塔なしで木造建築物にも設置可能

3. 見やすい「インジケーター」と使いやすい「大型操作ボタン」を標準装備し、各種オプションを準備

  • ※1:床面から400 mmまでの間口寸法は814 mm、床面400 mmから天井までの間口寸法は920 mm
  • ※2:踏込み部分を含む寸法です。なお、ルーム内奥行き最大寸法は、建築基準法上の寸法とは異なります。
  • ※3:メーカー希望小売価格は、エレベーター本体(標準装備)と参考据付費の税抜価格を足した額です。「メーカー希望小売価格」以外に、「諸官公署等手続費」が別途必要です。建物側工事費は含まれていません。オプション装備品は含まれません。遠隔地費用は除きます。
    その他、メンテナンス契約料金が継続的に必要です。
  • ※4:小型エレベーターは、業務用エレベーターと比べて1日の利用頻度が少ないことを前提として設計されているため、乗り過ぎのおそれのある雑居ビル等には設置できません。また、管理責任者を選定、その管理のもとで使用する必要があります。
  • ※5:一般社団法人 日本エレベーター協会調べ。「昇降機設置台数等調査結果報告」より。2015年の市場全体の出荷台数が1,054台であるのに対して、2018年度が1,286台。
  • ※6:「XLウェルハートVS」について。国内の小型エレベーター業界において。2020年5月14日現在、当社調べ。

【お問い合わせ先】

パナソニック エレベーター株式会社 事業企画担当
電話:06-6908-1131(代表 受付9:00~17:30)

【特長】

1. 業務用エレベーターと同様の操作性の実現と下降時の最高速度向上により待ち時間や移動時間を短縮

小型エレベーターの多くは、エレベーターの利用頻度が限定的かつ、多くが2階建てである福祉施設等での利用を想定し設計されており、乗り場のボタンは呼びボタン1つのみで、ルーム内の行先階ボタンを優先する運転方式が採用されています。そのため、後から乗り場呼びボタンを押した人の待ち時間が長くなってしまう場合がありました。今回発売する新製品は、3階建てや4階建ての小規模建築物での利用を想定し、業務用エレベーターと同様の運転方式である「乗合全自動運転方式」を採用。中間階の乗り場には、昇り・降りの行先を指定する2つの呼びボタンがあり、エレベーターの昇降方向と同じ方向への呼びに優先して応答するため、複数の階でエレベーターを呼び出した際に効率的に運搬することができるようになり、利便性が向上しました。

また、下降時の最高速度を従来の1.5倍の毎分30 mに高め、最大30%程度の時間短縮(※7)を実現。4階から1階への移動の場合でも素早いフロア移動が可能です。

  • ※7:当社従来品との比較。2020年5月14日現在 当社調べ

■操作された順番が2階→3階の場合

操作された順番が2階→3階の場合

■下降速度20 m/分と30 m/分の比較

下降速度20 m/分と30 m/分の比較

2. 専用鉄塔なしで木造建築物にも設置可能

通常、業務用エレベーターを木造建築物に設置する場合は、エレベーター専用鉄塔の築造が必要です。当社のすべてのエレベーターは、エレベーターにより発生する荷重が小さく、専用鉄塔を築造せずに、構造躯体に直接設置することが可能であるため、建築工事費を抑えることができます。

3. 見やすい「インジケーター」と使いやすい「大型操作ボタン」を標準装備し、各種オプションを準備

ルーム内・乗り場ともに、昇降方向や階数の他、緊急時にメッセージを表示する「インジケーター」を標準装備。また、乗り場呼びボタンやルーム内の戸開ボタン・戸閉ボタン・階数ボタンには手の甲やひじでも押しやすい40 mm×40 mmの「大型操作ボタン」を採用。また、文字が大きくコントラストの高い照光、触っただけで認識できる凸型の立体形状などのユニバーサルデザインを採用しています。

さらに、オプションには、運転状態に応じて、昇降方向や階数などを音声で案内する「音声アナウンス」や聴覚に障害をお持ちの方でも、外部へ連絡可能な「聴覚障害者対応インターホン」など、様々な機能をご用意しています。

ルーム内大型操作ボタン/インジケーター付乗り場ボタン/ルーム内インジケーター

■標準装備・オプション仕様一覧

標準装備仕様一覧

オプション仕様一覧

以上