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2019年9月17日
企業・経営 / プレスリリース
異業種共創で、分野横断の先進的まちづくりの実現とデータ起点のくらしサービスづくりを目指す
パナソニック サスティナブル・スマートタウン第3弾、関西初展開
パナソニック株式会社と社会課題解決に向けた先進的まちづくりの取り組みを進める13社は、「Suita サスティナブル・スマートタウン(以下、Suita SST)」のまちづくり構想を策定しました。「Suitable Town for Fine Tomorrows」をコンセプトに、異業種が相互に連携し、分野横断で様々な取り組みを進めていくとともに、タウンデータを活用した新しいサービスづくりに挑戦していきます。吹田市は、Suita SSTのまちづくりを契機に、近隣で進める北大阪健康医療都市(以下、健都)※1を中心とした健康・医療のまちづくりや環境先進都市の取り組み等をさらに推進し、街の魅力向上を目指していきます。
Suita SSTは、パナソニックが進める「サスティナブル・スマートタウン」の第3弾プロジェクトであり、パナソニックの工場跡地を活用したまちづくりの関西地域初展開となります。敷地面積2.3 haに、多世代が住まい集い交流する街区として、ファミリー分譲マンション、シニア分譲マンション、単身者共同住宅、ウェルネス複合施設(サービス付き高齢者向け住宅、認知症高齢者グループホーム、在宅介護施設、学習塾、認可保育所)、複合商業施設、交流公園で構成されます。
エネルギー分野では、エリア一括受電と卒FIT電気の活用、非化石証書の利用で、街区全体の消費電力を実質再生可能エネルギー100%で賄う日本初の「再エネ100タウン※2」を目指すとともに、住宅、EVの蓄電池や先進ガス機器も活用し、街全体でレジリエンス向上を図ります。セキュリティ分野では、高度な画像認識技術やロボティクス技術等の積極導入と街の見守り拠点を設置することによって、安心・安全とホスピタリティの両立したタウンセキュリティモデルの構築を目指します。ウェルネス分野では、子どもからお年寄りまでそれぞれの世代を支援する教育・医療福祉サービスを提供するとともに、行動センシング技術を応用した認知症の早期発見・予防・緩和に取り組みます。また、健康まちづくりを支える建築コードの策定とそれに基づく空間創出を図ります。コミュニティでは、多世代が交流するための街の共用機能やヒートアイランド対策を備えた公園等の設置を目指し、街のコミュニティ醸成を担うタウンマネジメント組織の設立を検討します。
そして、生活者一人ひとりのくらしに寄り添った最適なタウンサービスを、最適なタイミングで提供するための基盤「Suitable Town Platform」を、異業種協業で実現していきます。
Suita SSTのまちづくりを通じて、健都と相互連携を図り、地域の価値向上につながる取り組みを推進するとともに、超高齢社会を迎える日本の社会課題解決やSDGsの達成、Society5.0の実現へ寄与することを目指します。
若者からファミリー、シニアまで、多世代が住まい集い交流する街区。住宅総数365戸の他に、ウェルネス複合施設、複合商業施設、交流公園を備えたスマートタウンです。
[所在地]吹田市岸部中5丁目 敷地面積:23,465.80 m2
[スケジュール]2020年春着工、2022年春まちびらき予定
[開発事業者]パナソニック ホームズ株式会社、JR西日本不動産開発株式会社
[施設構成]
-ファミリー分譲マンション 戸数:100戸 8階建 敷地面積:約3,920 m2
-シニア分譲マンション 戸数:126戸 8階建 敷地面積:約3,780 m2
-単身者共同住宅 戸数:73戸 6階建 敷地面積:約800 m2
-ウェルネス複合施設 7階建 敷地面積:約2,144 m2
サービス付き高齢者向け住宅 戸数66戸 認知症高齢者グループホーム 在宅介護施設 学習塾 認可保育所
-複合商業施設 4階建(1階・2階店舗)敷地面積:約9,160 m2
-交流公園 敷地面積:約1,400 m2
Suita SSTは、パートナー共創型のプラットフォームを構築していきます。様々なタッチポイントからくらしを理解し、パートナーのサービスを生活者一人ひとりに寄り添った形で提供し続けることで、より自分らしい「アップデータブルなくらし」の実現を目指します。
吹田市が近隣で進めている北大阪健康医療都市(健都)等との相互連携により、今後地域全体の価値向上に繋がる取り組みを推進していきます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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