2024年11月15日
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2019年8月30日
製品・サービス / プレスリリース
観光立国の実現のため、訪日外国人旅行者数増加に向けて
外国人の出国手続も合理化、厳格かつ円滑な入国審査の拡充を実現
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、社長:片倉 達夫)では、パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、社長:津賀一宏)の社内分社であるコネクティッドソリューションズ社が開発したパナソニック製「顔認証ゲート」を、2017年10月から法務省 出入国在留管理庁様に採用いただき、すでに全国5か所の空港(羽田、成田、中部、関西、福岡)で、計137式を運用されています。
さらに2019年度は、7月24日の羽田空港を皮切りに、新千歳空港(11月中旬運用開始予定)および那覇空港(2020年7月上旬運用開始予定)を加え、全国7か所に追加での66式、計203式の導入と、外国人の出国手続への拡大を図られるところです※1(外国人用の出国手続には合計123式が運用される予定)。
この取り組みは、観光立国の実現のため、訪日外国人旅行者数を2020年に4,000万人、2030年に6,000万人とすることを目指すという政府目標の達成に向けた法務省様の施策の一つとして、顔認証技術を活用し日本人の出帰国手続及び外国人の出国手続を合理化し、より多くの入国審査官を外国人の審査に充て、審査の厳格さを維持しつつ更なる円滑化を図ることを目的とされています。
法務省様では、訪日外国人旅行者数の増加に対応するため、顔認証技術の活用による日本人の出帰国手続の合理化を目的に、2017年10月18日から、羽田空港の日本人の帰国手続において「顔認証ゲート」を3式先行導入し、2018年には、137式へ、その運用を拡大されています。「顔認証ゲート」の利用にあたっては、事前登録は不要で、パスポートのICチップ内の顔画像と、「顔認証ゲート」で撮影した本人顔画像との照合により本人確認を行うことが可能です。法務省様によりますと、これまでの運用において、日本人の旅行者全体の約8割がパナソニック製の「顔認証ゲート」を利用しており、厳格かつ円滑な出帰国手続に貢献しています。
パナソニックの「顔認証ゲート」は、顔認証技術の活用による出帰国手続の合理化の実現に向け、初めての人・高齢の人でも、抵抗感なく間違わない・迷わない「簡単で安心・安全な顔認証ゲートソリューション」をコンセプトに開発しており、その特長としては― (1)長年培ってきたパスポートリーダ技術の深耕に加え、人間工学に基づくユーザビリティ追求により実現した「初心者や高齢者が直感的に使えるゲート装置」、(2)利用者の経年・化粧・表情・画質等に対応し先端技術を駆使した「高性能顔認証エンジン」、(3)実証実験に基づき、限られたスペースに最適な配置ができるよう考慮した「空間デザイン・運用全体設計」 ―の3点があります。
さらに、今回外国人の出国手続への拡大を図るために、法務省様の協力を得て実証実験をかさね、さらなるバージョンアップ等の開発を進め、この度の受注に至りました。
今後もパナソニックでは、2020年とそれ以降に向けた観光立国実現に向け、全国の空海港で行われる出入国手続の円滑かつ厳格な運用に貢献していくとともに、 パスポートと顔認証技術を活用する民間展開も含めた様々なソリューションへの採用を目指していきます。さらに官公庁のシステムのみならず、オフィス向けや流通分野の顔認証システム等の販売など、安心・安全、効率化に貢献する顔認証ソリューションの確立を目指しています。
顔認証技術の活用による日本人の出帰国手続の合理化の実現に向け、初めての人・高齢の人でも、抵抗感なく間違わない・迷わない「簡単で安心・安全な顔認証ゲートソリューション」をコンセプトとしています。
そのために、顔認証ゲートの適切な運用のために必要と考えられる、誤拒否の発生要因の事前排除、不正利用を意図する者への対策、高性能顔認証エンジンを含めた様々な先端技術を駆使するとともに、ユーザビリティ向上等を目的に、大学等の外部研究機関との研究および実証実験を通して、下記を実現しています。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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