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2019年10月4日
製品・サービス / プレスリリース
伝統工芸とデジタル技術の融合による五感や記憶に響く体験価値
開化堂にて100台限定発売
品名 | ワイヤレススピーカーシステム |
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品番 | SC-KKL01 |
メーカー希望小売価格(税抜) | 300,000円 |
発売日 | 11月8日 |
販売台数 | 開化堂にて100台限定 |
パナソニック株式会社は、京都の手作り茶筒の老舗「開化堂」と、手のひらで感じる音の響きや、時の流れとともに変わる表情を楽しむという、心豊かな体験を生み出すワイヤレススピーカー「響筒」(きょうづつ)を共創しました。11月8日より開化堂にて100台限定で販売し、このうち30台に限り、10月5日から先行予約を受け付けます。
2015年から、当社の家電のデザイナーが、京都の伝統工芸の継承者とともに、日本の感性とモノづくりの原点を探り、未来の豊かなくらしを実現する新たな家電を研究する共創プロジェクト「Kyoto KADEN Lab.(京都家電ラボ)」に取り組み、さまざまなプロトタイプを開発してきましたが、商品化するのは今回が初めてです。プロジェクトのコンセプトである「Electronics Meets Crafts:」が示すように、開化堂の匠の手仕事による唯一無二の茶筒と、パナソニックのデジタル技術を精緻に融合させることで、五感で楽しむ新たな音楽体験を実現しました。
響筒は、オリジナルの手作り茶筒にワイヤレススピーカーを搭載したもので、手のひらで音の響きを感じる新しい体験をもたらします。開化堂の茶筒の特長である極めて高い密封性を生かすべく、蓋の開閉の瞬間と音のON/OFFを連動させることにより、蓋を開けるとまるで茶葉の香りが広がるように音が立ち上がり、蓋を閉じる際は、蓋が重力に従ってゆっくりと落ち、上品に音をフェードアウトさせます。モノを大切に扱う日本の感性を宿した美しい所作とともに豊かなひとときを味わうことができます。外装の真鍮素材は、手で触れた時の滑らかな触感に加え、経年変化により、触れれば触れるほど、色合いや光沢が増していきます。移りゆく時の流れとともに表情を変え、自分だけの逸品に仕上がっていきます。
当社は今後も、豊かな体験価値をもたらす新たな家電の創出に挑戦していきます。
商品お問い合わせ窓口
メールアドレス:kkl_info@gg.jp.panasonic.com
先行予約・一般販売に関する窓口 株式会社開化堂
電話:075-351-5788
メールアドレス:info@kaikado.jp
定休日:日曜、祝日、第2月曜日
当社の家電デザイン部門では、日本の伝統工芸の根底に宿る、凛とした佇まい、潔さ、美しい所作、繊細な造り込みや、次の世代に伝統を繋ぐ想いや姿勢といった「心」に、最新のテクノロジーを忍ばせることで、未来の豊かなくらしを支え、くらしに溶け込む家電が創れるのではないかと考え、2015年から、京都の伝統産業とともに新たな家電を研究する共創プロジェクト「Kyoto KADEN Lab.(京都家電ラボ)」に取り組んできました。プロジェクトで開発したプロトタイプの数々は、デザインの世界的トレンド発信の場である見本市「ミラノサローネ2017」での「ベストストーリーテリング賞」や、「iFデザインアワード2018」における「金賞」など、国内外で高い評価を獲得してきました。中でも、響筒は一般販売への期待の声が多く寄せられたことから、今回の商品化に至りました。
「五感や記憶に響く体験価値」をコンセプトに、耳で聴くだけでなく、音の響きを手のひらで感じる新たな体験を創造しました。開化堂が精巧を極めて本体の板厚を響筒オリジナルに仕上げた茶筒に、当社がオーディオ分野で培った技術とノウハウによって最適な響き方と音作りを両立したスピーカーを0.01 mm単位まできめ細かに調整して固定。長年の歴史に裏付けられた開化堂の伝統工芸技術と当社のモノづくり技術の融合により、不要な音を発生させることなく心地よい音の響きを手のひらに伝える構造を実現しました。
匠の技術によって精巧に仕上げられた開化堂の茶筒ならではの極めて高い密封性を生かして、蓋を開けると茶葉の香りがフワッと広がるように音が立ち上がり、閉じる際は蓋と胴体の継ぎ目を合わせると蓋が重力に従ってゆっくりと落ち、上品に音がフェードアウトする、新たな音の表現を実現しました。本体には、響筒のために創ったオリジナル音源があらかじめインストールされており、商品梱包を開封後、電源を入れて、初めて蓋を開けた瞬間から音楽を楽しむことができる、オルゴールのような機能も有します。音質にもこだわり、独自開発のDSP(Digital Signal Processor)で、低音から高音まで広帯域で自然な、聴きやすく優しい音を実現。バスレフポートで低域を強化するとともに、スピーカー上部のディフューザーで音の広がりを持たせました。
真鍮素材特有の滑らかな手触りと美しい光沢は、触れれば触れるほど徐々に濃い飴色になり、使い込むほどに愛着がわいてきます。本体底面には本革を採用し、本革の風合いの変化も楽しんでいただけます。また、付属の充電台に本体を置くだけで充電が可能な非接触給電方式を採用。ケーブルに接続する煩わしい所作をなくし、接続端子のない美しい外観を実現しました。充電台にも本体同様の真鍮と本革を採用し、充電時も凛とした佇まいを演出します。
明治8年に創業以来、「簡」にして美、「用」にして美をモットーに一世紀を過ぎた今もなお一貫した手づくりで茶筒を届けています。
商品:茶筒、珈琲缶、パスタ缶(各銅・ブリキ・真鍮)等
代表取締役社長:6代目 八木隆裕
住所:〒600-8127 京都市下京区河原町六条東入梅湊町84-1
ホームページURL:http://www.kaikado.jp
品番 | SC-KKL01 | |
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スピーカー | 形式 | 1ウェイ1スピーカー、バスレフ型 |
接続端子 | DC IN | 〇(充電台) |
Bluetooth® | バージョン | Bluetooth® Ver 4.2 |
出力 | Class 2 | |
プロファイル | A2DP(SCMS-T非対応), AVRCP | |
対応コーデック | AAC, SBC | |
通信方式 | 2.4 GHz Band FH-SS | |
見通し通信距離 | 約10 m | |
システム | 総合電源 | 本体:内蔵電池:DC3.6 V (750 mAh) Ni-MH電池 充電台:USB micro B、DC5V |
外形寸法 | 本体:φ80 mm×91.5 mm 充電台:φ80 mm×13.5 mm |
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質量 | 本体:約500 g 充電台:約110 g |
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。